月別アーカイブ: 2017年9月

サーブ・各種打ち方②

今日も残り時間がすくなめですが、先日の続きのサーブについて。

スライスサーブの打ち方2通り

スライスも、当て方は二通り紹介します。

A ボールの後ろ側の面を外側に向けてこするように当てると、空中でよく曲がって速度は遅めのスライスサーブになります。

スイングの見た目はボールの飛球方向に対して真後ろの位置を横回転になるように切るわけです。飛球方向にヘッドを使いたいのですが、プロネーションの起こる前位の面が安定した位置で打つことを「切る」ようにといいます。刀でものを切る(Sliceする)時には刀の刃の方向はぐらぐらしないわけです。スイングを加速していって、加速が最大になる時に腕はふつうプロネーションすることで動きの加速を伝えていくので、そこに至る直前の面が安定したところを使うのがスライス。

ということは、打球直後にヘッドはネットの方向に倒れ、身体から見てサイドライン方向に大きくスイングを伸ばした後に身体の方に回って帰ってくるようなスイングになります。

B ボールの側面をネットの方向に向けてカットするように当てると、空中ではさほど曲がらずに、弾んでから曲がるような感じの、球速のはやいスライスサーブになります。

これは、うまく打つには身体を前向きに回すようだとむつかしくなります。やや肩を残すようにして、右肩と左肩の間の空間でヘッドのスピードが得られるように意識すると良いかもしれません。

それこそボールに向けて刀の刃を向けたようなスイングになりますが、スイングの頂点のあたりでボールに当たり、ラケットヘッドから前に倒れるようなスイングにならないと速度も出ませんし、ネットを越えてから落ちるようなきれいな軌道も作れないかも。

プロ選手はBの方を多用するみたいですね。やっぱり速度が出るし、ワイド方向への切れが期待できる。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 15:47 | コメントをどうぞ

サーブ・各種打ち方

ちょっとここでは詳しく書くことが出来ませんが、サーブの打ち方というか、打ち分け方において、答えは一つじゃないのね、ということが分かったことまでを書きます。

その都合は人によってどうなのか、例えばフラットサーブにしてもAパターンとBパターンだとして両方が出来ることが良いのか、自分のスタンダードをどちらかにしてたくさん練習を積んで習熟するのか、そこいら辺の裁量は私のようなコーチが言う事でもないのかと思います。

ただ、スイングやインパクトを分解していくと発見しちゃっただけの事なので、写真とかが無いので詳しくはかけないのですが、自分の覚書として記しておく方が主ですが、ちょっと今のうちに書いておこうと思います。

 

フラットサーブのA・B

A 打点を一番高い所にとって、そこで腕からラケットまでを一直線にして伸びるような形でインパクトする。手首は尺屈する形であると固定される形なので、腕からラケットまでが一体の「硬い」形になります。「硬い」とは、スイングの速さに手首が負けないという事で、肩から前腕へのうごきにプロネーションの要素が強く出るものです。プロネーションは手首で行うものという誤解もけっこうあって、そういうのを矯正するにはいいかもしれません。

このパターンは球速がもっとも出るパターンかと思います。打点が身体から見て最も遠く出る点や、プロネーションによる運動伝達でヘッド側に最大速度がでやすくなる点などが理由です。なによりシンプル。

そのぶんコントロールはしきれません。それこそ熟達してもそのサーブで70%以上入るってことは珍しいんじゃないでしょうか。背が高い人なら有利かもしれませんね。

B 手首とラケットになす角ができると、腕はプロネーションするときにヘッドがボールの真後ろから入るような形になります。腕とラケットが一直線ではないのですが、腕の軸というか「芯」にも向きがあって、たとえばシンバルのような楽器を持ってバーン!と大きな音(破裂音)を出すようなときって、両手を伸ばして手のひら同士を押しあった時と同じ形になるはずなんです。腕の軸がラケットの軸を動かすことになり、その中心が握りです。ラケット面がボールに接するときに腕の面(軸とか芯のもつ面)の方向があっていれば力は逃げるところが無く、フラットに当たる形になります。

インパクトの位置や形がそういう条件をしっかり満たせば、球速はAパターンに準じます。そしてこちらはヘッドの抜けが腕の動きと共に投球動作により似た形になる事から、ボールが落ちる運動をしやすくなります。つまりネットを上手く越せば、サービスライン内に落ちやすくなります。確率を上げられる。

実際には確率を上げるためにプレーヤーは回転もかけることになると思いますから、それをフラットとしにくい面もありますが、条件を満たしたインパクトならフラットになるでしょう。でも落ちやすいんです。力のかかり方のせいで。

 

時間切れです・・・今日はここまで

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 15:14 | コメントをどうぞ

面を維持する

「面の維持」は打点では最も重要なことかと思います。

スイングは大きく分けて二態あって、スピンのスイングとスライスのスイングです。(←フラットは?という意見もあるかと思いますが、純粋にフラットボールを打つ、ってことはそんなにないし、重要でないかも)

