先日、自分が書道を始めたことを書きました。
思うように字が書けず、ちっとも楽しくないことも。
一生懸命臨書するのですが、どうしてもお手本通りに書けません。
時には、お手本を透明シートの中に入れ、その上に半紙を置いてなぞったりもするのですが、臨書になるとてんでダメです。
これは自分の手が、筆に慣れていないので仕方がないことだと思っています。
何度も何度も練習しないと、自分の体は覚えてくれないのです。
家で練習していても嫌になってしまいますが、それでも、これを乗り越えなければ上手くならないことはわかっています。
自分は上手くなりたいのだから、嫌でも練習するしかありません。
他人よりも時間がかかるかもしれませんが、不器用だから仕方ありません。
同様に、テニスもいつも楽しいわけではありません。
正直、楽しいなんてこの3年は思ったことが殆んどありません。
思うようにできなくて、毎日首を傾げ、悩み、嫌になり、辞めたくなりますが、
今まで続けられたのは、指導してくださる方に恵まれたからだと思います。
殆んど褒められた記憶はありませんが、最近、なんとか悪癖が治ってきたようで、時々ですが、「よし 」と言って頂けたりします。
自分が心底めげている時は、察して励ましてもして下さいます。(驚!)
自分のテニスの中で、ここまで厳しく教えていただいたのはこれが初めてです。
学生時代の上級生より厳しいです。
社会人になってからのテニスなんて、甘やかされ放題でしたから、今の指導者に教えていただいた初めの一年は心底辛かったです。
大人になってテニスで泣くなんて、想像もしてませんでしたよ。
おかげで、自分のテニスも何とかサマになってきたような気がします。
昔の化石のようなテニスから、現代のカッコいいテニスに移行できつつあると思います。
楽しく練習して上達できるなら、それに越したことはありません。
でもそんなことって、本人に才能があるなどよほどのことがない限り無理です。
自分には才能も飛びぬけた運動能力もありません。
ナイナイづくしです。
自分にできることは、楽しくないから辞めるか、楽しくないけれど続けるか、だけです。
そして上達したいなら、選ぶ道は決まっています。