ガット張り機を自宅に導入して、もう3週間経ちました。
奥さんになんて言って許可を取ろうか、置き場所とか、作業する時間は本当に取れるのか、いろいろ心配をしていましたが、それぞれを割と上手くクリアして、11月16日に、我が家にストリンギングマシンがやってきました!
作業する床にジュータンひいたりして、本人はかなり喜んでおります。
自分のラケットだけでも、もう4回?張りました。
マンティス プロ310は2本あるので、どちらも張り替え、なおかつ一回切れちゃったのでハイブリッドで張り直し。
ほんで試合が終わった翌週には、その愛用のマンティスが片方、お亡くなりになりました。。。腰が抜けちゃって、フレームにビビリが出るようになってしまい、今年の正月くらいに前に使っていたマンティス ツア−305も同じようになって我慢して使っていたら肘を痛めてしまったので、今回は肘を今よりもひどくならないうちに使用をやめておきます。
お気に入りだったし、師匠のところでチューニング終わったばっかりだったのに。。。もったいない。
師匠のところから借りたままになっている、オリジナルのグロメットレスラケットはまるで違和感なく使えていて、軽く取り回しが楽なためにまだ返していない代物。
マンティスが折れて(抜けて)しまったので、昨日今日あたりからそちらを使っています。
レッスンでは、球出しが楽。
そしたら、昨夜のアルドールのレッスンの最後の方で、ガットが切れちまいました。
さてそこで問題。
最近は(ここ4年以上)、ポリガットをずっと使っているんです。
最初のうち、ポリに変えてからは、手のひらでフェースをトントン、ってやっただけではテンションをどのくらいにして張ったのか、わからなくなってしまいました。
前の職場にいた頃は、ナイロンガットばかりを張っていましたし、自分でも張りをいろいろと変えて試していたこともあり、その手のひらトントンで、結構張りの強さを推測しては近いくらいで当てられたものなんです。
本当は見た目の古さ、伸び具合、その人のテニスのイメージなどから大体のイメージと自分だったらこのくらいを勧めるな、と張り替えのイメージで推測するんですが、結構当たる。ていうか、いつ張ったのかとかまで言い当てられていました。
さて、そんなわけで近年。お客さんにナイロンストリングスを勧めるのに、自分の打球イメージの感覚がポリっぽくなってきているのか、女性やジュニアにどの糸を使ってどのくらいのテンションでオススメするか、っていうのに迷うようになってきました。
ワタシ自身がポリを使っていて、テンションは低めですが、その面のたわみの少ない感じと、カリッとスピンがかかるような感じに慣れてしまっていて、肘が痛いとか言ってナイロンを張っても、タッチが合わずにすぐにやめてしまいます。
加えて、海外のメーカーで、スクールなどでは普通に扱わないストリングメーカーの糸を、自分でどう評価していいか、さすがに悩むようになってきました。
ポリはポリで、やっぱり商品によって違いがあるんですが、ナイロンは商品によっての性格の違いがポリよりも大きいというか、はっきり出やすいと思うんですよね。
手って慣れるから、しばらく我慢していればまたナイロンでも普通に打てるようになると思うんですが、その頃と一番違うのは、ショットを打つ回数と強さ。
ナイロンじゃおそらく1週間持たなくなると思います。。。
そんなにハードヒッター、ってわけじゃない、どころか、タッチプレーヤーだと自分で思ってはいるんですけど、オムニコートが主戦場で、レッスンも練習もすると、まあ毎週2本張る…みたいなことになるんでしょうね。
肘も春からちゃんと治ってはいないんですけど、まあプレーに支障がない程度(骨が変形しつつあるんですが)だし、球出しがいちばん肘にクルので、今後もテニスを続けていく分には大丈夫なんだと思っています。
ラケットスタジオのオリジナルストリングスで、ゲージ1.10のポリを1ロール買って、それも気に入っているし、今まで使っていたエッグパワーもミクロスーパートのハイブリッドで調子がいい。
ポリとナイロンのハイブリッドって、ポリが強すぎるとナイロンがあっという間にボロっちくなるんですけど、ミクロスーパーを横糸に使っている分には、どんどん削れて薄くなっていっても切れるまで使えるので、下手にナイロンマルチをおごるよりかは耐久性があります。
マンティス抜けちまったから、また一本買わなきゃなんないし、それで今度はプロでも310じゃなくて元からある方の295にして、またいじくっていこうかと思っていたりして、自分のラケット、いっかい「完成!」の域まで師匠のおかげで行ったと思ったのに、またぶり返しです。。。
まあ、楽しいからやってんですけど。