錦織選手の活躍は、多くのジュニアに夢と希望を与えています。
その昔は高校、大学とテニスを頑張っている選手もいざ就職となるとテニスから離れ一般就職を選ぶケースが殆どでした。実際今もそのルートが主流ではありますが、最近ではジュニアたちの中には高校から海外にチャレンジしたり、通信高校を選んでテニスを中心とした活動を選んだり、高校、大学卒業後プロ宣言をして活動を始める若者がとても多くなりました。
テニスプロと言えば聞こえはいいかもしれませんが、決して甘いものではありません。プロテニスの場合、日本国内の環境は、プロ野球やJ-リーグのように恵まれたものとは程遠く、賞金額もしれています。それだけで喰っていくのはそうとう厳しく、また勝てなければその賞金すら手に入れることが出来ず「赤字」になってしまいます。スポンサーだってそう簡単についてくれることはありません。プロとして活躍できる期間はそう長くはないでしょう、引退後のことまで考えるとさらに不安は増してくると思います。
「若いうちは好きな事をやれば良いんだよ」なんて決して軽はずみには言えません、テニスに人生をかけるのは大きなギャンブルでもあるのです。
プロテニスプレーヤーが年収、何千万、何億稼ぐには世界で成功するしかないのです。
そんな中で錦織選手は
「身長170台の小っちゃい日本人でも世界で通用する」
を身を持って証明しました。
プロを夢見る次の世代たちにどれだけ勇気を与えたかは言うまでもありません。
またダニエル選手、西岡選手、日比野選手、大坂選手と多くの若手プロが、錦織選手のあとに続けと世界の舞台で活躍をするようになってきました。
ダニエル選手、西岡選手、日比野選手は東海地区出身です。小さい頃を知っているだけに
「えええ!プロになったの?それもグランドスラムに出てる!!」
これは正直自分にとっても大きな驚きでした。身近でやってた選手がプロとして世界で活躍する事は想像もしていませんでしたから(笑)
でもそれが現実に起こっているのです。
錦織選手ももう27歳、そろそろ彼を抜くスーパースターが出てくるのも時間の問題かも?
それも東海地区から?いやいや茨木テニスから!
夢は広がります。
【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】