タッチ系のテニス、というとパワーはそれほどでもないのね。。。と同時にパワー系、というと繊細さはないのね、なんていうイメージがありますね。
私がテニスを始めたころなら、プロ選手でもけっこうそういう雰囲気があって、テニス界の不文律?みたいなもののように固定された概念が出来ていたかもしれませんね。
とはいえ、現代ではパワーを繊細なコントロールで使いこなしているようなテニスが求められていますね。プロだけでなく、我々のレベルでもやっぱりそうなる。
ゲームのシーンで何をもって「武器」とするか?を考えれば、引き出しというか、防具も武具も必要なんだろうってことですよね。それでいて身軽、っていうか。
キリオスとかのネット際のタッチ、もの凄いですよね。。。サーブも220キロオーバーで打てて、ストロークもベースラインからエースが取れて、ネット取ったらネット際20センチくらいの所にドロップ落とせるって。。。
レンドルは出来なかったと思いますよ(笑)。
さて、そんなこんなで色々と考えていまして、ストロークのコントロールってやっぱりタッチの良い人のモノだよなぁと。
それでパワーを載せる方法もあるんだし、という所。
その答えが、「コンパクトな」スイングってことだな!という事でつながって参りました!
スイングにはインパクトを境に、フォワードスイングとフォロースルーに分かれます。
とはいえ、動きとしては一つの連続した動作。分かれますといっても、分けて考えているだけの話。それぞれの動きは関連し合うもので、別々にはならないはずだし。
そうはいっても、スイングの最大の焦点はインパクトにあるはずですね。
そうなんです。インパクトの動きに集中することで「コンパクト」になるんです。
そういう言い方がねー。いままでできなかったなぁー。
スイング全体を引いて、止めて、振る。。。みたいな教え方を昔はしていたような気がしますけど、やっぱりどう考えても応用力のある人が勝手にそこを脱して初めて上手くなっていく、様なところがありますよね。
そうじゃない人がどうしても「打ち返し方」で悩むような...
まず、相手の飛球には打点で狙った方に打ち返す型の、最小単位が用意されるべきだと思います。
時間的にゆとりがあれば軸足にシッカリ乗って体重を乗せ、スイングを大きくしてさらにパワーが出せると思いますし、相手が攻撃的にその時間をくれなかったとしても先に打点の最小単位は出せるわけですから、対抗策にはなるはず。
そこいらへんの自由に動けるゆとりを持てるようにする事が、コンパクトなスイングを手に入れよう、という皆さんのご要望になるわけですね。
小さめのスイングをする、という事がコンパクトではなく、出来る最低限=失敗しないで自分のショットが打てる自信が持てる、というのがコンパクトです。
スイングの癖があるせいで、この言葉でわからない、という人もいるハズ。テイクバックの仕方、変えられませんか?
インパクトはいまある程度のコントロールが出来ているのなら変えなくてもいいと思いますが、「今はまだボールを打っていない」時間帯の動きを、意識して変える事は出来るハズ。
タッチと、パワーを段階的に手に入れるプログラム、つくりましたよ。
夏までにホームページを作ろうと思っているので、それが出来たら公開します。
すごく簡単だと思います。