とくに、ゲーム形式の練習中に生徒さんから言われることがある言葉です。
「コーチの目で見てみたい…」
その気持ち、よおーくわかります!ワタシだって、フェデラーの本人目線で試合のコートに立ってみたいと思いますから^_^
けどね、最近思います。ほしいのは目、じゃなくって脳みそだなぁって。
どこをいつみて、なんの材料を基に判断して予測しているのか?
ボールを追いながらの狙い所や力加減、ショット選択の要素はどうやってできているんだろうって、その人の見ている風景と同時に起こるアタマの働きとカラダの動きとが一体どうなっているのか?覗いてみたい気がします。
ウェアラブルカメラって、最近目立つようになりましたね。
ワタシのアタマにくっつけて、ダブルスのコートに立ってみてもいいですが、みている映像だけではなにもわからないかもしれません。
プレー中、アタマを使うとしたら、それはいつかって言えば、動いてる最中です。考えてから動いてると、遅くなります。
まず、相手の返球に反応する。その上でできる判断を間違わないことと、自信があってもキチンと注意深く実行することです。
相手の状況が頭に入っているとか、自分の打ったショットが有効に相手を動かせているか、そんなようなことを目で見て判断しながらできるだけ素早く行動します。
知りたいのは、そういうインサイドワーク(ここではそのプレーヤーの内部感覚)が知りたいってことなんでしょう。
ワタシ、たぶんそういう欲求を生来から持っていて、自分と他人を比較して言語化する、っていうことにずっと興味がある子だったんです
なんども見返している、憧れのフェデラーの練習動画。
ここから感じられるヒントがいっぱいありました^_^