最近、師匠から貸してもらっている、ノングロメット・ラケット(ラケットスタジオで開発中の試打用)がお気に入りで、手放せなくなっています。
しかし、借り物。
いつかは別れの時が来るのでしょう。
その日のために…自分のラケット見直しておこう!
というわけで、MANTIS PRO310を使ってみまして、早速ガット切っちゃったんです。
かなり調整して、セルフカスタマイズながら、重い方と軽い方、という分けかたでまあ使い勝手は同じようにできるようにしていました。
持てば、両者の違いは手で感じられる。だけど振れば、ラケットのクセに合わせてこちらが変えることはなく、同じような力の入れかたで、同じようなアジャストの仕方で打点が取れる。
最近、ノングロメット・ラケットの軽さがやっぱり扱いやすさだなと思って、バンパーガードをカットしちゃいました。
バンパーは全部で9gありましたから、カットして残った部分(グロメット部分)を考えれば、4〜5gくらいは落ちたと思います。(未計測)
フレームトップの部分のこの重さは、外したんじゃなくてくっつけたことを考えれば、相当な影響があると思います。
で、そしたら「軽いほう」の一本はなんだかボールに負ける?っていうか押せない?みたいな感覚になって、錘をつけたら随分持った感覚がおかしくなってきちゃいました。
師匠のところに持って行って、計測してもらいましたが、重さで8g違う。
ただ、静止バランスと、スイングウェートはほとんど同じ数値でした。
ちなみに、バランスポイント(静止バランス)で303mm、スイングウェートは270でした。ガット張って、バンパーガードが残っていた時の計測値は、310くらいありましたから、随分違うなって思いました。
まあガットで16gありますから、張って計測するとまた300位になると思います。
さて軽い方のラケットの問題は、数値ではなく感じ方。スイングウェートには差が出ると思ったのですが、バランスポイントも同じで、自分の持った感じでは軽い分トップ寄りに感じる…というのが問題に感じています。
振った感じで差がわかりづらいのですが、グリップからスロートのあたりがスカスカするような感じが、その差といえば差。
ちょっと元グリップをはずして、思ったあたりに鉛を入れてみて、ちょっと考えたいと思います。
で、重い方の使い勝手はすごく良くて、当たり負けがなくて操作性は上がりましたから、師匠から借りているラケットを返すとしたらコッチのラケットに合わせて作った方が良さそうです。