カテゴリー別アーカイブ: テニス技術

お勧め!

以前紹介した、私のテニスの愛読書「ウィニングアグリー」は、心構え、メンタル等々を中心に勝つにはどうしたらいいかという本でした。

また著者は、世界トップ10経験者で、錦織のコーチも務めた人です。

それとは、別にもう一冊、愛読書があります。

「配球とコンビネーションで勝つテニスダブルス」です。

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書かれていることは、ハットすることがあり、いくつか抜粋すると

・いくらいいショットを持っていても、その使い方が悪ければ勝てない。

・1人ひとりがよく動いても、2人が連携して動いていなければ勝てない。

・自分が打ちたいコースではなく、打っておいたほうがいいコースに打つ。

・1本の強烈なショットを磨くより、2球1セットの配球パターンを磨いた方が勝てる。

さらに著者は、トーメントプロではなく、いわゆる草テニス王で、仕事(薬局)をしながらテニス大会に出て、200以上のタイトルを持っているという、私達の延長線上の頂点みたいな方です。

その関係で、普通のテニスの本に出てこない内容として、以下のようなものがあります。

・ノーアドの戦い方(サービスゲーム編、レシーブゲーム編)

・ミックスダブルス戦術

さらに、1,500円位の本ですが、DVDがついていて、本で紹介されているコンビネーションを動画で確認することができます。

その動画でプレイしているのも、おそらく、スクールコーチと思われ、見ていて、これなら出来そうだと思えます。(ブライアン兄弟のダブルスは、見ていて面白いですが、レベルが違い過ぎて真似できませんが、そういうレベルではないので)

コンビネーションで使うショットの打ち方も記載されていて、ダブルスに強くなるには、お勧めです。

私も、何回か読み直し、実践で使えるようにと、努力していますが、頭で理解して、さらに練習で出来、そして試合で使い、結果勝てるようになるのは、なかなか難しいです。

今後、さらに、平日は通勤電車で読み、土日で実践し、勝率アップを目指します!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:45 | 1件のコメント

対女子D対策!

最近は、男子Dだけでなく、ミックスDや、変則の女性3名のなかに入ったり(相手女子ペア、こちらミックスペア)していますが、

そうした女性相手のゲーム(女性の特徴を踏まえて)で気をつけていることがあります。

1. 横の動きに比べ、前後の動きが鈍いので、そこを突く。

もともとダブルスですから、横といっても半面で(2人で守るので)、振り回すつもりでも、難なく、返球されてしまいます。
前後は、シングルスでもダブルスでも広さは一緒で、前後の揺さぶりが効きます。

ベースラインにいる相手に深いボールを返し続けるという戦法もありますが、同じところでは慣れられ、
さらに、ライン際のボールは、特に女性の試合ではアウト判定になることが多い(これは余計でした!)。

そこで、2球ワンセットの考えで、深いボールを打ったあと(相手は次も深いボールに備える意識が出る)、意図的に短いボールを打つと、相手は追いつかないか、チャンスボールが返ってくることが多いと感じています。

*短いボールに対し、女性(一般的傾向)は、ドタバタと走ってきて、そのまま打ったり、追いついても、コースを間違え、ミスやチャンスボールを与えてしまうことが多いと思います。
なお、私は短いボール処理が得意な方で、予想して、打たれたら、追いつき、相手の逆をつくようにしています。

2. ロブの前に、ワンクッション入れる。

女性のスマッシュは男性ほど破壊的ではないですが、それでも、安易にロブを上げると、失点につながります。

ネットで構えている相手に、素直にロブを上げると簡単に打たれてしまうので、
ここも2球ワンセットの考えで、ますは、1球ボレーをさせます。

ただ、イージーなショットでは、ボレーで決められるので、緩くてもいいので、ネットより下でボレーさせます。

そうすると、相手は、前傾姿勢になり、さらにネットへ詰める傾向がありますから、そこで、ロブを上げると、簡単に抜けるか、ミスショットを誘えます。

これが出来れば、女性の並行陣は、恐れることはありません!

ほかにも、男性Dと共通な事項では、センターセオリー、相手バック側へ等等ありますが、特に、私が心がけている、対女性D用対策が、上記1と2です。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:23 | 1件のコメント

フォーメーションの難しさ?

