月別アーカイブ: 2019年2月

第一シード

ここ数ヶ月。。。いや、1~2年?ブログの更新ペースは上がっていませんで、そしたらここの所YouTubeの投稿を始めまして、初心者なせいか?四苦八苦しながら作っている事もあり、よけいにブログはペースダウンしている傾向にあります。

YouTubeのほうは、おかげさまで想定外の好評をいただいているようで、これがまた嬉しいのなんの。ただ、撮りだめできるほど撮影の機会がないもので、この辺もこれから考えて行かないとですね。

さて、自分のことにかまけていたら、全豪は楽しみにしてよく見ていましたが、錦織選手はその間にロッテルダムでベスト4にあがり、ワウリンカと久々の好ゲーム。1セット目がぜんぜんだったので、どうしちゃったかと思いましたが、2セット目を取ってセットオールにし、応援にも身が入りました。

深い位置から重いボールを打ってくるワウリンカに対して、積極的にネットを取るという戦法はとても良いなと思いましたが、パスが抜けすぎましたね。。。ワウリンカがプレッシャーに感じていないんじゃないかくらいの抜きまくりショーみたいな感じ。とくにダイジェストで見ていた私には余計にそう見えた。

でも前に出る積極的な戦術はこれから錦織選手の戦法としてもっと磨かれてくると思います。全豪で初戦に当たった「錦織戦術のコピー」にずいぶんやられましたから、そこからさらにレベルを上げたいという事なんでしょう。

それにしたって、錦織だって去年の今頃はまだチャレンジャーに出て、そのあとニューヨークで優勝するまでランキングは100位くらいまで落ちていたところの、今週6位ですから、本当に世界トップレベルのテニスをいつでも戻せる準備をしていたんだなぁと改めて驚きます。

いままで日本人の男子選手で、そのレベルに達した人を見たことがないものですから、世界のトップレベルのせめぎ合いをポンと調子に乗ったらもうひとケタに乗せてくるあたり、役者が違うと言わざるを得ないですね。

そして、これから始まるドバイではフェデラーよりも上のランカーとして第一シードになるとか。

第一シードだからって優勝できるでしょうっていうくらい甘ければいいんですが、そうもいかないものだとも思います。しかし逆に言えばそこまでの成績が出場選手の中で最も高い選手が第一シードなわけですから、主催者も観客もそして選手たちの中からも「アイツが一番強い」と目されているという事でもありますよね。

大坂なおみちゃんも、もうナンバーワンプレーヤーですから、このランキングでいる以上はでる大会には第一にシードされるわけです。

残っていればですが、ウインブルドンの第一シードとかになるかもしれないんですよね。鳥肌っていうか、ぎゃくに脂汗が出る思いです。そんな日が来るんですね。。。

大坂選手もコーチと決別したことがマスコミで騒がれていますが、そう決定するのって昨日今日決めたこと、ってわけじゃないからそこは袂を分かつことにしたんでしょう。我々が詮索したって戻るわけでもないし、一緒にいるからってじつはバインコーチじゃなければならないってわけでもないのかもしれません。

コートの中ではやはり一人で戦うのがテニス。。。いやシングルスだからですけど、ショットを打つ前にアドバイスが間に合うわけもないですし、選手本人が全ての決定権を持つようでなければ成功もしないはず。

本人も言っているコメントですし、周りの選手たちも共感しているコメントを出していますが、急激に世界が変わって「ランキングが下の方が気楽に挑戦を楽しめた」と言っていますね。それもなんかわかる気がします。

神様じゃないんだから、生まれつきチャンピオンってこともないんですよね。そうなる運命をもって生まれてきたにしたって、驚くと思います。ひたむきに頑張っている時に結果が出ることを夢見るわけでしょうが、現実になった時に左右を見回して不思議な感覚になる事ってあると思うんです。私には経験ないですけど、なんか自分だったら「こええー」って逃げたくなっちゃうと思います。

とくに、彼女のような選手ってことしの全豪がそんな感じに見えましたが、グランドスラムに出ている、っていうだけでテンションが上がっている感じに見えました。

出る大会のすべてに勝って行く、なんていま男子のBIG4がそうでしたけど、それまでのチャンピオンは、アガシにしたってサンプラスにしたって、マスターズ大会の全部に優勝していたってわけじゃないんですよね。なんならフェデラーだって全大会に優勝歴があるわけじゃない。ジョコビッチが初めてらしいですから、勝ち続けるってそうとう難しいと思います。

 

 

とはいえ、男女両方ともそういう大きな大会(ドバイは500)で第一シードが付くわけですから、こちらとしては期待をもって応援したいと思います!

