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全豪オープンでの3連覇を逃したヴィクトリア・アザレンカは、その原因となった足の怪我のためにそれ以降の大会は全てスキップして、今週からアメリカはインディアンウェルズで行われているBNPパリバ・オープン女子にエントリーしているの。
でもアザレンカは、全豪直後から足に固定器具を装着させられていて、3週間もその状態だったらしくて、それが取れて練習を再開してまだ1週間も経っていないで準グランドスラムと呼ばれる今週の大会を迎える事になったんだって。
「最初にドクターから3週間器具を装着しなければならないと聞いた時は、この大会まで4週間半しかなくて、とりあえずやってみなければ分からない状態だったの。」ってアザレンカは、その時の思いを語ってました。
「元のプレーを取り戻すために必要な事なの。最善を尽くしたし、少しずつだけど近付いているのは実感しているの。」
「わたしは良く動き回るタイプだから、足に固定器具を着けているなんて本当にあり得ない事。いつもとは違った歩き方をしなければならなかった。でも、そうする以外に方法はなかったわ。」
「自分に期待している事は、どんなポイントでもしっかり戦う事。それ以外は現時点では何も分からないわ。最初の試合もすぐに訪れる。ただコートに立ってテニスをするまで。一番大切な事は、足の状態が良いと感じられる事ね。」って、大会への意気込みも加えてました。
そしてそのBNPパリバ・オープン女子のダブルスには、去年ダブルスで復帰して来たマルチナ・ヒンギスがサビーネ・リシキと組んで主催者推薦を受けてエントリーしてますね。
去年ヒンギスは、復帰を決断させたダニエラ・ハンチュコバとペアーを組んで夏のハードコート・シーズンから復帰。でも初戦は突破するも2回戦の壁を越える事はなかったのね。ま、ドロー運にも恵まれなったところもあって、USオープンではいきなり第1シードとの対戦で敗退しちゃって、それ以降は公式戦でコートには立っていなかったの。
そんなヒンギスがどうしてリシキと?って言うと、どうやら今季の初めからヒンギスはリシキの指導をしているかららしいわ。
リシキもシングルスのイメージが強いけど、ダブルスでもこれまで2度のツアー優勝を飾っていて、2011年のウィンブルドンではサマンサ・ストザーとのペアーで準優勝を飾っていたの。
活躍が期待されたヒンギス・ペアーだけど、日本時間の今日行われた1回戦では第7シードのケイシー・デラクア&アシュレー・バーティ組に惜しくもフルセットで敗退。ヒンギス、思うような結果が付いて来ないわね・・・
BNPパリバ・オープンは男女共同開催なんだけど、男子ダブルスにも普段はシングルスにしか出場していない選手もエントリーしてるの。
話題になっているのは、2008年の北京オリンピックで金メダルを取っているロジャー・フェデラーとスタニスラス・ワウリンカがコンビを組んでエントリーしているわ。
ノヴァーク・ジョコビッチが同胞のフィリップ・クライノビッチと、アンディ・マレーがジョナサン・マレイと、ジョー・ウィルフリー・ツォンガが同胞のニコラ・マウーと、ファン・マルティン・デル=ポトロがマーリン・チリッチと、ミロス・ラオニチがアーネスト・ガルビスと、リシャール・ガスケがジョナサン・アーリックと、などなど!
男女とも、シングルスに加えてダブルスも楽しみね!
>ゆうさん
ヒンギスのダブルスはやっぱり取り上げたい話題ですよね。
でも、初戦敗退は残念でした。ヒンギスの技術ならまだやれると思うんだけど・・・
でも去年復帰して言ってたけど、今はデュースがなくてサドンデスだから、サーブ力がないペアーは不利だって。
ヒンギスもそれにはかなり悩まされたとか。
ルール変更がヒンギスのダブルスでの活躍の妨げになってしまったなんてね。
でも、何とか続けて欲しいですね。
ヒンギスの記事取り上げて頂きありがとうございました。
ライスト放送予定が、ドタキャンとなりスコアで見ていましたが
ヒンギスのサーブは全てブレークされ、うち3つがラブで落とすという厳しい内容。
それでも、スコアは殆どイーブンでバーティ&デラクア相手に互角の試合ができたというのはさすがヒンギスというところなのでしょう。
ハンチュのときもそうでしたが、サーブ自体は悪くないものの肝心な場面で1stの確率が低いため常にプレッシャーを感じているように思えます。
エキシとツアー、しかもトップレベルの選手相手だと感覚が違うのでしょう。
ドロー運なさすぎですし、ダブルスあまり得意ではないリシキとの急造ペアでここまでやれたのですから、これに懲りず続けてほしいなと思います。ウィンブルドンなら・・・?