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活動状況をリアルタイム?にちかく報告するとこです

「打ち方」とは戦術のひとつ

テニスの技術にはボールを打つ行為に対して「打ち方」と「打ち返し方」とがあって、微妙にニュアンスがちがいます。

それと、ゲームを考えるうえで、「戦術」と「戦略」という考え方がありますが、これもわけて考えた方が良いと思います。ただし、考え方はもとになるものが一貫していないと役に立たないものですが。

で、テニスはとどのつまりゲームをすることを目的としたスポーツでして、私もそうだし皆さんもそうだと思いますが、「以下にボールをうまく打つか」という命題を抱えていると思います。

で、なぜうまく打てるようになりたいのか、と問われればやはり「そうしないとうまくゲームができないから」となると思います。ね、ここまでで一周議論が回った感じしますよね。

「打ち方」とは「自分なりの打ち方」でいいと思います。そこに多様性があってもなくても、自分の武器はそれでしかない。たとえばナダルもフェデラーもジョコビッチも、ストロークの球種は基本みんなトップスピンなんでしょうが、球質は違いますよね。それってそれぞれの「打ち方」の特徴が影響していると思います。

タイミングの速さや球速に重きを置いているようなフェデラーの打ち方もあるし、スピン量ではだれにも負けないナダルの打ち方も、いくら強く打ってもミスにならないジョコビッチの打ち方も、それぞれのテニスの仕方を象徴するようですらあります。

ちなみに「打ち返し方」は、いかに「相手のショットに合わせられるか」のほうに主題があると思います。重く跳ねるトップスピンを打ち返すときにやっておかなければならない準備と、相手がネットを取りに来たスライスに対応する打ち返し方とは、すこし形やタイミングを変えていかなければならないと思いますが、そういうことでいいと思います。

ステップのタイミングや、肩の入れ方、あるいはテイクバックの位置やめんの向きなどに対応する分の変化をまぜて、なおかつ自分なりの「打ち方」(というリズム)を崩されずに相手のコートに打ち返せれば、コントロールを失わずにラリーができようというもの。

 

その時に、自分の”武器”たる「ショット」はどう使えるか、というのが「戦術」になると思います。いつでもスピードをMAX、スピンもMAX、ライン際をギリギリ狙って会心のショットを決める!なんていう人はおそらく頭が悪いか、ネットの向こうの「相手」とは戦っていないんでしょう。

スピンを増やせばスピードは減ります。スイングのベクトルがスピードのほうに向かないからということと、体格や腕の長さ、重さも関連しますが、急にそういうサイズが上がることがない以上、力いっぱいスピンをかければスピードの成分はその分だけ失われ、スピードを求めればレベルスイングにならざるを得ず、飛距離や高さを使った攻撃はコントロールを損なわれていきます。

ちなみに「他人」にかぎっていえば、あなたよりもスピードもスピンの量もすごいレベルの球を打てる人がいる可能性は十分にあります。体格に勝らなくても技術的な面や関節の可動域や使い方などをうまくすればショットの質を上げることはある程度(期待以上の場合もある)可能だと思います。

限られたコートの広さをうまく使って相手を揺さぶったり、オープンスペースを作り出したりするのに戦い方があって、ラリーを続けながら追い込んでいく必要があります。

一本の会心のショットで1ポイントを奪ったとしても、それを続けていって1セット取れることはまずありません。相手がその戦い方に慣れて、対応するからです。だから今日、あなたのフォアハンドのクロスが絶好調だからと言ってそれだけを狙って打ったとしても必ずエースを奪って決まる、という意味ではないと思います。

ミスをしない程度にしっかり攻める、という「程度」とはどこを指すのか?そういう疑問が常に自分のテニスについて回ります。

こういう文章でいえることは、「できることまでしかできない」ということなんですが、それが問題なんですよね。思い切った決断をするよりも弱気な選択をしてしまうこともあるでしょうし、強気すぎてミスをしてしまうこともあったかと思います。

試合では何をやっても1ポイントずつしか動きませんから、失敗も込みで考え、このセット、あるいはこの試合を勝ち切るために必要な「使える武器」だけを集めておく、というような感じなんでしょうか。

 

 

 

そうすると、自分なりの「打ち方」がどれくらいの精度でどれほど信用があるか、ということを常に練習で計っておく必要があるかと思います。

上手でない、と思っている人は、練習する意味を「上達するため」に感じていると思いますが、十分にボールコントロールができて、自分なりのショットとは何かをイメージできる人は練習を「感覚の確認」に使っているものです。

常に使っているものなら、いつでも取り出せて整備も済んでいるような武器だと思います。常に選択しているショットなら、緊張しているときでも体が先に動くようにいつもの精度でショットを底に運んでくれますから、ラリーのペースを作るまでは相手の出方に注意しながら深く考えずに自分のショットでペースや感覚をつかんでいくべき。

相手のショットが打ち返しにくい、と思っているなら長いラリーをしても自分のペースになる前に相手にやられてしまうかもしれませんし、相手が思い切り打ってくるようでもなんとなく打ち返せる気がするときは相手のことは怖いと感じないはず。

コートの内側に踏み込んでいけるときは攻撃のチャンスになるだろうし、それを相手が打ったショットから判断できるときは、よく相手が見えています。

攻撃しなきゃ、と思って打って中に入ったらスピードのない中ロブに下がらされたりすると、そこで一気にリズムを失うこともあります。

そのショットを使うことで相手の返球リズムが生まれるわけですから、スピードがある人は速いテンポで、高いバウンドのスピンを使う人は相手がぐっと下がってペースが遅いラリーをするかもしれません。そのショットはどちらも相手が攻撃をうまくできないようにしていて、浅くでもなれば自分からコートの内側に入っていける、ということを想定したショットのはず。

打ち方をきれいにするために相手のリズムに巻き込まれる人もいれば、打ち方はバラバラに見えるような対応でも実はリズムが整っていたりすることもあります。

 

自分の放ったショットは、単に「次のショットへの布石」にすぎない場合のほうが多いかもしれません。

自分のリズムを守るために、相手のショットから見て自分のショットをどう使うか?自分なりの打ち方しか参考にならないはずだし、その次のショットへのイメージができるなら最低でも負けにくい感じになると思います。その次が攻撃を自信もってできるようなら決めて勝つこともできるんでしょう。