 

 

 

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:22 | コメントをどうぞ

雪でヒマになったので

昔からある「テニスの教え方」に疑問をもつようになって、さらに勉強がすすむようになった…ということがあって現在の私があるわけなんですが、私が最初にテニスって「勉強すれば分かるようになるんだ!」って気づかせてもらったのはJPTA(日本プロテニス協会)のインストラクターの試験を受けるあたりから。

私に教えをくださったのは、当時の上司でもあった先輩コーチ。いまでも感謝しています。

30歳になるころにいちどテニスコーチから離れ、また復帰した時に、その教則であったこともそうだし、あるいはプロ協の勉強すらしてこなかったであろう『テニスの上手な人』が教えるテニスに、ある一方では勉強させてもらいつつ、その背中では疑問が沸き上がっていました。

若いころの私はそういった先輩方のたくさんの例を参考にさせてもらいながら、テニスコーチの技術を盗んでいこうと思っていたので、真似事とかをするわけです。私自身には戦績もコーチとしての実績もろくにないので、そういったところで「背伸び」させてもらうような感じでした。自分も立派なテニスコーチと同じことを教えてますよ、みたいな。

先輩方にはテニスが魅力的な人も、教え方がしっかりしている人も、たくさんいましたから、自分のテニスにも参考にさせてもらったり、またその成功体験をレッスンのコートでお客さんを相手にこんどは教える立場で使わせてもらったりしていました。

だけどね、生徒さんを上達させられていないような、自分がコーチをしていていいんだろうか、とかやはり人様の真似事って、本人さんのほうが力があるんだろうなとか痛切に感じていた時期もあります。

それでちゃんと勉強できないかな、テニスがうまいわけでもないから、何とかして「教え方のうまいコーチ」みたいになれないかな、ってすごく思ってました。

勉強は、結局はすごく長くかかりましたね。。。だっていまだにやってるもん。

40代に入ってから、気が付いたのは

けっこうテニス教える人って、その人のなにがダメなのかをみてるっていう場合が多いんですよね。他人事のように言いますけど、私も確かにそうでした。

なんでかっていうのも、わかるようになってきました。コーチ自身とか、あるいはこうやって勉強してきた中に、「正しいフォーム」みたいな基準をイメージしてあって、それと比べるような見方をしてしまうわけです。

自分が上達するときに、そういう目線でいるってことでもあると思います。

自分だったらこの球をこうやって…っていうイメージで目の前の上手な先輩に置き換えてみると、明らかに上手な人ってやってることが違う。やっぱり引くのがすごく早かったりとか、ボール見てる感じがするなあっていう、言われてきたアドバイスを守っているな、っていう程度のことをみている。

んで、自分はそういうことを参考にさせてもらいながら練習の時に意識して直したらうまくいくわけですね。そういうことを生徒さんにもやらせよう、っていうのがアドバイスになっている。

そのうち、商売なんだから、言い方をちゃんとしよう、っていうことからアドバイスに使う言葉を自分の頭の中のマニュアルに書き込んでおくってことを、生徒さんの打ち方を見ながらタイミングが遅いとか、身体がちょっと開いた、という評価でみて、そのまま伝えている。

 

自分がうまくなった方法だから、それでそういう目線を生徒さんのほうにも作って上げられればやっぱり生徒さんもうまくなる人がいます。

 

だけど、私が欲しかったのはそういうことじゃない。

 

なんでそうやるといいのか、その理由ってどこにもとめればいいの?物理現象なの?それともメンタル?筋肉の動かし方?骨格の使い方?