つい先日、テニス仲間から、地面に木の棒で、図示しながら、聞かれた、フォーメーションの問題です。
(スマホでは見にくいので、以下、私があらためて手書した2点の絵(写真)は、パソコンでご覧下さい)

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設定は、並行陣(実際はミニ雁行陣になりますが)で、Aが質問者です。

AがCの打ったボールをポーチして、Dへボレーした時、Aはポーチした①の時点に留まるか、②の位置に戻るかです。

その日の私の回答は、Aのボレーがほぼ決まるのであれば、①の位置に留まる(この場合、防御に弱い逆ミニ雁行陣になりますが、仮にDが返球しても、浮いたボールになるので、決められる)。

Aのボレーがそれほどでもなければ、②の位置に戻り、Dの返球に備える。ただし、この場合、AとBが横に並行に並ぶので、相手のボールに近い、Bが少しネットへ詰め(③の位置へ)、ミニ雁行陣の体形をとる、です。

ただ、どちらも、今一メリット、デメリットがあり、ダブルスの戦術、フォーメーションの愛読書で調べてみました。

(以前、このブログで紹介した「ウイニング・アグリー、読めばテニスが強くなる」は、どちらかというと、シングルス用ですが、もう1冊、ダブルス専用の愛読書があります。この本の紹介は、後日!)

その本では、ポーチという前提で、AとBはサイドチェンジするというものです。

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Aは、ポーチした後、①に留まるのではなく、②の位置に行き、Bが逆サイドの③の位置へ動くと。

こうすれば、ボールが行ったDの前にAがいき、浮いた返球は叩けますし、Bが③に動くことにより、ミニ雁行陣の体形を取れることになります。
(主に、Bがサーバーでの想定ですが)

こうすると、スムーズにいける気がします。

いずれにしろ、3パターンがあり、その場で、どう動くかは、事前にパートナーと打ち合わせておかないと、最悪の4番目のパターン(AとBが縦一直線に並び、半面、ガラ空きになる)だけは避けなければなりません。

ダブルスのフォーメーションは難しいですが、その分、ボールを打つ技術以外の要素が勝敗に関わってくるので、面白くもあります。
(これからも研鑚です!)

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 18:43 | 1件のコメント

こういうテニスがしたい!

錦織対マレーの全仏準準決勝を見ていて、マレーのテニスに改めて興味が沸きました。それは、

全仏のベスト8に残ったメンバーのうち、これが武器だというショット(一発でポイントを取れるショット)を持っている選手がいます、例えば
・チリッチは、サービスエースを何本も取れるサービス(いわゆるビックサーバー)

・ナダルは、強烈なトップスピンのフォアハンド

・ワウリンカは、強烈なフラットのシングルバックハンド
です。

そうしたなかで、マレーは、特段抜きん出た個別のショットはありませんが(まあ、全てのショットが非常に高いレベル)、攻守のバランスが良く、一発でポイントを取るというよりも、相手が先にミスをしたりして、結果、ゲームを取っていきます。

まあ、ジョコや錦織も、どちらかというと、マレーに近いテニスですが、今はマレーの攻守のバランスが凄くいいように見えます。

ビックサーバーは、サーブの調子が悪いと、そのまま負けることが多いですが、こういう攻守のバランスがいいと、調子が悪いときでも、勝ち抜いていきます。

そして、負ける方は、一発で圧倒される訳ではないのに、なぜかゲームを取られていて、いつの間にか、負けていると。

レベルはもの凄く違いますが、出来れば、こういうテニスを目指します。相手に、なんとなく、なぜか、ゲームを取られてしまうと思わせるテニスです。

けっして、「かめはめ波(レオ流)」に矛盾するわけではなく、一発ではなく、2球セットで、そういう状況に相手を追い込んでいくと。

言うは安く、行うは難くですが、チャレンジしていきます。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:49 | コメントは受け付けていません。

「かめはめ波」完成?

「かめはめ波」は、どうも一発で、相手を仕留めるイメージがありますが、
ドラゴンボールでは、それだけで相手を仕留めるのではなく、最後のとどめを刺すときに使われています。

テニスでは、錦織の「エアーK」も、劣勢からの一発逆転ではなく、それまでのストロークで相手を追い詰めて、甘くなったボールを、「エアーK」でポイントを取ると。

で、私のテニスを振り返ると、ノータッチや相手のラケットを弾くボールを打つスタイルではないので、一発勝負はしない。

では、何をするか?実は、「かめはめ波」に取り組むとこのブログで記載してから、同じことを2つの方法で知りました。

1つは、スクールのコーチですが、レギュラークラスではなく、たまに振り替えで入る土曜ナイターのコーチで、前回のミックスダブルスの試合で、敗戦ながら、結構、褒めてくれたコーチで、その方が後日、話してくれたことです。

