月別アーカイブ: 2020年8月

肩、治ったの?

私の利き腕のほうの肩、もう4年くらい前に棘上筋という筋を損傷しまして、そのご切れたらしいです。

以下、どんな経緯で症状だったかを書き連ねますが、現在は普通に打ててたりします(?)なんでかはわからないけど、もしかしたら痛みは少し感じているのかもしれないんですけど、付き合っているうちに打てちゃってます。

腕を下に垂らした状態から、120度くらいあげるところが最も痛く、サーブやスマッシュなどのオーバーヘッド系のスイングを始める、頭の後ろ側にコブシが回る動き(=スピネーション)ができなくなりました。

最初のうち(4年前のころね)はトスアップの時に腕の位置を高くするときが痛くて、それを避けるのに先に腕を上げておいて上から降ろしてトロフィーポーズにするような打ち方で何とかしのいでいました。ところがこれが、軸の位置をうまく落としてくれることになって、力を使わずによいタッチのサーブを打つきっかけを与えてくれました。

ただ腕に力を入れて振るのができないので、そこをどうするかは毎日毎日考えていたりして、それはそれで超楽しかった(笑)。

そうこうするうちに余計に痛くなってきて、ひじを高く、ヘッドを背中に落とす、が徐々にできなくなってきました。何しろそこから力を入れられない。ああもうこれは切れちゃったな、と思いながら整形外科へ。触診、レントゲンなども確認してお医者さんは予想通りの一言を。「うん、切れてるね」ハイ知ってました。

フォアハンドのラケットヘッドが後ろへ行くときの動きも痛みというか、引っ掛かりを感じるように。それまでは肩よりも下の動きは大丈夫だったんですが。

それで去年でした。フォアハンドがいよいよわかんなくなってきた。

コロナ休業の間はほとんどテニスができなくなっていたんですが、その間にいろいろ考えて、試す機会があればボールを打って感覚を確かめているうちに、現在はだいぶ取り戻してきたと思います。

さて、この間に、何があったのか。

120度挙上したときの、カチッと引っかかるような感じのする痛み。レッスン中に生徒さんにボールを渡すときの投げるのもだいぶできなかったくらいでした。

一時期は生徒さんが気が付いてその係をやってくれたりして(笑)。ホントいつも助けてもらっています。ありがたいですよね。

で、人数的にコーチは見ていて声がけだけっていう時間に、コートに装備されている(?)2㎏のメディシンボールがあるんですが、これを真上に持ち上げて、そこで肘を前向きと後ろ向きにぐるぐるひねると、ちょうど痛いところに当たる。

その痛みって、「挟み込み症候群(インピンジメント症候群)」というらしいんですが、この挟まるっていうか、当たるところの引っかかるノッチみたいになっているところを削るっていうかどけるっていうか、何とかなんないかなっていうのが、この2㎏の負荷を挙上した状態で腕を動かすことだったんです。

そのほかに整形外科さんで教わったストレッチやインナーマッスルのトレーニングなんかも続けていましたが、私の実感ではこれで引っかかるところをうまく避けられるようになったのが大きかったです。

上半身をそらせるようにして腕を後ろから引っ張りぬくような派手なアクションでは腕を振れないんですが、無理はしなければインパクトまでの動きをスパッとかるく、ラケットの重さを利用するくらいの動きでサーブを打てるまでになりました。

投球動作も思い切りは投げないのと、スリークォーターよりもちょっと高めにしていたいところを避ければ、ボールを渡すための振りならできるように。

フォアハンドも高い打点でも先に肩を作っておけば大丈夫になり、付き合い方が徐々にわかるようになってきました。。

一時期は手術するしかないのかな。。。って悩んだ時期もあったんですが、半年以上テニスができなくなると聞いてどうしてもそこは通れなかった。

サーブのフォームは変わってきました。全体の動きというよりも、肩から見て腕のポジションをナチュラルにはできないので、約束の形にする程度ですが、ラケットとボールのことはだいぶ勉強してきたおかげで、年齢的に50でこのくらい打てればまあ使えるんじゃないの程度のサーブは維持できています。

サーブも動画撮ったりしていまは使っていますが、日々テニスをしている身としてはフォアハンドの感覚が戻ってきたことがすごく助かっています。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:07 | コメントをどうぞ

うれしい報告

YouTubeの動画を見てくれた方で、私のブログから連絡先を探し出し、メールをいただいてプライベートレッスンになる、というケースはおかげさまで去年からいくつかのオファーをいただけるようになりました。おとなりの東京から、また地元の千葉から、というメールもありますが、神戸、北海道、名古屋、そしてアメリカに在住のお客さまもいらしたことがあります(自慢)。

このコロナ禍の折、名古屋に住む小学6年生のRくんのお父さんから、初めてメールをいただいたのは5月のことでした。非常事態宣言が解除になったすぐの5月末にお会いして、2日間で10時間のプライベートレッスン。

よい要素をたくさん持った、上手な子でした。ただ試合になると不安定な部分が顔を出し、そこからメンタルも不安になるのは誰でもそうなのですが、彼もそこが悩みでした。テニスに自信がないわけではない、だけど今一つ勝ち星に恵まれない、というところ。

テニスノートをきちんとつけていて、私に会ったら聞きたいことをいくつも列挙してあるのを見せてくれました。

5時間ずつ、2日間にわたっていろいろなショットを見せてもらいました。私にとってはミスになる原因を探るのは彼くらいのレベルがあればむつかしくなく、いくつかのパーツをそろえてあげるくらいの作業ですが、肝心なのはプレーヤーが自分の体を使ってできるようになることと、それを気をつけながら反復練習して再現性を上げること。

そのレッスンを終えてからすぐに、また次もお願いしますとご連絡をいただき、7月にまたプライベート合宿を行いました。

その彼は、帰宅した翌日には愛知県ジュニア大会に出て、4回戦で「格上の選手」と表現する今まで勝ったことない相手に最後のゲームを取り切れず敗退するもこれまでにない手ごたえを感じたとメッセージをいただきました。

そして2週間経った今週末。こんどはサマージュニア大会という256ドローで第28シードがつき、4回戦で第5シードを倒すという快挙!

