PART65 十番町の流れ者

ミスターTです。

しばらくの間更新が止まっていた特攻野郎Dチーム。でも未完では終われないので、今夜から再開します。

E49F608A-B27D-4A64-9D05-9E004CD8C79B
マーロウ)君たち、簡単に僕や新一さんに弟子入りしたいと言うけど、ウチらの現実は簡単に弟子取れるほど正直言ってラクなもんじゃないよ!
服部新一)そうだよ、マーロウさんの言う通りだ。第一、もし仮に君たちを預かって何かあったらウチらの責任になるんだ。どうやら君たちには首に鑑札があるんだから、今から飼い主さんに連絡をすることになるんだから。
?1(白猫))そんな、酷いことを…
?2(紫猫))せめて鑑札を外すことはできないんですか?
服部新一)いいかい、飼い主以外の人が勝手に鑑札を外すことはできないんだ。
マーロウ)そうですよ、とにかく飼い主さんに連絡して、今夜は遅いから明日の朝一で来てもらいますから。
?1、?2)ハァ…
?2)兄ちゃん、僕たちもう終わりなのかなぁ?
?1)とにかく、ここしかアテがないからな。
マーロウ)飼い主さんと連絡が取れた。飼い主さんからは、すぐにでも身元確認に行きますだそうだ。
?1)あーあ、もう終わりだ。
?2)そんな…
〜1時間後〜
マーロウ)君たち、腹は決まったか?
服部新一)とにかく、飼い主さんにはちゃんと謝って、素直に帰るんだよ。
(玄関の呼び鈴が鳴る)
マーロウ・服部新一)ほら、行きなさい。
?1、?2)うん。
〜数分もせずに2匹は戻ってきた〜
マーロウ)おい、どうした?飼い主さんは?
?1)とにかく、飼い主の元には戻らないことにした。
?2)それに、鑑札ってのも外してもらった。
服部新一)ハァ⁈じゃあ、君たちは、本気でここに居座るつもりなのか?
〜飼い主から渡された手紙を読む〜
服部新一)そうか、君たちは十番町の流れ者として邪険に扱われてきたのか。
マーロウ)で、名前が…白猫が兄のヒカルで、紫猫が弟のハヤテなのか。ん?
ヒカル・ハヤテ)どうかしましたか?
服部新一)君たちの身柄を愛と正義が追っているそうじゃないか!
マーロウ)しかも、懸賞金までかかっているとは…
ハヤテ)マズくないですか?これ。
マーロウ)とにかく、ヒカルとハヤテの身の安全が第一だ。もし、ここに愛と正義が来てもなんとかする。
ヒカル)なんとかしてください。
服部新一)あー、まかせな。

その頃、周囲では不穏な動きが止まらない状態にあり、それはDチームにも迫っていた。果たして、Dチームの運命は如何に?

ミスターTでした


カテゴリー: 『特攻野郎Dチーム』〜世界征服への道〜 | 投稿者ミスターT 19:33 | コメントは受け付けていません。