月別アーカイブ: 2014年8月

「ウサギ」「アザラシ」「アヒル」

前回のくだらないブログが、ゴクゴク一部の方には好評?だったみたいで続きを書いてみることにしました。

私がテニス部に入ったのは昭和48年の事。

当然ラケットはウッドの時代。

練習も今のように科学的な根拠のない、タダタダしんどければ

 

「これはいい!!最高の練習なんだ」

と皆がそう思って信じ込んでいた時代でした。

 

当時のメニューは今では到底考えられないもの

 

ほんの一例を紹介すると

トータル3時間の練習を4人一組で行う信じられない内容

中身は「振り回し」「球出し」「階段」「球拾い」といたってシンプルなもの

 

わかりますか?

 

全てが45分なんです。

45分間、ずうっと振り回しを受ける…

その間、他の3人は球出し、球拾い、階段ダッシュ…

時間が来たら交代…

それを3回ローテーション…

ボールはせいぜい30球くらいしかないので球拾いもずっとダッシュ状態

階段は校舎の1階から4階までをひたすらダッシュ、降りる時が唯一のレスト

球出し役が至福の時でしてね、順番は階段後に球出しと一応考えてはいたが運が悪いと球出しからスタート

球出し(休憩)から始めって振り回し、球拾い、最後が階段。

これは最悪のパターン

じゃんけんに全てがかかっていました。

 

 

さらには日没後のトレーニング

ひたすら走って、何本もダッシュして、これが延々と続く、そしてその後が筋トレ。

腕立て、腹筋、背筋しかしらない我々があみ出したトレーニングは数知れず…

 

名付けて「ウサギ」「アザラシ」「アヒル」などなど

なんだか動物園みたい…

 

「ウサギ」は想像通りの「ウサギ跳び」

これは有名ですが、膝を痛めるので今ではもう誰もしませんね。

 

「アザラシ」

これは両手だけで踏ん張って両足はダラッっとしたまんまゆっさゆっさと前進する。

コートにはアザラシの歩いた後が…

 

 

「アヒル」

これは両足首を両手で持ってしゃがんだままヨチヨチと前進する。

これで4面のコートのまわりをリレーで真剣勝負!

本人はいたって真剣だが見ているとこれがまたなんとも可愛い

苦しい中にも笑いは絶えずあって楽しかったです。

 

 

他にはあの超有名な

「空気椅子」

これは誰でも知っているでしょう??

ところが我々はこれに改良を重ねて

 

「空気椅子、社長版」

 

 

 

まずはおなじみの空気椅子状態になり、そこに肘掛を両手で作る

そこへ社長役がどんと座る…

 

 

これはアホみたいにきつかった…

だんだん苦しくなると膝がガクガクしてきて

後半はマサージチェアーに変身する。

 

よくもまあいろいろ考えたもんです。

でも今のように情報はなく、コーチやテニスクラブもない時代、自分たちで考える以外に方法はなかったんですね。

 

 

この練習やトレーニングにいったいどれだけ効果があったのかは疑問ですが、まあ根性だけは育った気がします。

誰一人イヤイヤやってやっていなかったのも良かった気がします。

 

「お前絶対、こんなシンドイ練習してないだろう!?」

 

と試合中につらい練習を思い出しながら対戦相手を見ると、なんか不思議と勇気が沸いてきて、相手が急に弱く見えてくるんです。

 

つい、まただらだらと書いてしまいました…

 

今度は何書こうかな?

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 20:11 | コメントをどうぞ

皆さんお盆は、

いかがお過ごしですか?

茨木はスクールはお休みですが、メンバー、レンタルは営業しています。

明日もレンタルは空きがあります、是非お越しくださいね。

テニス界では全日本中ジュニアが大阪、全日本学生が岐阜、で行われています。

全国大会に出場するのはとても大変なことですが、それ以上にその大舞台で日頃の力を発揮するのはこれまた至難の業、自分の力が出せず終いで終わることが多いですね。

参加している全員の選手には思う存分自分の力を出してもらいたいと強く思います。

何故なら私には苦~い経験があるからなんです。

 

私が初めて全日本ジュニアで出場した時、舞台の大きさや、格上シード選手にただただ圧倒されてとんでもない失態をしてしまいました。

初めての全国大会、

今と違って前入りして練習コートを確保して会場を視察なんて気の利いた事なんて全く知らず、当日地図を頼りにうろうろしながら京都の西院コートへ

会場の雰囲気に圧倒され、みんながみんな、自分たちより上手く見え、今までに感じたことが無い極度の緊張が私を支配し、もう生きた心地がしません。

対戦相手は第4シードのO地君

当時のテニス界では超期待の有名選手

 

コートの周りはO地君の試合目当ての新聞や雑誌の記者やギャラリーでいっぱい。

トップ選手の試合は一番見易いコートにアレンジされこれまた私にとっては迷惑な話…

 

もう試合どころではありません。

 

 

 

「帰りたい…」正直な気持ち…

 

 

 

そんな私の気も知らず、当たり前だが前の試合が終わり、場内には無くてもいいアナウンスがこれまた大きな音で

 

O地君の後をトボトボと付いて行きしぶしぶコートへ…

 

地区大会ではした事のない5分間練習。

サーブ4球しか練習した事がない自分にはこんな事も緊張にかわる。

試合前の練習の第一球目…

 

絞り出すような声で

「お願いします…」

 

 

私の打った球出しのボールはネットを越え、相手の頭を越え、フェンスを越え、縦に並んだフェンスの向こうのコートに消えて行った…

 

 

球出しのボールがフェンス越え???…

 

 

その場に居合わせたみんなが茫然「??$%#”&???」

 

 

その後、場内は大爆笑!!

 

 

 

もうそのあとは全く覚えていません。

ただフォアが打てず、全てショットをバックに回り込む超変なヤツになっていました。

 

 

翌日のダブルス

 

会場に行くと、「昨日全部バックに回り込む変なヤツがいたなあ、よくあれで全国これたもんだなあ??」

なんて会話が聞こえてきて…

勿論、その日も全てバックで…

結果は

 

負け…

 

ほろ苦い所か最悪の全国デビューでした。

ジュニアの諸君、どうか私の様な馬鹿なあやまちをしないようにしてください。

 

雨降りの茨木でだらだらと書いた意味のないくだらないブログ…

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 16:41 | コメントをどうぞ

茨木の魅力

会員の皆さんやスクールの皆さんと送別会飲み会を。

まだまだ茨木に居座る気満々なので頑なに送別会は拒否!!

とっても楽しかったです。

 

心から

 

ありがとうございました。

 

皆さん、とっても暖かくていい人ばっかりです。

この皆さんが茨木の大きな魅力ですね。

 

 

 

また、

茨木テニスクラブコーチ、フロントOB会(昭和62年以降)が正式に発足しました。

 

7月26日(土)にパーティーが。

 

 

なんと現役も含めて60人が集合。

 

 

バイト先のOB会??

普通あんまり聞いた事ないですよね?

 

ところが茨木はその辺がちょっと違んです。

 

「アルバイトなんちゅう認識は絶対許さない!!俺たちはプロの集団なんだ!」が茨木のポリシー。

 

OB達はみんな今でも「自分が茨木テニスクラブ、コーチィングスタッフの一員である」という誇りを持ち続けているんです。

 

 

だから集まっちゃうです。

 

 

いやいや ここにも茨木の魅力を発見。

 

もちろん、62年以前の先輩方も茨木テニスクラブOB会としてよく集まられています。

気持ちは同じですね。

 

名古屋 テニススクール 茨木テニス

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 12:00 | コメントをどうぞ