ジュコビッチ念願の生涯グランドスラム達成!
まさにビッグニュースですね。
全英、全仏、全米、全豪を制覇する、これは並大抵の事ではありません。
他のスポーツでもワールドカップやワールドシリーズやらを年間で何勝とかありますが、テニスの場合はそれぞれサーフェイスが違うという条件で全てを制覇するのは本当にすごいことなんですが、実はこのジュコビッチの偉業にはまた違う面ですごいことが隠されているのです。
ここで少しだけグランドスラムの歴史を振り返ってみましょう。
年間グランドスラム(同年内で達成すること)
達成者は男子で「ドン バッジ、ロッド レーバー」の二人、女子では「モリーン コノリー、マーガレット コート、シュテフィ グラフ」の3名。
生涯グランドスラム(生涯のうちに達成すること)
達成者は男子で「フレッド ペリー、ドン バッジ、ロッド レーバー、ロイ エマーソン、アンドレ アガシ、ロジャー、フェデラー、ラファエル、ナダル、ノバク ジョコビッチ」の8名
女子は「モーリン コノリー、ドリス ハート、シャーリー フライ、マーガレット コート、ビリー ジー キング、クリス エバート、マルチナ ナブラチロワ、シュテフィ グラフ、セリーナ ウィリアムズ、マリア シャラポワ」の10名
この記録を見るとフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、と3名の名前があります。
長いテニスの歴史の中でたった8名しか達成出来ない偉業を、この3人はライバルにグランドスラマーがいる中でやってのけるまさにモンスターであります。
錦織はそんなモンスターがごろごろいる中で世界6位にてその全員に勝っているのです。
また年間グランドスラムにおいては、男子が2名 女子が3名しか達成出来ていない難関ですがなんとその偉業を2回も達成した選手が一人います。
「ロッド レーバー」彼こそが唯一の年間グランドスラム2回達成者であります。
現時点でおそらく誰もこれを超える事は出来ないとも言われています。
ところがそれを上回る記録が実は存在し、現在も進行形でもあるのです。
それは車椅子男子シングルスの記録
もう分かりますよね、国枝 慎吾選手です。
彼はなんと年間グランドスラムを5回達成しています。
世界のテニスから大きく離されていると言われ続けた日本のテニスが確実に近づいて来たと思います。
まずは錦織選手のグランドスラム1勝、それと国枝選手の記録更新
楽しみです。
【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】