カテゴリー別アーカイブ: テニス技術

ゾーンに入ったか?

「ゾーン」、松岡修造が錦織の試合で、特別に調子がいいとき、何を打っても入るようなときに使っている言葉です。

レベル的には、天と地以上の差がありますが、ゾーンに入っていたかなと思うゲームがありました。

先日のスクール内セミオープン男子ダブルスの2試合目です。結構強い相手に6-0で勝利出来た試合です。

結果は、ペアの方のナイスショットやチームワークもあった上での結果ですが、私自身のプレーは、振り返ると、こういうのが、レベルは違うも、ゾーンに入っていたのかなと感じました。
(ペアの方からも、絶好調ですねと言われました)

感覚としては、打つショットが全て自分の思ったところに行く。ストロークもボレーも、打てば入るという感覚でした。

一番覚えているのは、リターンで、サーブアンドボレーで出てきたサーバーの足元へ落とすだけでなく、そこからサイドへ切れるようにと思って打ったところ、
思い通りに、足元へ沈み、そこからサイドラインの外へボールが切れていきました。
リターンでのノータッチエースです。

さらに、当日は無意識で、後から思い出したことにリターン位置があります。1試合目、2試合目、3試合目とも相手のサーブは、結構威力があるものでしたが、1試合目と3試合目の私のリターン位置は、普段通り、ベースライン上でした。

ところが、勝利した2試合目は、相手の1STサーブでは、ベースラインから2歩下がった位置でリターンし、セカンドになると、2歩前進し、ベースラインでリターンをしていました。

なぜ、2試合目だけ無意識にそうしたのかは?です。

ひとつ考えられるのは、相手への先入観です。1試合目の相手は、スクール内でいつも上位へ行く相手、3試合目の相手は、私の1つ上のレベルのクラスの相手で、強敵と知っていて、事前にいろいろと考えたりしていました。

しかし、2試合目の相手は、試合をした記憶がなく、どういうテニスをするか知らず、前の試合もよく見てなく、白紙状態で臨みました。

結果、余計なことは考えず、自分の感覚だけで、体の動くままにテニスをしたのが、「ゾーン」に入ったような感覚だったのかもしれません。

1年に1回もない感覚でしたので、2試合目だけでなく、この日ずっと続いてくれていたら良かったのですが、そうはいかないんですよね。

次は、いつ、ゾーンに入れるかな!
(やや自己満足なブログでした)

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 23:54 | コメントは受け付けていません。

ロディックのクイックサーブ

少し前で、またまた、年初に放映された「とんねるずのスポーツ王は俺だ」からですが、今回の助っ人のロディックは、GS優勝経験者、元世界NO1というよりも、現役当時は、サーブのスピードが当時世界1(なんと249キロ)で、ギネスにも登録されたという方が有名かもしれません。

スポーツ王でも、引退しながら、最高209キロというサーブを打っていましたが、もう一つ有名なのが、クイックサーブなんですよね。

ほとんどテイクバックがない、トスも低く、えっサーブ打つのという感じのフォームから、ズバット、高速サーブがしかも回転がかかっていきます。

しっかりテイクバックして、ためを作り打つという普通のフォームは、なんなのという感じで、クィックで打っています。

私もクイックサーブですが、トスが低く安定する、タイミングが速く取りやすい(逆にレシーバーはタイミングが取りにくい)程度のメリットですが、ロディックのあそこまで、速く、回転のかかるサーブが打てるなら、クィックサーブも有りだなとあらためて認識しました。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 08:05 | コメントは受け付けていません。

少人数、短時間、実戦的練習方法!

いろいろな練習パターンを持っていますが、そのなかで、最低人数(2人)で、かつ、短時間(10~15分)でも出来る、実戦的なダブルスの練習方法です。

パターンは、よくある「ボレスト」です。ボレー対ストロークというテンポが速く、実戦に近い練習パターンです。
(シングルスであれば、ロングラリーがあげられますが、今回はダブルス想定で)

ただし、一般的に行われる「ボレスト」とは少し変えます。

1.使用するコートは、クロスの半面です。実戦では、クロスラリーがベースですから、練習も、まず、デュースコート側のクロス半面、次にアドコート側のクロス半面で行います。

2.ボレーヤー
・ファーストボレーでは、サービスラインの1~2歩内側に立ちます。
(最初から、ボレーのベストポジションには、いません。)

・フォーアストボレーの後、1~2歩前進し、ネットとサービスラインの中間地点かややネット近くで、その後のボレーをします。

・ストローカーがロブを上げてきた場合は、決めるスマッシュか、しのぐロブカツトをします。

・少々のアウトボールは繋げますが、どちらかがネットにかけたり、大幅アウトした場合は、ファーストボレーからやり直します。

3.ストローカー
・ネットミスをしないことを心がけストロークを打ちます。

・ボレーが厳しい球の場合、逃げのロブで、返球します。
(厳しいボレーを、スーパーショットで返球しようといないこと)

・ボレーヤーが、ネットへ詰め過ぎてきた場合は、攻めのロブで、頭上を抜きます。
(ベタ詰めしているボレーヤーにストロークを打っても、ボレーの餌食になります。)