打ち返し方を考えるときに自分の打ち方で考えるし、打ち返した後のことは相手のイメージをしっかり持てるようにすること。

初めて会う人との試合だと、まず自分のポイントをしっかりとりながら相手に対応していく主題が決まって、それが固まってくるところで「戦略」がきまります。

カテゴリー: 打ち方オタク, 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:58 | コメントをどうぞ

今年もジャパンオープンを

火曜日のことですが、ことしもジャパンオープンテニスを観戦しに行くことができました。いつも招待してくださるお客さんには感謝です。ホントにたのしみで。。。

で、毎年火曜日に行くことになるのですが、今年が違ったのは、有明ではない会場でおこなわれた、ということですね。調布の飛田給駅、味の素スタジアムの隣にある、武蔵野の森スポーツプラザを会場にして、空調の利いたインドアハードコートの試合として観戦できました。

有明にはアウトコートがあって、広場でメーカーブースやキッチンカーを見て回る楽しみとともに、コートをめぐってダブルスを見たり、ランキングが高くなくてそんなに注目を浴びていない選手をオタクだから知ってるので見てみたりする楽しみがあったのですが、今年はアリーナ1と2との2面展開で、外のコートがありません。

指定の座席(4階席でした)にずっと居座っていられたのですが、これはこれ…というか、今年の火曜日のカードが?なのかわかりませんが、私にとってはたまらない好カードが見れて、やっぱり行ってよかったなぁと思っています。

到着は14時ころでしたので、ガスケの試合は見れませんでしたが、そのあとガスケはダブルスで見ることができました。今年は金髪ですよね!金髪にひげがすごく似合う。

で、到着した時のカードは、ワウリンカ対テイラー・フリッツ。ついたところでワウリンカの調子のよさが分かるような攻め方で、なにしろボールが浮かない。深いところにスパスパ入って常に優位に立てる展開でした。サーブもよければリターンもよくて、フリッツがかなりレベルの高い応酬を見せますがどうにもならん、という感じでしたね。

今日はもう木曜日なんですが、昨日そのワウリンカはシャポバロフに逆転負け。。。

それでも、ワタシ的には東京でワウリンカが勝つ試合を始めてみることができました。調子がいいときのワウリンカって、一目でわかるんだなぁっていうのがどれだけものすごいレベルなのか、生で見ることができたのは良かったです。私がみるとワウリンカって負けるんですよね。15年にジャパンオープン優勝してるんですけどね。。。(錦織がペールに負けてそのペールと決勝で当たって勝った)

 

そのあとはチリッチでした。お相手はマクラクラン勉と組んで全豪4強に入った時のペアである、ヤン=レナード・シュトルフ。

コイントスのときに、係の女性がネットのところにいて、ベンチからまずシュトルフが。

でけー。

そのあとがチリッチ。さらにでけー!198センチですからね。4階席からでもそのでかさがよくわかります。シュトルフも196くらいあるんじゃないですかね。(情報を見たら合ってました)

シュトルフは、マクラクランもそうですがダブルスでいろいろとペアを変えても強い選手、という印象ですが、今年のグランドスラムは全部に本選出場しています。予選なしだとしたら、ランキングは最低でも90台。それってかなり強いです。去年杉山が40位台行きましたけど、現在が110位台まで行ってるってことは、ある程度勝ち続けられないとキープできないわけですから。

とはいえ相手は第一シードのチリッチ。地力の差はあって当然でしょう。

ファーストセットはシュトルフが速い展開を仕掛けてプレッシャーをかけるも、ことごとく跳ね返すかそれ以上をお見舞いするチリッチが常に優位にいる状態での6-3。チリッチのレベルの高さ、それと初戦からしっかり集中して自分の流れを手放さない姿勢に感嘆の声が漏れます。

セカンドセットも最初のシュトルフのゲームをブレイクで入って、優位は揺るがないように見えました。しかし、その後もブレイクチャンスは訪れるものの、取り切れなくなっているうちに、シュトルフがリターンをミスらなくなり、タフなラリーがみられるようになってきました。シュトルフは前のセットから「無理打ち」しているようにすら見える果敢に強打するスタイルを変えず、とうとうここでチリッチにアジャストしてきた、ということなんでしょう。

5-4リードで迎えた、チリッチのサービングフォーザセットのゲームを、0-40からチリッチが落とします。流れはすでにシュトルフ。おそらく、流れの平均はゆっくりと4ゲームくらい前からシュトルフのほうに傾きかけていて、欲しかったポイントをしっかりとったとか、同時にリターンに手ごたえを感じ始めたとかで、ここで一気に変わったのでは。

セカンドセットは5-7で落とし、シュトルフのものに。

ファイナルセットも同じようにリードして迎えた5-4でキープに失敗したチリッチが、タイブレークまでいってなんと1-7で初戦敗退になりました。マッチポイントでのシュトルフのファーストが速すぎて見えないくらいだったのが、とても象徴的な逆転劇でした。

二つ前の列にいた、小さなかわいい赤ちゃんを抱っこしたご夫婦が、サインボールをゲットしていました。その後の赤ちゃんがご機嫌で、わかってんのかな。。っていう。。。

なにしろこの試合は面白かった。最初シュトルフは120%で打ってるようにすら見えて、「いつも以上」が出なければチリッチに勝てない!という態度と打球。セカンドセット以降、頻繁にではないがネットを取るとダブラーらしい鮮やかなボレーと詰め方で、ラリーを優位に展開できてきたのがうかがえました。ポイントは短いラリーになりがちでしたが、一本をしっかり打つ!という集中がものすごく高まったのが見えたのが、こちらも背中に汗をかくような思いでした。

それからその後のチチパスがやばかった!

