「お前 昔話ばっかりして!」
とお叱りを頂いたり
「おもろい!」
とお褒めを頂いたり
まあまわりの事はあんまり気にせず、自己満の世界でこれからも気ままに書こうと思っています。
先に言っておきますが相変わらずくだらない話ですよ(笑)
今回は「応援」について
「テニスの世界では応援は拍手のみ」
これが今では常識になっていますが、団体戦だけは特別、みんな必死に声を枯らして応援をしています。
茨木でも「月例レディース 団体戦」を行なっていますが、選手とベンチコーチが心を一つにして戦っていてとても楽しそうです。
学生テニスの世界では、最近ちょっと応援の仕方が変わってきて各学校が独自の応援歌や選手の個人バージョンまで作って歌いながら応援をしているのをよく見かけます。
「行け~! 行け!行け!〇〇♪♪ 〇〇の良いトコ見てみたい!♬♬」てな感じで
聞いているとなんかサッカーの応援?だったり、飲み会の一気コール?みたいで私はちょっと ???って感じです(笑)。
まあ時代の流れなのでしょうがないのかもしれませんね。
昔は個人戦でもかなり応援をする風潮がありました。(ちょっとやり過ぎだったかもしれません)
ポイントとポイントの間に
「さっきっ リードで~す!」
「さっきっ リードで~す!」
「ドンマイで~す!」
「ドンマイで~す!」
「ポイントで~す!」
「ポイントで~す!」
などが定番で、一人コール役がいて その後に部員全員が続く応援の仕方が多かったですね。(まあうるさい うるさい)
男子校はダミ声で、まあ昭和のアイドル歌手のファンの声援に似た感じですね。
ある日
私が中学生の時、高校の試合、決勝直前
「センターのボールボーイは楢木! おまえやれ!」
といきなり大役を命ぜられました。
我校のセンター(ネット際)のボールボーイの使命はボール拾いとコール役を意味して大変重要なポストで、粗相は絶対にあってはなりませんでした。
完璧なボール拾い、タイミングの良い応援のコール、これで試合はグッとしまります。
もちろん試合後、毎回ダメ出し。
当時のボールボーイは学生服と決まっていて、ガクランを砂まるけにして力の限りでっかい声を出して頑張っていました。
さすがは決勝戦
双方一歩も譲らず大事な場面で先輩のサービスゲーム
カウントは「15-15」
「先 リードで~す!」を最高のタイミングで入れるのが私の任務
会場はシ~ンと静まりかえり、聞こえるのは先輩のつくボールの音だけ・・・
・
・・
(今だ!)
と力の限りに私が叫んだのは
「フィフティーン オール!!」
・
・・
・・・
・・・・
張り詰めた空気が一変
誰も何も言わない(触れない)
何事もなかったかのように先輩はサーブを打つ・・・
もし負けたら自分のせい・・・
頭の中はそれでいっぱい
さて、試合結果は?
みごと勝利・・・
ちょっとも喜べません・・・
これほどホッとした勝利は他にはありません・・・
もちろんダメ出しはいつもより大盛りでしたが、むしろその方が気が楽だった気がします。
まあそれだけ必死になって応援していたって事かな?