やはりフェデラーは極上のプレイヤーです!
全く力みを感じさせないスイング。にもかかわらずあのスピード。しかも絶妙なコース。
しなやかで流れるような、本当に美しいテニスだと見とれてしまいます。
他の選手は、見ている時に力が入ってしまうのですが、フェデラーにはそれがないです。
男子の試合は、時には「力技」という場面がよくあります。パワーに感動することも多々あります。
でも、フェデラーにはそれを感じないのです。
フェデラーの所だけ、時間がゆっくり過ぎているような、そんな感じを受けるのは自分だけでしょうか。
フットワークも芸術品ですね。
体のバランスを崩さないための、基盤。
あんな風に足を動かせるようになるには、どれほどトレーニングを積んだのでしょう。
フェデラーを見ていると、テニスは体格や力だけではないのだと安堵します。
勿論、フェデラーだって体格に恵まれています。
でも、それでも、テニスはそれだけではないと教えてくれます。
体格的に全く恵まれていない自分は、力技の試合を見るとすぐに、
自分にはこんなこと絶対できない、とか体格に恵まれているからなどと
逃げ口上ばかりです。
そりゃあ、体格に恵まれている方が遥かにラッキーですよね。
背が高ければ、自分なら3歩かかるところを2歩で届くとか、
自分では飛びつかなければならないボールも楽に手が届くとか。
エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ…。
考えればきりがありません。
でも、考えたって仕方ないですよね。
考えたって、悩んだって、解決できることではないんですから。
自分がやらなければならないことは、
今の自分にできることをやるだけです。
体格的にも、肉体的にも劣っていても、
フェデラーのテニスは指針になってくれます。
やはりフェデラーは、自分の憧れです。