日別アーカイブ: 2017年9月10日

サーブ・各種打ち方

ちょっとここでは詳しく書くことが出来ませんが、サーブの打ち方というか、打ち分け方において、答えは一つじゃないのね、ということが分かったことまでを書きます。

その都合は人によってどうなのか、例えばフラットサーブにしてもAパターンとBパターンだとして両方が出来ることが良いのか、自分のスタンダードをどちらかにしてたくさん練習を積んで習熟するのか、そこいら辺の裁量は私のようなコーチが言う事でもないのかと思います。

ただ、スイングやインパクトを分解していくと発見しちゃっただけの事なので、写真とかが無いので詳しくはかけないのですが、自分の覚書として記しておく方が主ですが、ちょっと今のうちに書いておこうと思います。

 

フラットサーブのA・B

A 打点を一番高い所にとって、そこで腕からラケットまでを一直線にして伸びるような形でインパクトする。手首は尺屈する形であると固定される形なので、腕からラケットまでが一体の「硬い」形になります。「硬い」とは、スイングの速さに手首が負けないという事で、肩から前腕へのうごきにプロネーションの要素が強く出るものです。プロネーションは手首で行うものという誤解もけっこうあって、そういうのを矯正するにはいいかもしれません。

このパターンは球速がもっとも出るパターンかと思います。打点が身体から見て最も遠く出る点や、プロネーションによる運動伝達でヘッド側に最大速度がでやすくなる点などが理由です。なによりシンプル。

そのぶんコントロールはしきれません。それこそ熟達してもそのサーブで70%以上入るってことは珍しいんじゃないでしょうか。背が高い人なら有利かもしれませんね。

B 手首とラケットになす角ができると、腕はプロネーションするときにヘッドがボールの真後ろから入るような形になります。腕とラケットが一直線ではないのですが、腕の軸というか「芯」にも向きがあって、たとえばシンバルのような楽器を持ってバーン!と大きな音(破裂音)を出すようなときって、両手を伸ばして手のひら同士を押しあった時と同じ形になるはずなんです。腕の軸がラケットの軸を動かすことになり、その中心が握りです。ラケット面がボールに接するときに腕の面(軸とか芯のもつ面)の方向があっていれば力は逃げるところが無く、フラットに当たる形になります。

インパクトの位置や形がそういう条件をしっかり満たせば、球速はAパターンに準じます。そしてこちらはヘッドの抜けが腕の動きと共に投球動作により似た形になる事から、ボールが落ちる運動をしやすくなります。つまりネットを上手く越せば、サービスライン内に落ちやすくなります。確率を上げられる。

実際には確率を上げるためにプレーヤーは回転もかけることになると思いますから、それをフラットとしにくい面もありますが、条件を満たしたインパクトならフラットになるでしょう。でも落ちやすいんです。力のかかり方のせいで。

 

時間切れです・・・今日はここまで

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 15:14 | コメントをどうぞ