すごくリズミカルでカッコいい!でまた片手バックハンドっていう。。。フレンチから注目を浴びる存在になった彼ですが、クレーコーターには見えないスピーディーなテニスと、バックハンドを狙われやすいのを逆に取れるタッチの良さとインテリジェンスがありましたね。相手をすごくよく見てるというか、わかっている。

今年は高い位置から、真横から感染する座席だったんですが、真横ってすごくワタシ的には珍しくて、新鮮でした。ボールのスピードがリアルに見えて、いつも以上に興奮しながら観戦していました。

ダニエル太郎ちゃんを、応援して盛り上げよう、と思うんですが、よいポイントの後にチチパスがさらにグレートなポイントで、太郎ちゃんのミスヒットでうなだれるような感じになると、そこから会場も波に乗れない。。。応援のしづらい?空気でした。私はいつも声を出したりしちゃうほうなんですが、以前に伊藤竜馬選手がワウリンカに勝った時や、アルマグロに勝った時は、有明が一体になって竜馬の応援だったような感じがあったんですが、アレの再現がしてみたかったですね。。。

 

最後に、私の座っていた席から、となりのアリーナ2コートがちょいちょい見えるんですが、ダブルスが始まって、見たかったチョン・ヒョン(前日に敗退)が見れたり、ダブルスのスーパースター(ワタシ的ですが)・クレシを見ることができました!

いやー。。。眼福。

なんだあのバックボレー。めちゃめちゃ反応速い。しかも形が全く崩れない。メドベージェフと組んで負けてしまいましたけど、たぶんメドベージェフのせい(笑)。

シュワルツマンはこのメドベージェフに負けてしまっていたのですが、これまたダブルスで見ることができました。去年は勝った試合を見れたんですが、この日はダブルスでも負けてしまいましたね。だけどアグレッシブによく動いていい試合だった!と思った後のクレシの動きでしたから、やっぱりスペシャリストはちがう。おっかな…っていうくらいネットでのプレッシャーがつよい。

目の前では太郎ちゃんが苦戦していたんですが、となりのクレシのプレーが見えると、感動で笑っちゃう私。。。

 

今年も堪能しました!よかった!

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:20 | コメントをどうぞ

肩甲骨の動きが悪くなってから

もう50歳も目前の私。45歳くらいからまず老眼に気付いて、それから疲れ?の回復にすごく時間がかかるようになって、とくに朝起きて2階から下りてくる時に股関節とヒザがギシギシして手すりにつかまって下りてくる感じ(笑)。

そんな風にしているうちに、左足の付け根の裏側、ハムストリングスの上の方っていうかお尻の下っていうかのあたりが伸びなくなって、前屈する時に痛む。たぶん坐骨神経痛?とかなんでしょう。それと去年の春に肩関節の腱をやっちゃって、鍵盤損傷と診断されました。

サーブが打てなくなる、という恐怖から、なんとかしてコーチとしての役割分くらいは形を保とうとしながらサーブの研究をもう一度やったり、お医者さんに勧められたほかの腱を強くするというトレーニングもちょいちょい意識的にやるようにしていて、とりあえずはデモンストレーションとか、お客さんと一緒にゲーム形式をするときなどは依然と同じ程度のサーブが打てています。

しかし肩の痛みは少なく感じているもののやはりあって、引っかかるというか詰まるというか、腕を上げるときに少しギシっとなるんです。上がってしまえば割と大丈夫なので、腕を先にあげておくフォームにしたりして何とかしています。

今年の春になって、ちょっとトレーナーさんに上半身をみてもらった際に、「ナガキさん、肩甲骨ぜんぜん動かないですね」って言われて「ああ、そうなのか」と改めて認識しちゃいました。

もう1年経っていたんですが、なんとかしちゃってるうちになんとかなっていた部分で自分でできるケアを怠っていたのかなぁと思いました。

肩甲骨は胴体とは直接結ばれていないので、肋骨の上をすべるように動くように出来ています。だから自重をつかって出来る範囲で方の周りのアウターの筋肉をほぐしたり、可動域の邪魔にならないようにストレッチしたりしてみるんですが、改めてそっち方向に痛みが出ないように気遣っていた1年分の凝り固まったものがあると、横っ腹から腰のあたりまで伸びるような気がします。

とはいえ、自分で改めてチェックすると、そういうことをやったとしても腕を上げるときに軽い痛みがあるので、それを嫌ってやっていくうちに、腕を上げておいた形からサーブのフォームに入る方がやりやすくなってきました。

ボール投げが上手く出来ないのは、私の利き腕じゃない方(左)もかなりひどいもんなんですが、肘の位置を高くして、釣り竿のようにしなりながら投げるとそこそこスナップまで繋げて動作できるようになります。

右手のようには動かしても力が乗せられず、速く腕を振ってもボールは力なくふわっと上がってしまいます。

これって要するに、女性の方とかジュニアの小さい子がサーブを打つ時に羽子板のような打ち方になってしまうのも、私の左手の時と同じってことなのかなと。

ボール投げのような動作になれていない、というのは、動きの面に注目するとスピネーション方向への動きが十分になされない、という意味かと思います。

これって上腕部分から方までを上手くひねるような形にして前腕や手首のスナップに繋がっていくようになるものなので、肩甲骨のあたりの動きから関連しているはず。

だから、そこの部分に負荷をかけない、肘を高くキープしておいて肘から先をしならせて強さを出す(絶対的なパワーは少なくなります)と、ラケットヘッドまでの動きの伝達の仕方さえわかってしまえば鋭い当たりのサーブは打てるんじゃないのかな、と思います。

動きに慣れてくればすこし動作する範囲を広げることで、要するに体がなじんでくれれば可動域も少し期待していいかな、という発展の仕方もあると思います。

トロフィーポーズで肘を90度に、というのは大事な項目なのかもしれませんが、そこまでの可動域がない場合にはそれよりも小さな角度で高めに肘を保っておくと打てるのかも。

 

先週くらいから、自分のその可動域に自信がなくなって、肘を上げたらちょっと安定するようになったので、やっぱりそうなんだろうなぁと思っています。

カテゴリー: 打ち方オタク, 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:22 | コメントをどうぞ

リターンの方が強い

一般クラスを見ているとか、ジュニアクラスの選手たちでないレベルの子たちの試合を見ていると、サービスゲームをキープするのは本当に難しいことだなぁと思います。

サービスゲームをいかにキープできるようになるか?というのはもしかしたら一般のテニスプレーヤーの大きな課題となるかもしれません。

 

一方で、リターンがそんなに得意でない、という人もけっこういます。

 

サーブを返球する時に、なにか特別なメンタルにでもなるっていう事でしょうか?

