前回のブログにかなりの反響を頂きました。
たまにはコーチらしく?テニスの事を書くのも良いかもしれないですね(笑)
そこで今回もちょっとだけテニスの事を書きたいと思います。
前回は、テニスを3つに分けてバランスよく練習しようという内容でした。
今回は2つに分けて考えてみることにします。
テニスの得点は大きく失点と得点に分ける事ができます。
「失点を最小限に抑え、得点を増やす。」
ごく当たり前のことですが、これが勝利への方程式です。
ある生徒さんとの会話です。
「何が練習したい?」
「バックハンドストローク」
「何で?」
「苦手だから」
「じゃあフォアは?」
「フォアはそこまで苦手ではないからいい…」
「ボレーは?」
「ボレーは結構好き」
よくある会話です。
このプレーヤーの
「苦手なショットを克服したい」
のでバックハンドの練習を選んだのは、ごく自然な発想でアリだと思います。
ただ残念ながら大切なことに気づいていない気がします。
先にも書きましたが、大切なことは失点を減らし得点を増やすことです。
このプレーヤーの場合は、バックハンドストロークとボレーの両方を練習することが大切です。
弱点克服も大切ですが、1点の取り方もマスターすることです。
リターンが得意ならリターンから、フォアハンドストロークが得意ならフォアハンドストロークから、逆クロスが得意なら逆クロスからと自分流の必勝得点パターンをよく知って磨くとこが大切です。
頑張って練習しても、苦手なショットがいきなり得点の基盤に激変するとは考えにくいと思います、まずは返球率をあげ、そう簡単には攻め込まれないレベルまでアップしましょう。
苦手なショットが最低限ブレーキにならないようにはしたいですね。
さて、あなたならどのショットでポイントを取る?
ならきあきお
《名古屋テニススクール テニスクラブ》