そして、もう1つは、そのミックスダブルス後に、購入して読んでいるテニスの本に書かれていたことです。
(ダブルスに特化した本で、本の紹介は、後日に)

それは何かと言いますと、「2球セットで考える」、「2球でポイントを取る」です。

一発では勝負しないで、1球目で優位にたち、甘くなったボールを2球目で決めるという、私のテニスのスタイルにマッチしています。

その後、いろいろと試みています。

短いボールを打って、相手を前に出してから、その頭上をロブで抜く。
センターにボールを打ち、相手2人をセンターに寄せてから、サイドへ打つ。
1球目をボレーヤーにぶつけて、2球目は来ないだろうと思わせておいて、もう一度、ボレーヤーにぶつける。
深いストロークを打ち、後ろに下げておいて、ドロップショットを打つ。
フラットの後にスライスでタイミングを外し、ミスを誘う。

などなどで、要は、「かめはめ波2球バージョン!」

あとは、バリエーションを増やして、頑張ります。

あっ?でも、手の内を書きすぎたかな?

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カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 07:51 | 2件のコメント

レオの楽しいテニスで勝つ(遊び心も大事!)

新シリーズ(どの位続くかは?ですが)、レオの楽しいテニスで勝つの1回目、遊び心も大事!です。

遊び心も大事とは、テニスの試合中のイメージのことです。

試合はただでさえ緊張して、自分のテニスが出来ないことが、ままあります。

緊張しない、上がらないと単に思っても、なかなか心と体が上手く連動しません。

そこで、最近試みているのは、少し遊び心を持って試合をしようです。

テクニックとしては、不意をついて、ドロップショットを打ったり、ロブを上げたり、鋭角なクロスを打ったり、コートの外から内側へ入れたり(テニスの王子様のスネイク)、錦織の股抜きは出来ませんが頭上の抜かれたロブに追いつきラケットワークだけで打ち返す等々、見方によっては、多少遊んでいるようなテニスをします。

気分的には、スーパーサイヤ人となり、パワーとスピードを上げるぞと思ったり、ゾーンに入り打てば入ると思ったりです。

けっして、無茶打ちをするのではありませんが、遊び心を持って試合をすると、過剰な緊張をせず、ミスをしても、あまり引きずらない気がします。

もちろん、やりすぎは良くないのですが、多少の遊び心を持ってテニスをすると、楽しいテニスが出来るような気がします。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:09 | コメントは受け付けていません。

セイバー演習完了!

先日のミックスダブルスで、サウスポーのファーストサーブを私は1回も返せなかったのですが、そのあとの試合で、サウスポーのサーブをフェデラーのセイバーでリターンしている人が見て、ひとつの対策として、チャレンジしました。

スクールでは、サーブ練習はありますが、打ちっぱなしでリターン練習がないので、土曜日のサークルでチャレンジしました。

まずは、サーブリターン練習で、積極的にリターン側にまわりました。

サーバーが構えに入った段階では、私はベースライン上にいますが、トスを上げた段階で、するすると1メートル位前に詰め、サーブをショートバウンドに近い状態で、フラットかスライスでリターンします。

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ほとんどストロークではなく、ブロックボレーの延長のようなリターンですが、結果、サーブリターン練習としては成功。

次は、ゲームでの演習で試してみました。

だいたい、このサークルでは、普通のリターン成功率(取りあえず、ネットを超え相手コート内に収まる)は、8割程度です。

それに対しセイバーでは、少し落ちましたが、たぶん6~7割位の成功率かと。

ただ、私のリターンに対するサーバーの反応が違いました。

普通のリターンでは、サーバーはしっかり構えてストロークを打つか、ボレーを打ってきますが、セイバーだとリターンが返ってくる時間が短く、リターンに対する返球をミスしてくれたり、さらにセイバーは必然的にネットへ詰めますが、サーバーが打ち返すボールに、速いタイミングで合い、私のボレーが決まることが多かったです。

これで、セイバーの演習としては、完了しましたが、あとは実戦で通用するか、そして、一番の問題のサウスポーで通用するか、実戦配備が出来るか、楽しみです!