LINEでコートからメッセージをいただき、2-2から3-2で抜け出し、リードを保って5-3でマッチゲームになると、相手から執念の粘りを受けたそうです。6回目のデュースになったという記載まではわかりましたが、その10分後に「勝ちました!」との報告が。

普段教わっているスクールのコーチの指導がもとだとは思いますし、私なんてたった2回しかお会いしていない子ですから、私がお手伝いできたことなんて大したことないと思うのですが、喜びの電話をいただきました。

私との出会いからRくんは変わったのだと。つながらなかったパズルのピースを私にはめてもらった感じなんです、と。。。嘘でもうれしいじゃないですか。こういうご報告をいただけることに本当に感謝です。

私も帰宅してから、お酒飲めないんですが珍しく買ってきて乾杯しました(笑)。

今日もその続き。5Rを勝つとそこから準々決勝。さすがにドローがでかいですね!もうこうなったらシード順とかではなく、ここまで勝ち進んできた実力者同士の戦いになると思いますから、楽しんで持てる力を存分に発揮してきてほしいと思います。

 

その日に、もう一件のジュニア選手からの報告が千葉県に住む、何か月にいっぺんくらいの頻度でレッスンさせていただくKくん。彼ももう3年のお付き合いですが、今年は千葉県でもジュニア育成に定評のあるKコーチのもとで修業を積み、かなりレベルを上げてきていました。

そんな彼は千葉県ジュニアオーガスト大会で3位に入るこれまでにない躍進!お父さん曰く本人は「同学年に負けるわけにはいかない」といっていた中での3位は悔しいものだったようでしたが、それでも立派です!

もちろん、これは私が主に教えている子たちではありません。アカデミーに通っている子たちは、クラブのレッスンだけでなくプライベートレッスンも受けて地道な努力をしないと他の子たちから抜きに出られないと聞きました。

私が彼らの試合を見に行って、あるいはコートサイドにいてみていてあげられることはありませんが、こうして親御さんから報告をいただき、また本人から電話でうれしそうな声を聴けたりして、私のほうのモチベーションが上がります。

大したお手伝いはできていない、と思っているんですが、こうやって喜びを共有できるっていうのは本当にコーチ冥利に尽きることですね。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:37 | コメントをどうぞ

プライベートレッスンの依頼をされたい場合について

今回はYouTubeの動画を閲覧してプライベートレッスンを受けたいと思われた方へのご案内です。改まった出だしになりますがそういうことなので悪しからず。。。

 

このブログに目を通していただきまして、ありがとうございます。

YouTubeで「SwingBuilder」として

サーブ研究会・スライス/ボレー愛好会・フォアハンド探求塾・・・を投稿しています。テニスコーチの永木康弘(ながき やすひろ)です。

このブログを長年読んでいただいている方には改まった形になっておりますが、今回は私のプライベートレッスンを受講したい、という方に向けてその要綱を示しておこうと思っています。下記の通りとなりますのでよろしくお願いいたします。

お問い合わせは、まず PCアドレス:contick_show@yahoo.co.jp(こんちくしょう!で覚えてください)にご連絡ください!

フリーのテニスコーチですが、普段はスクールにお世話になっており、月曜、土曜は終日そこで数クラスを担当させていただいているために外のコートに出向くことができません。

午後からスクールに出勤、という日が水曜日、木曜日で、朝のうちの時間帯であれば、千葉市近辺でレッスンのオファーを承ることができます。

終日動けるのは、実質火曜日と金曜日。レギュラーで予約されているお客様の時間帯などもありますが、午前、午後、夜ともにレッスン可能です。日曜日も可能ですが、週によっては予定が入り、お受けできないときもあります。

普段の移動範囲は千葉県内で、主に四街道市(在住地)・千葉市・佐倉市・八千代市などでしたら移動時間の都合などを考慮できる範囲でコートに伺います。

基本、お客様にコートを予約していただき、そこに私がうかがってレッスンさせていただく、という形です。したがってコート代はレッスン代とは別途ご用意ください。

ボールは手持ちがあり、3か月程度で新しいものに交換しながらレッスンに利用していますので、お客様のほうでのご用意は必要ありません。

レッスン時間は基本2時間。特例的な時間でもご相談に乗ることができます。

レッスン料金は、個人(一人)で8000円頂戴します。複数名でのご受講を希望される場合はご相談ください!

高速道路を利用するような地域へも伺いますが、交通費を実費分だけご負担いただければと思います。また、その日の先約の状況によっては移動時間などのゆとりがなければお断りすることもあります。

PCアドレス:contick_show@yahoo.co.jp  にご連絡いただくと、個々のやり取りのために携帯の番号とアドレスをお知らせいたします。

よろしくお願いいたします。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:29 | コメントをどうぞ