先日練習会が終わった後、他の方と雑談をしました。
練習会の反省やら近況やらなどを話して、
自分が、「もう4年目になるのに、殆ど進歩がなくて情けないです。」と泣き言を言ったら、「以前よりも悪くなっていないんだから、いいんじゃないんですか。」と励ましていただきました。
うーん、ポジティブですね。
こんな時、自分に足りないのはこういう考え方だとつくづく思い知らされます。
できないとか、ダメだ、と自分を追い込む前に、「少しでも進んでいるのだから大丈夫」と前向きにとらえることはとても大事ですよね。
他の方と自分を比べても、年齢も体力も違うのですから、同じ土俵の上で考えたって、自分が苦しくなるだけです。
反省は確かに必要ですが、そればかりで後ろ向きに考えていても、前進はありません。
「できる事」の幸せを考えようと思うのですが、すぐにそれを忘れてネガティブになってしまうのは自分の悪い癖です。
いけない、いけない。
優れた指導者に出会えた事。そして見捨てられず教えていただけている事。どっぷり中年にもかかわらず、たいして故障もない事。元気にテニスができる事。自分が知らないことをいろいろ教えていただける事。
自分は努力しているんだから当然だ、なんて傲慢な考え方をしていたら、ダメです。
自分は別に信仰はありませんが、信仰心はなくても「感謝」は忘れないようにしたいです。
自分が元気にテニスができるのは、あとどれくらいでしょう。
今日の帰りに、交通事故に遭うかもしれない。
明日の朝、原因不明の熱を出すかもしれない。
先の事は誰にもわからないんですから、今を頑張る!
これしかないです。