・・・なんて、まるで意味が分からない、という立場で書いているような文章ですが、リターンが不得意なのは私自身だったりしました。

私の場合、試合をして「うん、なんとかいける」って感じられる材料があればキュッと集中しやすかったりするんですが、その材料ってたぶん「サービスをちゃんと返球できること」だと思います。

まあそれはそれで置いておくことにしますが…

 

私はスクールではどちらかというと初心者のクラスよりも経験者のクラスの方が多く担当させてもらっているんですが、そうするとやっぱり最後にはゲーム形式やポイント形式で終わる事になります。

慣れれば慣れるほど、サーブを入れるのに苦労するサーバーに対して、リターンをどこにでも打っていいレシーバーの方が有利になってきます。

ダブルスで、サーブの後をステイする人だと、セカンドサーブになってリターンを強打されるともうどうしようもなくなることが多い。

 

ボールが深かったり、すごく強かったりすると、もうブロックするしかないので、相手がそのまま詰めてくるとか前衛さんが積極的にポーチに来るとかすると早速状況はヤバくなってきます。

かといって真っ向勝負のフルスイングをしてもそんなに鮮やかなカウンターが取れるってこともないんです。

 

サーバーは、シングルスでもそうなんですが、3球目のイメージをしっかり持つべきですね。相手が強めに打ってくるとか分かっているのなら対策のとりようもありそうなもんですし。突然の奇襲とかはやっぱりびっくりすると思いますけど、それって相手の方にもリスクはある。

「入れなきゃいけない」と思うボールほど、置きに行くような死んだボールになってしまうのも相手にとっては美味しいのかもしれません。そもそもリターンの強打だってけっこうリスキーな感じがすると思います。だけど「入れに来る」サーブが一番どの辺にどんなボールがわかって構えていられるショットですから、「よおし、打っちゃおう!」って気になるのもわかりますよね。

打ってくるのなら、ノーバウンドで返す、っていうのも策です。

ようするにサーブ&ボレーをしろってことなんですが、ボールが往復する時間の使い方が出来るようになってくれれば、早くて深い相手のショットが目の前でバウンドしてから返すよりも簡単に思えてくるようになるかもしれません。

これも、「3球目のイメージ」を工夫した結果、といえるかもしれません。

得意になったら常用するのもよし、相手のリズムを崩すための一手として取っておくのもよし。「苦手だからやらない」というのはすぐにばれてしまいますから、練習では普通にできるくらにしておく、っていうのも日々の練習を締めてくれる楽しいキーワードになるかもしれませんね。

リターンを自由に打たせない、ということが出来るか、リターンが何かしてきても対応できる、という所から考えないと、サービスゲームをキープする、というのはむつかしいことの一つになってくると思いますから、よく考えておきましょう!

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 16:55 | コメントをどうぞ

手の中のラケットの動きを感じる

「硬式」テニスでは、手首は固定!と教わったのは中学生のころ。(昭和60年かちょっと前)。公園の広場でチャリンコのサドルの高さをネットにして軟式のボールを打ち合って初めてテニスラケットに触れたころの話です。

なんとなく、高校に入った夏?だかに兄貴にテニスに誘われて、Dマートっていうスーパーで買ってもらった3000円の「american ace」というアルミのラケットが最初の自分のラケットでした。

野球で遊んでいた小学生の時代から、グリップを握った棒状の道具でボールを打つという動きは経験があり、テニスのラケットってなんて軽いんだ、って思っていました。

そのラケットを一年くらい使って、テニス部の友達から譲ってもらった「staff mid」というウイルソンのラケットに持ち替え、とうとうテニスにハマったことを自認する形に。

当時はトップスピンをかける、といえばレンドルかヴィランデルっていうイメージがあったんですが、見よう見まねでかけようと思えばスピンがかかるんですが、どうしても当たりそこねが増えたり、気持ちよくアウトしちゃったりとかで「できることはできるけど使わないショット」みたいなものにしちゃっていました。

まあ部活にも入らないでやっていたんですから、そんなもんなんでしょうけど。

それが大学生になってテニスコーチのアルバイトを始めてからも変わらず、最初に教わった手首をしっかり固定するのとスライスがよくコントロールできるイメージだったので、その時に女性にモテる超かっこいい先輩や、遊びでワンセット戦ってもらったら一点ももらえなかったバイト先の校長先生がスライスオンリーの戦い方で、とてもスタイリッシュでスマートなかっこいいテニスに見えたので、そこから10年くらいはワングリップのスライスのテニスで頑張っていました。

 

今になって改めて知ることになったのは、フェデラーやナダルのように振り抜きよく強打して自由にコントロールできる人は「手首ゆるゆる」で、サーブ&ボレーで繊細なタッチは到底まねできないように見えたマッケンローやエドバーグは「がっちり握って固定」という事実。

硬軟織り交ぜてボールをコントロールできるのは両者ともですが、ストロークで威力のある人って「豪打」なイメージがあるからパワーショットを打つナダルなんか握力が100くらいあるんじゃないの、って普通に思ったりしますがそうでもないらしい。

というわけで(?)スライスメインだった私はがっちり固定の一派で、とくに小指側をしっかり握ることがラケットを握るコツだと思っていました。

トップスピンが扱えるようになったのは35歳過ぎ。ある日突然、なんか「思い切って打っちゃったほうが」いいような気がして打ってみたら感覚よく入ったんですね。

感覚よくっていうのは、しっかり振るのがまるで野球のころのように腕も振っているけどラケットも野球のバットのように加速して、なおかつしっかりスピンがかかって狙ったとおりの弾道で入った、ということなんです。

学生時代からコーチをやっていたわけですし、スライスって多様なショットですからフラットっぽく強い当たりをするところから、ネット際にふわっと落とすようなタッチショットまで感覚さえつけばできるようになるわけです。そりゃあ10数年もそうやって生活していてうまくならないわけがない。

トップスピンは恐怖症というか、どうせ安定しない、と思ってはいたものの、単発でなら打てたんです。だけどゲームの中でそういうショットが欲しいときにやっても緊張もあってたいてい失敗するのでやらなかった、ということ。

