日別アーカイブ:


レンドルがマレーについて語る

人気blogランキングに参加してます。一日一回クリックお願いしま~っす♪

.

日本時間の今日行われたBNPパリバ・マスターズ男子シングルス4回戦で、ミロス・ラオニッチに逆転負けを喫したアンディ・マレーだけど、去年からコーチに付いている元世界ランク1位のイヴァン・レンドルは、その大会前に受けたインタビューで、マレーについて以下のように答えていたの。

そのインタビューを紹介しますね。

Q:以前、マレーのコーチに付いた時にマレーが全仏オープンでも優勝出来ると語っていたが、今もその考えは変わらないか?

レンドル:まだそれを信じている。クレーはアンディに取ってとても良いサーフェースなんだ。クレーでの試合は、彼の強さや粘り強さが発揮できる状態だと思う。なぜ彼がクレーで結果が出せないかの理由が分からない。

Q:これまで他のサーフェースほどの結果を出せずにいるから、クレーではマレー自身に自信がないのでは?

レンドル:彼が言うには、クレーでは腰の負担が増えてしまうと常に言っている。でも今はその腰の問題が無くなった。大会前のサンディエゴでの練習中には、私が感じる限りそれはなかった。だからきっと更に楽しみになるだろう。より楽しんで痛みへの恐怖も無くなったら、更に楽しめるはずだし、自信もつくはず。楽しみも自信も一緒に訪れる。

Q:シーズン後半へ向けてクレーシーズンはどれくらい大切な物になるのか?

レンドル:クレーコートでたくさんの試合をする事は、体へのトレーニングと言う意味ではかなりの効果があると思う。どんなトレーニングや練習よりはるかにね。なぜなら実際の試合はプレッシャーのかかる中で行わなければならないから。どんなトレーニングや練習でも実戦ほどのプレッシャーを感じる事は不可能なんだ。だから、クレーコートで試合数をこなすことは、その後のシーズンへ向けて、常に役立つものさ。

Q:腰の手術から復帰してここまでは順調に来ているか?

レンドル:いつでも彼にはより良いプレーをしてもらいたいと思っている。前回の大会(アカプルコ)での敗戦は、それを観戦していたコーチに聞くと復帰後のベスト・マッチだったと言う。残念ながら自分はその試合を観る事は出来なかったが、負けはしたが最高のプレーが出来たと聞けた事は本当に嬉しく思う。

Q:復帰してからは肉体的なチャレンジはもちろんだが、精神的なチャレンジでもあるか?

レンドル:手術だろうが他の理由だろうが、しばらくツアー離脱を余儀なくされるといつも、復帰にはあらゆる要因が着いてくる。まず第1に、全く痛みがなくプレーが出来るから、それまで出来なかったプレーも出来ると自分自身に言い聞かせられる。自分本来のプレーを取り戻せて自信も取り戻せる。時には復帰戦でいきなり優勝するくらいラッキーな時もあれば、しばらく時間が必要な場合もある。そのどちらになるかは、誰にも分からない。自分も現役時代に手術を受けて、復帰後すぐに好調なプレーが出来た。そんな手術や怪我は何度かあり、復帰までに時間も必要だった。どうなるかなんて誰にも分からないもの。

Q:手術からの復帰で、恐れている事は何かあるか?

レンドル:まずは自分自身をテストする必要がある。それをやらなければならない。自分のリミットを知る必要があるし、自分の体に対する自信も取り戻す必要がある。

Q:またトップ4への返り咲きはマレーに取ってどれくらい大切か?

レンドル:トップ4にいれば、上位シードが取れる。そうなれば、準々決勝などでノヴァーク(ジョコビッチ)と対戦する可能性がなくなる。準々決勝に勝てば次の対戦で第3シードの選手との対戦になる。それらの試合に勝てれば決勝戦でラファ(ナダル)と戦う事になるんだ。だから、より上のシードに入れば決勝戦へ進める可能性も高くなる。一番良いのは第1シードか第2シードになること。そうなればかなりのアドバンテージになる。ウィンブルドンでの連覇を考えると、それまでにそのシードが取れると言うのはかなり難しい。ラファやノヴァークとのポイント差が大き過ぎるからね。第3シードとか第4シードになれる事の方が現実味を帯びていると思う。だから、そうなれるように頑張る事が今はとても大切な事。

トップ4への返り咲きを狙っているのなら、今週の4回戦敗退はちょっと痛かったんじゃないかしら?でもマレーもまだ本調子じゃないような印象だから、これからが正念場になりそうね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 16:33 | コメントをどうぞ
▲ページトップへ