テニススクールのイベントに急遽、助っ人として参加(もちろん所定料金は支払い)した際のことです。
コート3面を使い、12名を適宜分け(25分位毎にペア組合せ交替)、3時間のゲーム練習会でしたが、特に順位決め等はなく、参加者は、大会のようなプレッシャーは、あまりなく、和気あいあいとゲームを行っていました。
その中で、1人、和気あいあいなのですが、凄いボール(剛速球)を打つ方がいました。名前と顔は一致しませんが、何回か、イベントでテニスはしたことはあり、以前は、凄いボールだけど、しのげば、ミスをしてくれるという感触でした。私の対剛速球策は、
①単に速いボールに対しては、面を作り、相手のスピードを活かして、返球する。
②強烈なスピン系のボールに対しては、スライスで返球すると、相手のスピンの順回転を逆に利用して、返球することができる。(スピンの回転を返球すると、そのままスライス回転になる。)
これに対し、その方は、腰を落としたテイクバックが早く完了し、やや下から上へのスイングで強烈に打ちます。感心するくらい、思い切りよく、ラケットを振り切り、スピード+回転+重さ(体重がのっている)で、①②の対策では、上手く対応できず、といって、以前のようなミスもしてくれませんでした。
ストロークの打ちあいで、打ち負け、ネット勝負に出ても、ボレーが決められず、結果、その方が対戦相手となったゲームは、負けてしまいました。下の写真は、軟式テニスのテイクバックの写真で、このイベントとは全く関係ありませんが、イメージ(腰を落とし、素早く大きいテイクバックし、ここから大きく振り切る)は、こんな感じでした。(写真は余裕がないとの記載ですが、私の相手は、ここで余裕を持っていました!)
しかも、その剛速球を打つ人というのが、「女性」です。久しく、これだけの剛速球を、ミス少なく打つ「女性」とは対戦してなく、圧倒されてしまいました。
次回はぜひともリベンジしますが、といって、パワー勝負では、相手の土俵での勝負になる(「女性」でパワー勝負が相手の土俵というものおかしなことですが)ので、あくまで、自分のペースのテニスで、対剛速球対策をしなくてはと思ったイベントでした。