どれも正解で、どれも不正解でした。当てはまってできるようになる人も、まったく理解できずに不発に終わる人も、同じくらいの数だけいました。

自分に言い訳することになりますよね、数人だけ成果があったら、できないことはできない人のせいでもあるって。

 

確かにそういう面があって、できない人は何を言っても「言葉」では上達してくれない。できるようになる人が持っている要素を、その人が持っていないなら、与えられるようにならないかが挑戦でした。

そして、時間がかかることなんだということをはっきり認識しました。

 

若いころの恩師と思わせていただいている先輩コーチから、私の打ち方をちらっと見て、「ここをこんな風にするんだよ」ってひとこと教えをいただくと、それを意識したらできるようになったんです。

神様かと思いました(笑)。私もあんな風にスパッと見切れてひとことで生徒さんをうまくするようなコーチになりたいって。

二十歳になる前のことですから、テニスのことに興味を持ち始めてすぐだったと思います。生来言葉を使って何かをするのが好きだったこともあって、テニスコーチの「話す」仕事がすごく好きだったと思います。

 

まあ、いまだに話すのが好きなだけで、無駄なことばっかり言葉にしてしまいますが。。。ブログ長いし。

それがとうとう最近では、私の中に力学的な基本と、身体の関節や筋肉のもつ働き方、それとその可動域や動かせる形ってその人の運動経験や日常生活のスタイルによってみんな違うってことが分かりました。

骨格や筋肉の付き方は似ていると思いますが、やはり使う人が使うなりに発達していったり、感覚が芽生えたりするものなんです。そういうなかで、またその人がテニスに対するイメージをどう持っているのかっていうのも関係してきます。

要するにボールをみると、ラケットを振って当てようとする人もいれば、ラケットを当てて飛ばそうとする人もいる。それが同じじゃない。

いま私の目の前でスイングをしてくれて、その力を何に使う力として認識しているのか、そういうところから差があります。

それを見るのがすごく楽しくなっています。見抜こうとして見抜けるものじゃないように思いますが、二人羽織のように一緒にグリップを握ってボールを出してもらい、「こうやって当ててるけど、こんな風にはできない?」ってその差を感じてもらうとやり方が変わる人も、その形でなら再現できたけどボールをどうやって見ているかから説明するのと、これもまた人によって違います。

 

そういうのを、自分の持っている知識の中からどうやって持ってきて紹介して上げるべきか、っていうのをすごく楽しく感じているんです。

ショウルームの接客をしている人って、きっと私のそういうところを分かってくれるんじゃないかと思います。お客様が来場して、ご要望を聞きながら、提案するべき素材をアタマの中で選び、飲食店のメニューのようにお客様の目の前に並べてあげる。それでも自分としては一番にお勧めしたい商品が候補としてあって、狙い通りにそれを選んでくれないかワクワクしている、そんな気分があると思います。

私がテニスコーチをしていて唯一こだわっていることがあるとすれば、「自分のこだわりを持たないこと」です。

んー?いや、それじゃよくわからないな。どこにも「偏らない」ように気を付けるっていうことです。

つまり、テニスってこうするものだ、っていう、テニスの上手なコーチ、あるいは試合で活躍した有名なコーチって「スタイル」みたいなのがあるじゃないですか。「フルスイングする」とか「骨盤の使い方ですべて治る」みたいな。

ああいうのもちゃんと根拠があってそうしているので、素晴らしいと思いますし、私も何か自分なりのものを発見できないかな、って模索していました。

だけど今になってみれば、「ラケット面にボールが当たってちゃんと相手のコートに入る」っていうことにこだわってみれば、もうちょっとだけ広い範囲を自分が見ていられるような気がしてきて、「そういうの(こだわりのメソッド)を追いかけなくてもいい」って思えるようになってきたんです。

その代わり、すべてのことに説明ができるようになりたくて、今でも常に勉強をしていると思います。

 

