最近、モノフィラメントとマルチフィラメントの露骨な違い(?)から、そんなに何千本もの繊維じゃない構成のストリングスが出てきていますよね!
最初にそれを見たのは、GOSENの「ILD」だったと思います。『?これ、何フィラメントっていうの?』みたいな感想ですが、ワタシ的にはマルチの仲間だと思っています。
素材の中に伸長率の違う素材を組み合わせて糸を作ることで、テンション維持性能が高くなるのを狙ってのことかと。
そういうのは、元をただせばやっぱりGOSENの「AKシリーズ」がそうだったと思います。で、AKはワタシ的にはモノフィラメントの中にそういう繊維が入っているという認識だったので、ILDは新しい発想?かなぁと思ったりしていました。
他のメーカーさんだと、ライブワイヤー(TOALSON)とかも、組み合わせの複雑な構成みたいなモデルイラストですし、なんならNXT(Wilson)やXR3(Technifibre)もマルチの中に芯になる素材を入れてありますから、考え方としては糸の性能を考えてこんな風にしたい、と思えばかなり以前からあったものかと。
レイテックス シリーズ。画像はレイテックス タッチという、ナイロン系ですが、ポリも出ました。
みたら、「ウミシマ」(AK)のシリーズの進化版なんですね。
一本、試打用をもらったんですが、まだ使っていません。
糸の触り心地は、かなり柔らかそう。
以前にテックガットシリーズにウレタンを混ぜて柔らかい感触にしたやつがあった「テックガット ランプリール」っていう廃盤になったモデルがありましたが、ちょっと思い出しました。
肘に優しい感じのする、うにょっとした感触っていうか?ボールが張り付いた、ねちゃっていう感触っていうか?ウレタンの触感てこんななんだ、って思いました。
テクニファイバーはウレタンを使ったストリングをずっと出してますが、ランプリールほどの感覚ではないですね。
どのラケットに張るかなぁ…と悩んでいる間に結構時間が経ってしまいましたが…
…まだ悩んでいます…(笑)
でもさ、ポリの方って、ILDと同じってこと?