ちゃんと練習を積んでおけばよかったし、そういう方向に指導してくれる人に出会ったほうがよかったのかもしれませんね。

ラケットって、振りぬくほどボールのコントロールをリニアに感じられるものだと思います。

あるときに気づいたのは、スピンが十分にかからないと思って動画に取った時のこと。

私のフォアハンドは、いまだにそういう部分がありますがヘッドが落ちないんですね。

薄い握りの経験が長くて、どうしても小指側でヘッドの動きを抑えて真ん中に当てるときの不安を除こうとしている節がありました。

人間、それぞれに「感覚」があるわけで、慣れ親しんだものが使いやすいもの。グリップが太いほうが好きという人もいれば、細くなきゃダメ、という人がいるのもそういう理由だと思います。

ボールとラケットとのコーディネーションが合うところ、というのも体のどこかの物差しを基準にして測っているんだと思います。

今日ではその時よりもスピン量は増やせるし、ラケットの違いもあるかと思いますが、手の中のラケットの存在感も変わりました。

いまは、親指と中指が接するところを中心に、ラケットヘッドが打点付近では走っているような感覚を得ることができます。

手の中では、グリップ側とヘッド側とで相反した方向へ動くのを感じたり、力を加減して助長したりしています。

もちろん、ラケットの動きのためにやっているという感覚ではなく、ネットもアウトもしないボール軌道を生むためにやっています。だからボールをうまくつかんだような感覚を得るためには、という感じでそういうことになっちゃっている、というほうが速いかもしれませんね。

私のラケットは、スイングとラケットの動きがうまく合っていないなぁ、とか無理やりに手首とか指先の動きでラケットをどうにかコントロールさせようとしている人に渡すととても自然な振りになって、貸した人が「!」という顔になることがあります。

そういうチューニングにしている、というのは自分のテニスがコントロールの感覚を持っていてくれるようにしているんですが、すごく腕力がある人とかでなければ女性でも効果があることがちょくちょくあります。

そういうのも、自分のテニスを考えるにしても、他人のテニスを観察するにしても、コーチとしてテニスを毎日やっている私にとっては興味深いことなんです。

カテゴリー: 打ち方オタク, 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:52 | コメントをどうぞ

いや暑いだろう

日曜日はジュニアのイベントレッスンをするようになっていて、毎週ではないんですが、テーマレッスンをして、ジュニアで試合に出始めているくらいのレベルの子が多いですが、サーブだったり、フットワークだったり、コントロール(ストローク)だったりと2時間レッスンを2コマ、やるようにしています。

主催は、「すくすくのっぽ君」という大会で全国的に展開している「すぽ人」さんに協力する形でやらせていただいています。

とくに、サーブは毎回満員になる人気企画。基礎力を見て、段階的に要素を追って出来ていること、出来るようになるべきことを見極められるようなレッスンをしています。

2時間サーブだけで持つ、というのも我ながらなかなか。。。なんて思いますが、現場では個々に8人くらいの子たちを見ながらなので、もう1時間あってもいいくらい。

大人でもサーブを課題にしている方はけっこういそうですが、ジュニア選手たちは形にはなっているけどなかなかサービスボックスに安定して入らない、というまだフォームが固まっていない状態の子が多いですよね。

そういうところのニーズにはあっているんじゃないかと思います。

 

さて、昨日は残暑というにはあまりにも暑い一日で、晴れて風も穏やか、というだけでなく風も南風なので湿気もあるし風自体の温度も高い、という「不快指数」が高い日でした。

午前中から、運動量といえばそんなでもないサーブの練習会で、暑さに耐えられなくなる子が続出。こりゃあ午後の部も考えないとな。。。

ということで、30分ごとにテーマをつくり、段階的にステージを上げることにして、一つ終わるごとに10分間の休憩をはさむようにしました。幸いにもクラブハウスがしっかり冷房の効いたロビーがあり、そこで24時間テレビを眺めながらすこし落ち着くまで休むようにしていました。

今年の夏は本当に暑くて、いままでそういう措置を考えておいても実際にはみんな元気でやり切っちゃうようなことが多かったんですが、昨日のような暑さは今年になって何度もありました。

もっともっと気を付けて、帰宅してから具合が悪くなるような子がでないようにもしていかなければなぁと思った今日この頃です。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 08:34 | コメントをどうぞ

ポイントへの集中のしかた

40代になってからのほうが試合をしているような気がします。といっても年に数回。

マッチ練はコーチ仲間はよくやりますから、ゲームはしています。もともとそんなにガチの試合には出ていませんでした。

とはいえ、負けて悔しい試合は散々あるし、よくこの人に勝ったなぁという試合もあるし、目標にしていた相手から期待以上にゲームをとれた(負けてるけど)、なんていう試合もありました。

自分のスイッチを自分で入れられない、というジレンマも抱えていることはありますが、他人からは「ナガキさんてメンタルが安定していますよね」と見ていて言われるようになりました。

30代半ばまでは、本当に勝てなかった。

自分はメンタルなんて弱くてどうしようもない、と思っていたんですが、どこかのタイミングで何かが変わったと思います。

実生活では、相変わらず「意識しい」で、根本の自分は何にも変わっていないと思います。意識しい、っていうのは、もともと私は目立ちたがりのカッコつけな性格で、人前に出たがる性質があり、それを認めさせようとして何かしらカッコつけて何かを納得させたがるというところがあります。このブログでもそうでしょ?子供のころからなんだと思います。

だから、テニスのゲーム中でもポイントを取れたらうれしくて次のポイントを意識してしまったりして、そんなにうまくないのにもう一回、さっきみたいに気持ちよくポイントを取りたくて(取れるとも思っていて)でミスする。

欲しかったポイントが取れていないとがっかりするだけではなく、それこそ30-15が30-30になっちゃうんですね。気持ち的にはサーブの調子もよくて入る手ごたえがよかったから、同じにやればなんとかなる、と思ってフォルトして、セカンドが甘く入っていきなり防戦になり、守り切れずに決められる、という相手を乗せるようなポイントの取られ方とかします。