だから、自信があるのは「お前は間違っている!」なぜなら・・・っていうことを私には誰も言えないだろうってこと。論破する自信があります。どれか一つの打点にとってはより素晴らしいように聞こえることも、別のシーン…例えば全速力で走ってそれができなければ「腰で打つ」なんて説明を「それが一番重要」なんて言えなくなってくると思いますし、打点が高くなったらとたんに力が入らなくなってしまうようなら、相手に「そこには打たないでちょうだい」ってお願いしなきゃならなくなるでしょう。

低い打点ではこう、高い打点にはこう、遠いボールが来たらこうやって打ち返す、ていうことを一つひとつ研究してきて、握り方が薄い人の体の使い方ってこうだけど、厚く握った人ならこうやって動くはず、ていうことも分かるようになってきたときに、それらの共通する項目もあり、握り方やボールへの入り方のスタイルで打てるショットは限られてくることもすぐにわかるようになりました。

そうすると、相手がどんなショットをどこへ打ったか見た瞬間にそれを発動させなければならないんですが、私自身は無意識に近く、無段階に対応が利くところを、はたして「そのボールが打点が高いかどうか」っていう評価ができないときにどうしているのかっていう疑問が出てきます。

空中に、ここから先は打点が高い打ち方で、とかこの基準を越えたら打点が遠いってこと、みたいな基準って作れないですよね。

だから、「対応の利く打ち方」っていうのを見つけられるようにするのがテニスを教えさせてもらう中ではすごく重要なんだなと思いました。

高い打点とか低い打点の説明をそんなにしない代わりに、個々のやり方を覚えて使えるようになっておけば、あとはたいがい応用が利きます、という打ち方を教えられるようになりたい。

もちろん握り方はどんなんでもトップスピンでバシッと決められるようなショットが打てるわけでもないですし、トップスピンはむつかしいけどちゃんとラケットは届く、ていう打点もあるわけです。

テニスって「相手のショットを打ち返す」スポーツですから、打ち返し続けられる人が最強。「狙い通りの良いショットを打つ」喜びを教えられるようになったら、相手がそうしてきたボールを自分の打ち方で見事に打ち返せる喜びも教えられるようになりたいものです。

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:49 | コメントをどうぞ

YouTubeで【サーブ研究会】その1

YouTubeに、swingbuilderとして初めて動画を投稿させて頂きました。
まだまだ知り合いが見てくれる程度のものだと思いますが、いままで自分もちゃんと表現者?みたいなものになりたいと思っていたんですけど、勉強していくうちに勉強した物だけが溜まっていく一方で、ぜんぜんアウトプットしていない事に自分でイヤになっちゃったんです。

「そのうちやるから」みたいな数年を過ごしていくうちに、けっこうもう「ウソツキ」の領域に入ってきちゃってるかも。。。って焦ったので、もう勢いで撮影したものを投稿する事に。

世間にたくさんいらっしゃるユーチューバーさん達みたいなのって、編集ソフトとか使いこなせれば出来るようになるのかも…なんて思っていたんですが、そもそもセンスもない。
しかも、それを考えて妄想にふけっているから時間が足りない事に気づいていながらも進める事をしない。

悪循環でした。

だからなるべくオンコートでちゃんとしゃべって、そのままろくに編集しなくても良いようなものを流れで投稿する方が良かろうと思います。

自分なりに、どこかに偏ることなく、その技術がどういうもので、どんなふうに成り立っていて、どんな感覚になれば使えるようになるのかを勉強してきたつもりです。

なので、順番に並べることも挑戦しましたが無駄だと知り、むしろ人によってニーズがあって引っ掛かって観られていくものだと思うので、あんまり自分で悩むよりも、どんどん出して行った方が良いだろうってことをやっと気づいたんです。

日常のレッスンの時間をどうやって切り盛りしていくかとか、全然考えないで一本目を投稿しちゃったんですが、なんとか週に2本くらいできるようにならないかなって考えています。

最初っからそんなにちゃんとは出来ないかもしれませんが、もうブログも12年くらい?やっているので、こんな風に続けられるようなものになればいいなと思います。

よろしければ視聴してみてください!

 

もし上手くこのページに貼られていなければ、「サーブ研究会」で検索してみてください!

なお、コメント受付中です!

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 08:56 | コメントをどうぞ