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オールサムは、熊本北高硬式テニス部OBOG で結成された社会人テニスサークルです。
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オールサムの歴史
【オールサムの歴史】
1992年(平成4年) トミー会長の元、オールサムスキークラブ結成
2002年(平成14年4月) カツ代表の元、オールサムテニスクラブ結成
熊本北高テニス部OB/OG計8名で熊本市・県テニス協会に登録【オールサムの意味】
オールサム(ALLTHUMBS)・・・全て(ALL)親指(THUMB)=不器用(ぶきっちょ)の意。
英語教諭であるトミー会長が「背中にぶきっちょって書いてびゃんびゃんスキーすべったらかっこよかたい」ってことから命名された。【オールサムTCのビジョン】
ひたすら楽しくテニスしよ!
そして、ぶきっちょな集団が熊本NO.1のテニス集団になろう!!
10年後・・・オールサムテニスクラブは熊本の名門テニスサークルとなっています。過去のブログ
~2009.06.19
https://plaza.rakuten.co.jp/allthumbstc/diary/200702150000/
~2006.02.06
http://blog.goo.ne.jp/allthumbstc
~2005.06.27
http://blog.livedoor.jp/allthumbs/http://s.maho.jp/homepage/8e8898f643b8cb1b/
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一般レベルで「サーブが得意」と自分で思っている人は、どういう基準で自信を持っているのでしょうか。また、「あの人はサーブがいいんだよな」と他人に思われるというのは、どういうことなのでしょうか?
何度かにわたって、サーブについてまとめてみたいと思います。
「サーブが得意」と自信を持てるようになったり、他人に思われたりするのは、概ね『威力があって』『よく入る』ことでいいと思います。そのほかにもありますが「嫌なところを狙ってくる」とか「回転がきつくてすごく跳ねる(滑る)」などだと思います。
サーブに頼りたくても自信が持てない人は、サーブがよくなりたくて練習をしても、「嫌なところを狙って」はフォルトしたり甘くなったりして、「回転をきつくかける」と遅くなるなどでカモられるような気がしてなかなかうまく行かないと感じている人だと思います。
なので、「強めに打っても」「そこそこ入る」なら、サーブは武器になると思っていいのだと思いますし、そこからレベルの高いクラスに入っても、そのあとのラリーで展開を作れるようになることが上達だと思いますから、サーブに関してはプロ並みにならなくても良さそうです。
「強めのサーブがそこそこ入る」
プロ選手でもファーストの確率は良くて7割、5割ていどでも錦織選手は勝っちゃったりしますよね。だから、「絶対入る」じゃなくてもいいんです。
じゃあ気楽だな、じゃなくて、必要な時ほど頼りたいのも、良いサーブですから、狙った通りに打てる時の条件をいくつか挙げてみましょう。
1.ラケットヘッドがよく回っている
2.高い位置から弧を描いて落ちる軌道になっている
3.高さを狙う感覚が必要
4.距離を一定にうつ「型」が必要
5.「型」のためのリズムが必要
…などです。以下に、それぞれについて簡単な解説をします。
1.ラケットヘッドがよく回っている
腕を振ったエネルギーがうまくラケットヘッドまで伝達されたという証拠がヘッドの動きに現れます。薄い握りができていて、プロネーションが自然になされるところでは、腕の構造はラケットを持つとヘッドがくるっと手首を中心に回る形になります。理にかなったフォームであるかどうかは、まずはそこの基準をはっきりさせておきましょう。
2.高い位置から弧を描いて落ちる軌道になっている
ヘッドに最もスピードの出るところでインパクトできる、ということは、物理現象としては腕は運動を止めていることになります。腕の加速運動が終わってからでしか、ラケットヘッドが加速しないからです。そういうインパクトでの打球は、(のちに細かくどういうことかを解説する回を設けて書きますが)ネットを越えて落ちていくような軌道になり、安定して入るようなサーブになっていきます。
3.高さを狙う感覚が必要
サーブは決定力があるオーバーヘッドからのショットですから、良いコースに打っていきたいと思うものですね。しかし、実際にシビアなコントロールを要求されているのは、軌道の「高さ」の方だということに気を向けてみましょう。速いサーブを打って決めてしまいたい、という時ほどネットからあまりマージンを取れないものです。
4.距離を一定に打つ「型」が必要
サーブで決めたいから、なるべく速いサーブを打って、威力で相手をねじ伏せたいものですが、威力に意識があると、後ろから前への運動を強調してボールの速度を上げることだけに注目した打ち方になってしまいがちです。そうすると強く打つほど遠くへ飛ぶようなフォームになってしまいがちですし、3で書いたように、より高さがシビアになって難しいショットになっていきます。
サーブのスピードはインパクトの時のラケットヘッドの速度に依存しますから、腕は前に振っていなくても速度は確保できます。狙った距離に収まるように制御するには、自分のフォームが一定の「型」に入るように作っていく必要があります。
5.「型」のためのリズムが必要
自分に合った「型」を見つけたのなら、それを守るためのルーティンワークが必要になりますし、「型」を見つけたいと思うなら一定のリズムで形を作っていくように意識することが近道になります。細かいことをあれこれ気にして打つよりも、トスの位置はここ、トロフィーポーズはこう、打点でのインパクトの感覚はこんな感じ、という意識すべきポイントをパッパッと短い時間で再現できるようにしていくことで、フォーム自体の再現性が上がり、打球感覚が揃えられるようになることでサーブ自体の信頼性が上がります。
次回以降に、具体的にどんな感覚で打つことになるか、その感覚を得るための練習はどうするのか、ということを何度かに分けてテーマに沿って解説していきたいと思います。お楽しみに!
ライター:永木康弘
テニス歴31年、46歳。フリーテニスコーチ。
専門学校時代に雑誌編集を学び、雑誌社で編集のアルバイトを経験。
テニスコーチとして勤務を続け、41歳で独立。現在はフリーのスクールコーチとして活躍中。
関東・関西の首都圏で行われているジュニア向けのテニスキャンプや、ワンデイクリニックなどを担当。
カテゴリー: スキル・練習
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