そういう時に、ああ、自分はメンタル弱いなぁ、ってつくづく思っていました。

なんにもわかっていなかった頃の話です。

いま、何かが分かっているような話になっていますが、気持ちの切り替えが少しできるようになっただけで、とくに何かが分かったようなことって程でもありません。

でも、当時はなんにもわかってなかった、ということが言えます。

次のポイントは次のポイント。新しいポイントですからその前の結果がよかろうが悪かろうが、きちんと切り替えるべきなんです。

私のテニスはとくに、トータルバランスを求めるところがありますが、実際のポイントはけっこうキラーショット的な、ほんの一球の「いい球」が相手を崩したところを見逃さなければチャンスは結構やってきます。

慎重に、だけど慎重になりすぎないようにしながら

また、リスクを負わなければならないシーンもありますが、できればリスクは低くて勝てる道が欲しい。

そういった相反する事柄をうまいことやりくりできる時には勝てます。

ショットの良し悪しでは結構勝負への影響が少ないと思っています。

ショットがいいときは積極的に相手にプレッシャーをかける、ができなければ自分にプレッシャーをかけることになる(調子がいいぞ、狙ったとおりに打てるぞ、と自分で思っていても、全部がオンラインで狙えるほど上手じゃないから決め球とかをミスする→そして凹む)

ショットが悪くってもひたすら走って走ってポイントをもぎ取ることもできる(コート上を視野を広くしてぜったい取る!という気迫を出す)

 

マイナスに思考することも、プラスに思考することもコート上ではありますね。

どちらからでもプラスに持っていくことができるものですが、要素としてはあってもよい材料がなければ結局自分がノレなくて「いい試合」をしたけれども勝てなかった、なんていう試合もよくあります。そういう時には落ち込まないですけど。だってしょうがないですよ。相手がよかったときとかあるし。

私が試合の時に欲しい材料は、

・リターンが入ること(できればクリーンヒットできる機会が多いか、やっと合わせるようなことがあっても相手がすぐに決めてこないような場合)

・サーブの後の3球目を自分のイメージで打てること

その二つができているときは、確実に勝てる可能性があると自分を信じてプレーできます。

常に自分を評価しながらやっていることは、

・打点に適切に入れるように足がちゃんと動いているか

・打点の感覚はボールをつかんだような感じが残っているか

・ポジションから積極的に動いて取ろうとしているか

というようなことを常に意識しています。

攻めることだけを考えてはいませんし、守ることだけを考えてもいません。

相手が打つ時には、基本守備の構えと範囲の設定。

相手が打ったショットに少しでもゆとりがあれば、踏み込んでいって狙ったコントロールにしてショットを打つ。

相手を崩したり、自分のリズムでネットが取れるときには、すぐさま勝負。

「ちゃんとゲームができている」と感じているときには、相手のテニスに対して上記のようなことができているので、自分にも自信があります。要するに相手をそんなに恐れなくていい。

ちなみに、ポイントのイメージは、毎ポイント最初の一球から自分が勝つイメージで流れを考えます。

当たり前ですが、そんなに具体的には考えない。相手がどこに打つかなんて知らないし、自分がその時に選択を変えるかもしれない。

だけど、サーブをバックハンドに入れたら、つぎにできることはある程度決めておくほうがいいし、相手のサーブを受けるとしたら、リターンを確実に返した後に相手をどっちに行かせるかは考えておきます。

例えば相手のバックハンドを狙いたいと思っていても、バックハンドの方向が開いていなかったり、自分の打ち方がそっちを狙うとすごく狭く感じたり無理っぽく感じることもあります。そういう時には大胆にフォアを狙う。そうすればその次には相手のバックハンド側が大きくあくことになるので、予定よりも一本多く消費しますけど、そこから自分のプランに乗るんだと思って相手のフォアに向けて勝負を仕掛けつつその次にバックを狙えるようなチャンスをうかがいます。

ラリー中に多くのことを考えたり、あるいは迷ったりする時間はありません。あると思っていると結局は真ん中に意思のないボールを打っていたりするものです。

ポイントの前に、相手のバックに低いスライスを打ちたい、と考えていたとしたら、自分ショットを見ながらどうなるか、それで相手が打つとすぐ、「できる?」瞬間的に「いまはムリ!」じゃあ単純にクロスにしっかり打つ!

みたいな感じで考えてはいますけど、それがいいかどうかを評価せずに「ハイ決定!」って言いながら打っている感じです。

それで、低いスライスを打てそうで、相手のバックを狙うゆとりさえあれば「はいチャンス!」っていう感じでまず相手を前のめりにさせて、その次のショットを反対側にできるだけ深く、大きく弾むように強く打ちます。

そうすると届かないか、届いても私のボレーでフィニッシュまで行ける、とかっていうプランが動き始めます。

頭の中にやりたいこと、というか相手にこうさせたい、というプランがあるときにはそれの実行に向けて頭がフル回転しながら連続した動作をしているので、凹んでいるとかそういう暇はありません。

 

 

 

私がこの辺まで来れた最初のきっかけは、「真面目に打つ」ということに気づいた時からです。

それまでは「勝ちたい」だけが頭にあって、ポイントを取った後の自分がどうなるか、または取られた後の自分はどうなるか、それともう一つポイントを「落とした」ときの自分がどうなるかを全く想定しないでコートに立っていました。

ポイントを落とした、というのは相手にとられたのではなくて、自分の簡単なミスや、決めたいところでリスクが高すぎて失敗した、などという自分側の要因による失点です。いわゆるアンフォーストエラー。

プロじゃないので狙ったら外さない、というほど上手くはないです。

かといって、相手のショットをコートに入れられないほど下手でもない。

じゃあなんでいまコートにも入らないショットを打ったんだ!