もう1つの課題の「かめはめ波」は、試行錯誤中で、少し試したのですが、まだブログに書ける状況ではないので、次のサークルで再挑戦です。
(セイバーの訓練も継続して)

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 14:19 | コメントは受け付けていません。

ボレーボレーでの力の入れ方

スクールでのボレーボレー練習では、よくコーチから強く打ちすぎないようにと言われます。

近距離での強打は危険ですので、十分承知していますが、緩く打ちすぎると、ミスをしてしまい、ある程度のスピードが出てしまいます。

もっとも、全てのボールを全力で打っているわけではなく、繋ぎのボールは繋ぎ、浮いたボールはしっかりインパクトしています。その結果、ある程度のスピードが出てしまいますが、強打ではないと自分では思っています。

という思いを持ちながら、たまに、普段入らないレッスンに振替で参加することがあります。

普段は、レギュラーの日曜日昼と、あとは仲間が多い土曜日ナイターですが、それ以外にレッスンでは、私以上にボレーボレーで強打する方が何人かいます。

浮いたボール等でなく、1球目から思いっきり振ってきます。

とりあえず、ブロックで返球していますが、確かに危ないなと感じました。(自分は棚にあげてですが。もっとも私のは強打でなく、しっかりインパクトしていると思っていますが。)

そして、ブロックの練習にはなりますが、普通のボレー練習にもなりません。

相手がいてはじめてテニスができ、しかもレッスン料を払って参加しているのですから、危険で、相手の練習にならないプレーはいけないようなと、自分も戒めて、思った次第です。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 04:51 | コメントは受け付けていません。

かめはめ波!

先日のスクール内ミックスダブルスの続きです。

予選の2試合を終えたあと、コーチ2人から同じことを言われました。

それは、安定度は素晴らしいが、ここぞという時に、決め手となる武器がないと。

確かに、凡ミスは少なく、ラリーを続け、相手にミスはさせることは出来ても、これで相手をねじ伏せるというものがない。

ドラゴンボールに例えると、悟空がスーパーサイヤ人となり、相手を追い詰め、最後に、「かめはめ波」を打って、相手をやっけますが、その「かめはめ波」にあたるテニスの武器がない。

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サーブはスライスサーブで攻撃されないが目的、バクスラは相手のミスを誘っていますが、ねじ伏せるまではいかない。

う~ん、次の試合までには、完成しなくとも、何らかの「かめはめ波」を考えて試してみたい!

あと、そうそう、実はコーチから言われたのは、私というわけではなく、私達ペアに対してです。

比較的同じスタイル(見た目ではありません、テニスの打ち方等です。当たり前ですね!)で、2人とも安定感のあるテニスをしているが、2人とも、決め手となる武器がないと。

私はスーパーサイヤ人となり、「かめはめ波」に挑戦しますが、ペアにはどうするか???

そうだ、性別は違いますが、ドラゴンボールでは、今は、悟空とベジータは仲間になっいるので、ペアの方には、スーパーベジータになってもらい、ベジータの主砲の「ギャリック砲」をお願いしよう!

*以上、少々ふざけましたが、真剣に武器を作っていきたいと思っています。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 23:01 | コメントは受け付けていません。

スーパーサイヤ人は長時間続かなかった?

先日のテニスサークルでは、通常よりも、パワーテニスを目指してみました。

ダブルスの試合に出だしてから、つなぎ主体の安定テニスでは、一定の壁から上に行くのは難しいかなと思ったからです。

シングルスでは、かなりのレベルでも、つなぎ、安定テニスで対応できていましたが、ダブルスでは、あるレベル以上では、つないでいる間に、相手に決められてしまい、なかなか勝つことが出来ません。

そこで、多少のリスクはとっても、少しパワーテニスを試したのですが、単に強く打つだけでは、手打ちで威力のあるボールが打てないので、体を動かし、パワーとスピードを兼ねるテニスです。

いつもよりコート上で早く動くことを意識し、あまりに意識したときなどは、ネット際のボールをダッシュで取りに行ったときは、勢い過ぎて、危うくタッチネットしそうでしたが、ストップし、前への動きを急遽、横への動きに転換し、サイドステップでかわしました。

結果は、エースを取れたり、ボールを拾いまくれたりと成功に思えましたが、途中で身体が悲鳴を上げそうになりました。

特に、膝ががくがく状態で、最後は、ゲームを辞退しました。もっとも、その日の夜に、スクールの分け合い受講を入れており、これ以上テニスをしたら、夜は無理と判断したからでもあります。

ドラゴンボールでは、悟空がサイヤ人から、スーパーサイヤ人となり、パワーとスピードをアップしますが、体力的に長時間はなれませんが、私も、パワー+スピードを支える持久力が足りず、長時間は、スーパーサイヤ人には、なれなかったか???

サークル翌日のドラゴンボールを見て思った次第です。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 06:53 | コメントは受け付けていません。