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昨日行われたウィンブルドン2021男子シングルス準決勝、まずは第7シードのマッテオ・ベレッティーニが第14シードのフーベルト・フルカツを3ー1で、第1シードのノヴァーク・ジョコビッチが第10シードのデニス・シャポバロフをストレートで下して決勝進出を果たしました。
ベレッティーニはウィンブルドン前哨戦で優勝するなど、今年の芝のシーズンの好調を維持して安定したプレーを続けてましたね。
フルカツは、ロジャー・フェデラーとの試合で出し切ってしまったのか、ちょっと精彩を欠いた感じでした。
それでも、3月のマイアミでのビッグタイトルを獲得してトップ選手の仲間入りしてから、クレーシーズンでは4大会に出場し1勝しかあげられず、ウィンブルドン前の芝の大会も2大会とも初戦敗退だったの。
ビッグタイトル獲得からちょっとスランプに陥ってしまったのかなって感じていたけど、ウィンブルドンでは世界ランク2位のダニイル・メドベージェフやフェデラーを下しての勝ち上がりは立派。
これで来週の世界ランクでは、11位とトップ10目前へ迫って来ましたね。
ジョコビッチとシャポバロフの試合は、シャポバロフが出だしから好調なプレーを続けてました。第1セットではジョコビッチから先にブレークも奪い、そして迎えたサービング・フォー・セット。
そまでは終始自身のサービスゲームはほぼ完璧だったシャポバロフだったけど、やっぱりプレッシャーからかそこでジョコビッチにブレークバックを許すと、タイブレークもジョコビッチに持って行かれてしまったの。
第2セットも接戦となりながらもジョコビッチに2セットを連取されたシャポバロフだけど、素晴らしかったのはそれでも最後まで集中力を切らさず、諦めず自身の良いテニスを続けたこと。
やっぱりジョコビッチは、大切な場面、瞬間、ポイントをしっかり取れるところが1つレベルが上だなって言うのを感じさせられた試合でした。
それでもシャポバロフも、かなりジョコビッチに近付いたと実感できる試合だったのでは。明確な課題が見付かった大会になったわね。
日曜日に行われる決勝戦では、イタリア人として初めてウィンブルドンの決勝へ進んだベレッティーニが、王者ジョコビッチ相手にどんなテニスを見せてくれるか。
ジョコビッチは年間グランドスラムがかかり、オリンピックも控えていると男子では史上初めてとなるゴールデンスラムも視野に入る中、ベストのプレーが出せるか見物ね!
そして期待していた女子ダブルスの第5シードの青山修子選手&柴原瑛菜選手のペア。残念ながらフルセットで敗退でしたね。
第3シードのシェー・スーウェイ&エリーゼ・メルテンス組と、ハラハラドキドキする試合展開だったけど、最後はメルテンスの強力なサービスにやられてしまいました。
本当に惜しかった!でも、試合後には二人とも笑顔で観客に手を振りながらコートを去って行く姿は、全力でやりきった思いが伝わって来ましたね。
次はオリンピック。金メダルも夢ではないこのペア。今年の好調を維持してオリンピックへ臨んで欲しいわね。
そして今夜は、女子シングルス決勝戦が。第1シードのアシュレイ・バーティが第8シードのカロリーナ・プリスコバと対戦します。
プリスコバは2016年のUSオープン以来となるグランドスラムの決勝戦。念願のグランドスラム初優勝となるか。バーティは2019年に優勝した全仏オープン以来の決勝戦。ウィンブルドンではもちろん初めて。
二人とも緊張やプレッシャーなどがあると思うけど、最高の試合を期待しましょう。