その二態ってのが、握りによってやりやすいやりにくいがあり、その為に「厚い」と「薄い」握りがあります。

スピン方向にヘッドの動きがいいように持っていると、スライスの為には力を抜かなきゃいけないような形でしか打てないし、トンカチで叩くような握り方が出来るときってスピン方向へのスイングに力がうまく入りません。手の構造上そうなっているので、握り替えが出来ない人はその役割の違いに気づいていないんだろうし、握り替えずに両方打てているってことは、どちらかが主でどちらかはいい加減に打っているはずです。(いい加減、にもレベルはあろうと思いますが)

 

それは、インパクト付近でのスイング中のラケット面が維持されているという約束を守れるよ、という条件を満たしている事になります。

打点で約束通りの形になっているのなら、あとはちゃんと当たってくれさえすれば狙い通りの方向にボールが飛んでいく事はわかっているのと一緒。「方向」ってコースと高さですね。

握りを緩めて持つ事がいいように表現されている事もありますが、ゆるゆるにも方向があって、力を必要としない方向と、維持しておかなきゃいけない方向とがあるので、一概に握りをあきらめたような力の抜き方をしてしまうと感覚的に良く分からなくなってきます。

握りはちゃんと持ちましょう。

 

ともかくもスピンもスライスも、打点に向けて面の維持できる持ち方が自分のグリップの持ち方になるだろうし、それが決まれば自ずと打点の位置というか、形が決まります。それで打点の事がぱっとわかるようになります。

ラケットの重さを、腕がリードしてスイングするのに、スピン系は肘の動かし方、それと前腕というか手のひらの中に面を感じられるようにすることでラケットの重さにスイングの優位を奪われずに済むようなスイングの仕方になってきます。つまり「引き方」もあるってこと。

伊達さんのスイングがすごくシンプルでよいのは、そこいら辺を出来るだけ無駄のない形にできたのが彼女のフォームになっているという事でしょう。かつてウインブルドンでヴィーナスと2回戦を戦った時に、伊達さんの方がストロークのショットスピードが速かったっていう。体重の乗せ方とかスイングにすごく適したところなんでしょう。

フェデラーやナダル、錦織選手に至るまで、彼らは自分の身体の中で欲するパフォーマンスの得られる打球フォームをしているという事になります。そのテニスで組み立てて試合の駆け引きに使えているっていう事なんでしょうね。

 

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:40 | コメントをどうぞ

芯と面と「入口」

手の感覚の話です。

腕と、ラケットには芯があります。というか、そう感じられるようにしましょう。

腕は芯となったとしたら、重さをぶつける基になります。スイングの速さをぶつける、というような印象のスイングの人を、当たり損ねをしやすい人だとしたら、腕の芯の重さをぶつけるようなスイングは芯をイメージしている分当たり損ねは少なくできるとか、そういうイメージです。

手のひらにも真ん中があって、ラケットの芯を感じながらその道具を扱っているという事なんですが、ぎゅっと握って力だけで動かそうとすると、自然なはずの動き方ができない、ということが起こるのではないかな、と思う様になりました。

「自然な動き」はテニスのラケットを持っていなければよく似たようなスイングで理想的な形にできたりするのに、ラケットを意識するとそこが良くわからなくなっちゃうようなことがあるってことですね。

野球のバットが最近私のブログ記事によく登場しますが、これは「面」のない道具だという事が、円柱形の棒を握った手のひらを「面」としてとらえるはずだと思ったところかっら、その方が今言う「自然な」ながれの身体の使い方になるんじゃないかってことなんです。

ショットを上手く打った時に感じる、ラケット面がボールを「つかまえた」ような感触になることは、スイングって動作の中でボールを上手くとらえるようにできなければいい感触にならないってことだと思います。

そうじゃないってどういうことかっていうと、力を入れて振り回せばボールが飛んでいくだろう、っていうスイング。文章だとわかりにくいですかね。デモンストレーションをしたとしても上手くラケットに当たってしまえば同じようにしかならないので、とても分かりにくいことなんです。

だけどさっき書いたように、当たり損ねの多い人もいるし、むつかしいバウンド(ライジングとか)にきちっと合わせて当たり損ねを少なくうまく打ち返せる人もいるんです。そのショットが強いとか弱いとかはさておいて、返球率が高いとか、信頼できるのは後者の方。

それが手のひらが作っておける、「打点の入り口」を設定したような感覚を持っているかどうかみたいなことに繋がってきます。

要するに感覚的に優れている人がいて、その人がテニスがうまいとして、他の人が憧れて動作の方法をそっくりにまねられたとしても、当てる感覚が分からないなら動作が似ていてもテニスのレベルには差が出るでしょう、っていう事です。

 