っていうところで気づきました。その時の相手の方にはいまだに感謝しています。誰だかは忘れましたけど。

相手のショットをちゃんとコートに入るように打てるなら、それを使う以外に勝つ方法はないじゃないか、というところで自分の腹の中にすとんと落ちたんですね。

入るんなら、クロスにしっかりとか、前に入って攻めるようにしながらもしっかり入れておくと、相手はちゃんと崩れてくれます。

ラリーが長引くことを、嫌がってはいけないんだと思いました。

けっこう自分のミスが怖いものなんですよね。そこから逃げようとして無理なショットを打つことになる。それが、相手のショットはそうでもないのに自分がミスをする原因なんだろうと思いました。

 

いま思えば、そこいら辺が原点だったかなぁ

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:21 | コメントをどうぞ

フェデラーの老い?と凄み

自称、フェデラーファンです。これも毎度毎度よく言っていることなんですけど。

だから、錦織のテニスにも魅了されます。プレースタイルというか、スピード感のある展開はこの二人は近いと思っています。

ツアーの中では、じつはフェデラーっぽい人ってあんまりいない。攻撃に特化したプレースタイル。守りも決してレベルは低くないし、なんであんなに積極的にできるのか、プレーを見ている間はしびれちゃって納得しながら「やっぱりフェデラーは強いなぁ」って見ているんですが、相手が有利になる展開になかなかならないんですよね。

だから、フェデラーの試合って見たくなる。

フェデラーがまだ引退しない理由ってのも、過去のチャンピオンからは聞いたことのないセリフが。

「世界中の人が僕を待っていてくれているから」

。。。泣いちゃいますよね。また日本に来てプレーを見せてほしいです。ホント、待ってる。

 

 

 

さて、そんなテニスの神に愛された…いや、神になった男、ロジャー・フェデラーも36歳です。

高校生の頃に私の大好きだったジミー・コナーズも40歳までプレーしていました。

しかし、どう考えてもテニスの世界トップレベルを維持するフィジカルの強度は、30年前と現代ではやっぱり大きく違うと思います。

コナーズの40歳の全米オープンでの活躍もいまだに語り草になるほどですが、フェデラーの2017年、去年のカムバックは到底信じられないものでした。

同時に、ラファエル・ナダルにも。

けがで戦列を離れ、ランキングを落として復活した二人がグランドスラムの決勝に上がってくる。あの全豪は見なきゃいけない試合でしたし、その年の全豪のオフィシャルサイトで生配信があったので、私もパソコンに張り付いて泣きながら見ていました。

マジで、あのファイナルセット3-3からは今思い出しても泣けます。

今年の全豪もフェデラーがなんと連覇を達成し、去年のスタートダッシュがみられるかと思いきや、出場している試合も若干少なくなっているし、もちろん勝っているけど3勝です。

そして今年のウインブルドンでは、一回戦から見ていましたが(今年になって初めてwowowに加入できた)、ボールとのコンタクトが思い通りにいっていないようなシーンが頻繁にあります。

相手をネットに誘うようにしての、狙いすましたようなパスは、ネットに当たったりサイドアウトしたり、オーバーしたり。

昨日は3年ぶりのジョコビッチとの決勝戦。シンシナティも朝から見ていました。

ジョコビッチはクレーコートシーズンで錦織と当たって調子を取り戻し、ウインブルドンであの比類なき強さを取り戻しました。

私は歴代最高のプレーヤーこそロジャー・フェデラーだと信じていますが、歴代最強のテニスをしているのはノバク・ジョコビッチなんじゃないかと思っています。

ジョコビッチには得意なリズムがあって、フェデラーや錦織とのラリーでは攻めてくるボールに対してばっちりなカウンターを合わせながら自分のリズムに持っていくようなところがあります。

対してワウリンカやシモンのように、ジョコビッチのショットに対して大きく下がってそこから鋭いショットを打ち込んでくるプレーヤーにはやや、のびのびした感じが薄くなることがあります。

なので、決勝の舞台で相手がロジャー・フェデラーであることは、ジョコビッチはもちろん序盤に相手をペースに乗せてはいけないという大きな試練がありますが、そこをうまくキープし続けていくと勝てちゃう、というような雰囲気があると思っています。

この試合、フェデラーはリターンから攻め込んでプレッシャーを与えたいところでしたが、ジョコビッチのサーブもよく、ブレイクは1ゲームできたもののその次をセーブすることができずに逆にプレッシャーをかけられたような形になってしまいました。

流れを引き戻すことができず、セービングフォーザマッチのジョコビッチのサーブでは最初のチャンピオンシップポイントでフォアハンドのサイドアウトを犯し、ゲームセットとなってしまいました。

フェデラーの魅力は相手のマッチポイントでもリスクの高いと思われるショットを成功させて観客も私もうなる、ということがよくあったのですが、もちろんそこでそんなに厳しいところを狙う勇気もすごいし失敗することも覚悟したうえで放ったショットだとは思いますが、その日のそのラストショットは、試合の中でも目立ったミスヒットでした。

ジョコビッチのショットに対してタッチが弱くなった?ようなオーバーも多かったし、反応が一瞬遅れるようなシーンもそこここに見られました。

なんとなく、フェデラーも年齢がプレーに表れ始めたのか、肉体的な衰えがこうして出てくるようになったのか、と想像してしまいました。

今までは軽々と振って思い通りに打てていたショットに意識して力を入れないと再現できなかったり、その意識のせいで打点の精度が落ちているのかと。

 

・・・と、そこで考えました。

身体の老いというのは無言で未来からやってきて、気づかないうちに身体に入り込んでしまうもの、だと私は思っていたのですが、フェデラーのようにオフィシャルで見えるところでは懸命に鍛えるところを見せないプレーヤーでも、大会をスキップしたりしている間に厳しいトレーニングを積んでいるはずなんです。

その時に、自分の体が徐々に「落ちて」いっているのは感じるのではないかと。

それもわかっている中でウインブルドンは準々決勝のファイナルセットが11-13でしたっけ?そこまで戦っていける力と、今回のマスターズ1000でも決勝まで勝ち上がっていく強さ。

以前からフェデラーはショットメイクの達人だと思っていましたが、2007年くらいからは「この人はゲームの仕方が異常にうまいんだ」と思い直したことを思い出しました。

なにしろ試合に負けない。

このシンシナティの大会でも準決勝までのすべての試合で自分のサーブはすべてキープしていました。それがどれだけすごいことか。

キープに対する自信。それに対する相手へのプレッシャー。リターンゲームへの集中のしやすさ。そういった試合に対する自分に有利なサイクルを本当にうまく回してこれる、理想のプレーヤーなんだなぁと思いました。

BIG4のトップを走る(戦績的にも、年齢的にも)フェデラーがいつまでもプレーを続けたいと望み、また世界中のテニスファンがそれを望み、というなかで、ほかのBIG4はいつまでプレーを見せてくれ、またほかのプレーヤーがどこで台頭してきてくっきりと差をつけられるようなテニスができるようになるんでしょうか。

それって、フェデラーが進化させたテニス界がまた大きく進歩する機会なんじゃないかと思います。

その瞬間を私もみたい!と思ってしまいます!

