1ポイントの重みを理解したら

どうも!
殿です!

前回書いた記事で「テニスの特性を理解する」
で1ポイントの重みを理解したら次は心構え
です。

まずは自分のサーブゲーム

相手の影響を受けずにセンター、ボディー、
ワイドに好きに打てるのがサーブです。
基本相手の苦手な方へ打っていけるため
主導権を握りやすいゲームです。

そしてこのサービスゲームは

「キープするべきゲーム」です。
6ゲームノーアドバンテージの試合の場合
1つでもサーブゲームを落とすとかなり不味い
状況になります。

トスでサーブ権をとった場合2-2までキープした
とします。
そして次のサーブゲームを落とすと

2-3、2-4とブレイクできなければ逆転を許し、

3-4、3-5、4-5、4-6で負けてしまいますね。

なのでサーブゲームはサーブのコースからパターン
をしっかり作って詰め将棋にはめていくような
戦いかたをする必要があり、大会で勝ちたいの
ならばここは必ず何パターンか練習しておくべき
です。

サーブゲームは負けない技術と言われように
このサーブゲームをキープし続ける限りは
6ゲーム先取ノーアドバンテージの試合の
トスでサーブ権をとっていれば負けません。
1-0、1-1、2-1、2-2、3-2、3-3、4-3
4-4、5-4、5-5、6-5

すべてのサーブゲームをキープできれば基本
負けませんが、1セットマッチでは必ず
ブレイクしないと勝てないということに
なります。

また、6ゲーム先取ノーアドバンテージのトスで
リターンを選択した場合も必ず1ブレイクが
必要になってきます。

これでいかにサーブゲームで当たり前にキープ
することが大切で、逆にリターンゲームで
ブレイクすることが難しいか理解できると思います。

そうです。
リターンゲームをブレイクするのは基本難しいん
です。
相手が自分の苦手なコースに上から打ってくるん
ですからこれほど嫌なことはないですね。

なかにはリターンのほうが好きと言うかたも
いますが。

ここでみなさん良くミスすると
「あー」とか「もーー!!」
とかいいますよね!?
自分もそうですが、このサーブとリターンゲーム
を理解するとここでやってはいけないミス
と割りきっていいミスとがでてきます。

このミスの種類と切り替えかたを理解する
だけでこれまたキープの確率やリターンの
ブレイクの確率が上がり、試合での自分の
弱点を練習で克服するための正しい目を
もつことができます。

まずサーブゲームはキープして当然ということ
ですが、良くリターンから攻められるということは
サーブのコースが読まれているか、そもそも
サーブがきいていないのか?
なのでサーブのコースや回転を変えて行って
様子を見ていくことが落ち込むよりも先に
考えなければいけないことです。

次にリターンですが、基本とにかくまず返す
ことが難しいということを頭に入れましょう。
そして最初は
「返せないのは当たり前」
「とにかくまずはサービスラインより奥に返す」
これだけでいいですね。

しかしこれでいいのは2-2までの話。

最初2つのリターンゲームの中で相手のサーブ
を研究、対策を落ち込まずに行うことで、
3回目のリターンゲームでブレイクに挑戦
することが大切です。
なぜ3ゲーム目か?ですが、
試合の中での序盤が第4ゲームまでで
5ゲーム目から中盤。
中盤の頭で相手を崩すことができれば
2-2から3-2、次のサーブゲームで4-2
になります。
そして第6ゲームが終了したら残すは
第8ゲームからの終盤となるわけですね!

長くなったので今日はここまで!


カテゴリー: テニス上達, テニス指導法 | 投稿者殿 21:29 | コメントをどうぞ