腕にもラケットにも「芯」と「面」があって、互いに少しずれた軸を持っている動きであって、ハンドル(グリップ)を握っている手のひらでその面や芯をうまく通るような経路を作ってあげることで、当たり損ねの少ない、イメージに合った打球の飛ばせるスイングになるのかな、ってことです。

興味のある人は、もうブログじゃなくてレッスン受けてもらうしかないかも。表現が分かりにくくて。。。

 

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:45 | コメントをどうぞ

ラケットをしっかり握る

ぎゅっと握る、じゃなくて、ラケットはしっかり握る…いや、持ちましょう。

手首もそうですが、指も、スイング中、力が抜けることが多いものです。力を入れちゃう人もいますが、そうでもないんです。しっかり持つ。

 

?意味が分かんないですか?そう。だからちゃんとしてない人が多いようにも思います。

スクールにいる人たちは、打ち方自体をまだ悩んでいるような人も多いですから、よけいに目立つのかもしれませんが、焦って力を入れてラケットを速く動かす、みたいな感じでやっているとラケットが言うことを聞かないように思うのではないでしょうか。

腕の遣い方がラケットの扱い方になるとか、スイングに型をしっかりさせると打点やスイングが安定するとか、初心者の頃には感覚的に出来ないと思います。体がある程度覚えてきてくれないと、運動神経が良くてそこそこできたとしても、再現性がやはり低くなってきます。慣れとは、そこいら辺に習熟して出来るようになってくること。

ジュニアを教えていると、ラケットの重さに負けているようなスイングをしている子がいつまでもいて、「まだ小学生だからね…」と許してしまいそうになります。

だけど最近よく行く外のコートは運動公園で、野球場があり、小学生が金属バットでしっかりボールを打てている。野球のバットは、テニスのラケットよりも倍以上重たいですよね。彼らは素振りもちゃんとしているだろうし、重さに対して覚悟(バットの重さはこのくらいあるのは当たり前と思ってる)もちゃんと出来ている訳で、小さな体でも腕の力に頼らず、なおかつうまくボールが打てるようにスイングに対応できる幅を作れるようになっているはずです。

 

 

手で持って扱う道具なわけですが、その「手」って先端(指)ほど繊細にできていて、そのぶん力が弱いんだと思います。

指。手首。肘。肩。腰…この順番を逆にたどっていくと運動の伝達経路として正しくなってきます。

だけど、ラケットに不慣れな場合は、手に持っているという情報と、器用な手がなんとかうまく扱おうとして指や手首に力を入れてしまうようになります。

または、ボールをしっかり打つために腕がスイングをしてくるときに、速度を上げて振っていくとボールがそこに弾んでこなかったりしてむりやり手首とかで調整します。

だけど、指や手首はそんなに(腕の動きの力よりも)強くはないので、思ったように出来ない感じがすごくするはずです。

そこで、だんだんスイング自体で調整してくれるように腕はなるんですが、そのぶん手首や握っている指は弛めちゃうようになるのかもしれません。

当たり過ぎてホームランになるくらいなら、ゆるく持ってそこそこ入ってくれた方がいいですしね。

握りの中には、ラケットを扱う上のさいごの支える点(支点)があるので、弛めていい方向といけない方向があります。

ラケットを握れば、親指と中指が接するのが普通ですね。グリップを貫いたその反対側には、人差し指のパッドがあるはずです。手の中心が損な物ですから、ラケットを握っているそのあたりに動きの中心が来るはず。

そこでラケット面が意識できるようになっています。

スイングには遠心力が働くはずなので、テニスのラケットにもグリップエンドがおおきくなっていてすっぽ抜け防止の役割をしています。

ラケットにも、というのは、野球のバットにもあって、重たくてもすっぽ抜けしないようにエンドがおおきくなっているってことが言いたい。

小指側がグリップ(ハンドル部分)を包むように巻いていて、そこにエンドのふくらみがつっかえてくれればいいわけですね。

そうすると、手のひらの中心を軸とした手首の動きがそこで感じられていいはず。

エンド部分の動きは、そのまま逆位相でヘッドの動きでもあるわけです。

握りとは面の向きであり、インパクトの支えの形であり、動きを与える場所でもあります。

決して力だったり、速度だったりすることはありません。握りの中で速度を上げようとしてもコントロールが失われるだけだし、一つが出来たとしても多様性は損なわれます。

手のひらの中でラケットの動きがでる…手の中でグリップがズレるって意味じゃないですよ。ヘッドが走る感覚ってことです。

そこに面の感覚がでるように握ることですね。

 

うまく当たって狙ったように飛んでいったショットって、ラケットでうまくボールを「掴んだ」ような感覚があるはずです。

その感覚を何度でも思ったように出来るようになるってことが、「当て方」のわかる「スイング」の仕方がわかるってことなんでしょうね。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:25 | コメントをどうぞ