カテゴリー: プロ選手オタク, 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:08 | コメントをどうぞ

秋空か

8月17日金曜日は、今年の夏がムシムシ暑くて苦しかったところから一転、カラっと気持ちよく晴れた一日でした。

これを書いている18日土曜日も、朝の気温は20度と、もう高原か!っていう爽やかさ。

・・・と思っていたら、すっかり立秋も過ぎていたんですね。じゃあ空きが近づいてきてるんだなぁ、と。

 

やはり、身体の動きがシャープさを取り戻す感がありますね!

とはいえ、絶賛増量中の私の身体…163㎝にして60キロを越えてきています。危険区域に入ってきた感じがします。だってジャンプするとお腹の当たりが揺れる。。。

ちょっと節制してみたり、レッスンの中で動いてみたり、肩、腰、股関節などの大きな関節をしっかりストレッチするようにしてみたりと生活の中で疲労を溜めずに出来ることは少しずつやっているんですが、少しずつじゃあダメなんですかね。

・・・歯止めが利かない。体重は微増を続けています。

30代半ばくらいでいちど、62キロをマークしたことがあるんですが、テニスコーチに復帰したら半年で8キロ痩せました。そのさらに2年後には52キロ台まで落ちて、げっそりして体力がなくなったことを実感したものですが、たぶん私のベストは今の年齢だったら56キロくらいにしておきたいものです。

頭が坊主で日焼けしていて、太って見えないようなんですが、その56キロくらいの頃の写真をフェイスブックで見つけたら、結構違うな、と。

で、50歳も手前の身体としては老いを感じるようなことも頻繁に出てくるようになりまして、抵抗できない衰えもあるかと思うんですが、まず太ってんのはヤバかろうと。

 

。。。でもねー、毎日外でレッスンしていて、帰ってきてからランニングするとか?ちょっといまのところ想像つかないっていうか…(甘え)

動きの硬さも目立ってきているので、縄跳びとかジャンプ系の動きを取り戻す事と、大きな関節の可動域は放っておけばどんどん狭くなって硬くなってくるのでストレッチは欠かさないようにしたいと思います。

痩せたら痩せたで報告します。。。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 08:53 | コメントをどうぞ

動かし方を体になじませる

プライベートレッスンは、見極め方が結構重要だと思っていて、その生徒さんが求めているものをどのくらいできるようにさせるか、という課題に対して基礎や感覚の練習をどのくらい必要としているか、また、その動作を行うリズムにうまく入れるか、というのが練習したことを実践で使えるようになるかどうかというカギを握るところになると思います。

全体的に大体できていること、のほうが多くて、いくら苦手だからと言っても打ったボールがコートに入るくらいのことはあるわけです。

そのなかに、動作が不安定になる要素が見つけられたとしたら、全体の動きの中にその要素を意識して入れてもらったところに結果が出ればそれでよいものなんです。

ただ、話はそう簡単じゃない。

皆さんそれぞれにボールへのアクセス方法があるものですから、それを見極めてあげることが先でもあるし、そこに癖がある場合は、足を止めて動作の練習をしても全体的に動かしてみると元に戻ってしまうことが多いものです。

とくに、ボールに反応する時間や反応する最初の姿勢というのはけっこう無意識に作っていることが多くて、相手がショットを打った時にまだ時間があるうちにできることなんですが、差し迫った状況でもないのでリラックスして形にしていなかったり、単純にリズムだけを取ろうとしていたり、ボールを見て何かを理解するまで動作が始まらなかったりなど人によって様々。

 

 

 

そうかと思って足の動きを決まった順路を通って最後に欲しい動作を要求すると、ほとんどの皆さんが決まった動作に落ち着きます。

2本の足で動いてスイングすることも体重移動などの役割を必要とするものですから、みんなの動きはそれぞれ似てくるらしいです。

だから、プライベートレッスンで発見したことをグループレッスンにも昇華できることがあって、要素だけを要求すると、こちらの欲しい要素に乗っかってそのうえで自分の個性を出せるようになります。

理想的なフォーム、っていうのはただ一つの正解ではなくて、プレーヤー個人の感覚の上にストレスのない動きがあり、そこにテニス特有の約束事が満足させられていればプレーは途端に落ち着きます。

「テニスのやり方が分かった」という発見につながる要素かなと思います。

「テニスのやり方」なんてすごいむつかしいってものじゃないはずなんですけど、初心者の目線と上級者の目線とでは、やはり風景は違ったように見えるものだと思います。

最初から上級者の目線でコートやボールを把握できる人はおらず、やはり経験をしながら育っていくものですが、意識の違いで全員が経験を経れば上級者の目線に自然になっていくものでもないようです。

だから、動き方はとてもいいのにポイントを取るための動きが皆無だったり、そんなに上手にすべてのショットを打てるわけでもないのに勝負にはめっぽう強い、なんて人がいるんだと思います。

だから、コーチとしてはボールを見てショットを打つ人を観察しながら、どのくらい自分のインパクトに目線や集中を持って行っていて、打ったらその次のショットに備える、というイメージを持っていそうかはものすごく見るようにしています。

チャンスがやってきてコートの中に入ってもボレーに上がっていかない人もいますし、球出しでスタートしたボールをすぐにアプローチしてネットを取る人もいます。

ネットをとっても自分のテリトリーを決めずにまっすぐ突っ込んでくる人もいれば、相手に打たせてからショットを見て飛びつくエリアに柔軟に動ける人もいる。

自分の次の動きのために、相手をどうしたらいいのか、ということはラリーができるようになった最初からできるようになるものではないわけです。

相手のショットを打ち返す競技ですが、技術的に習熟する必要もあるので、ゲームとして勝つためにできることを思いつくのが速い人と遅い人がいるのは当然かなと思います。

ということは、たぶんですが、必殺のショットをひとつ、身に着けられるようにしていけば、それを使うことをいろいろ考えて練習するようになる、ってことでしょうかね。

そういうのがうまいコーチになれるように。。。なるかなぁ。。。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 11:45 | コメントをどうぞ