4.2~3分程度で、ボレーとストロークの役割を変え、デュースコートが終われば、アドコートで繰り返します。

以上、中途半端な時間の有効活用としての紹介でした!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 06:56 | コメントは受け付けていません。

自分の試合の考察

先日参加したミックスダブルスの試合の自分自身の考察です。

予選リーグ2試合は、いずれも、2-6で敗退。

1試合目は、相手男性が、私のテニスにスピードがドンピッシャで、ペースを変えようとロブを上げても、スマッシュで叩かれ、そのスマッシュをロブで返そうにも、回転のかかったスマッシュで、普段はスマッシュをラケットで合わせ返球している私のラケツトが弾かれました。

なお、意外に、その男性は、私よりペースがやや遅い、ペアの女性のボールにタイミングがあっていませんでした。

2試合目は、サウスポーの男性のサーブに全くタイミングが合わず、100%まともなリターンが出来ませんでした。

サウスポーのサーブはアド(バック)側では、サイドに切れていく大きな特徴があり、その場合は、斜め前に踏み込んで処理をするのですが、今回は私はデュース(フォア)側でした。

そのため、体に食い込むように曲がってきてタイミングが取れません。最後は、曲がる前に処理しようと、前に踏み込んだところ、それを上回るスピードと回転のため、何と空振りをしてしまいました。(恥ずかしい!)

予選リーグでは、相手のペースで試合が進み、ペースを変えようとしたロブが甘くなり、ドロップショットは、それを打たせてくれるボールが来ませんでした。

そして、予選リーグ後は、三位トーナメントに回り、1試合目は、いつもサークルで一緒の夫婦ペア。

手の内を知り尽くしているので、ロブ、ドロップショット、ストレートと自分のペースで打つことができ、6-1で勝利。

続く2試合目は、強打の男性がいるペア。ストロークでノータッチエースを何本か取られましたが、ネットへ詰め、ボレーで処理したり、ロブでタイミングをずらしたり、最後は、前の試合で痛めていたらしい足に容赦なく、ドロップショットを打ちました。(結果、エースとなりましたが、申し訳ないかな?)

結果、6-3で勝利し、三位トーナメント優勝です!

全体の考察として、予選リーグは相手のペース、三位トーナメントは自分のペースで試合が進んだこと。これが、試合の結果にも出ています。

どんな相手にも、如何に、自分のペースでテニスが出来るか、また、練習と試合で、バランスを取りながら、修行です。

ただ、三位トーナメントで優勝できたのは、結構嬉しかったです。

最後の試合が勝って終われたこと。(勝って終わるのは、本戦優勝者と三位トーナメント優勝者だけですから。)

そして、賞品が、試合球4缶で、実利的な賞品でラッキーな気分です!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:06 | コメントは受け付けていません。

股抜き?

まずは、レオのテニス川柳を

「錦織の 股抜き真似て 股打った」

1月7日(土)は、今年のテニス初打ちをテニスサークルで行いました。

この日は、翌月のコート予約受付があり、いつもお世話になっている幹事夫妻と一緒に、その予約受付にテニスの1時間前に着きました。

そのため、全員がそろう前に、少し時間があり、つい、やってはいけないことをしました。

それは、錦織がたまに使う、股抜きショットです。

コートでネットに正対し、自分で、ベースラインに向けて、後ろにボールを上げ、振り向き追いかけ、ボールをまたぎ、ボールを打つ練習をしたのですがーーーー

その瞬間、ボールだけでなく、自分の股も打ってしまいました。
(痛かった、我慢して、あまりばれないようにしてましたが、最年長のサークル仲間が見ていて、危ないと言われてしまいました。)

以前にも、錦織を真似て、同じことをやったことがあり、その後、封印していたのですが、1月2日に放送された、とんねるずのスポーツ王は俺だで(録画もして、テニスのところは3回見ました)、今年の助っ人のロディックが、綺麗な、股抜きをしていて、それを見て、つい、またやってしまいました。

もう、絶対に、しません!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 22:00 | コメントは受け付けていません。

続・全日本選手権なのに

前回の「全日本選手権なのに」は、ソフトテニスが地上波放送されたのに、テニスが放送されなかったことでした。

そして、その全日本で優勝した、綿貫選手の試合を、せめてユーチューブで見ようと探していたところ、シングルスは見つかりませんでしたが、綿貫選手が兄弟で出たダブルスの準決勝がありました。

そこで、あらためて驚いたことがあります。

全日本選手権の準決勝ダブルスですが、選手4名(ダブルスですから)のうち、サーブのあと、ネットへ詰めている(いわゆるサーブアンドボレー)をしている選手は1人で、他の3人は、そのままベースラインにとどまり、雁行陣で試合を行っていました。そして、ラリーの展開で、相手ボールが短くなると、ネットに詰め、平行陣となっていました。

かくいう私も、最近は、サーブの後、ネットに出ず、ベースラインでラリーして、展開に応じて、ネットへ出ています。

全日本レベルの方の理由はわかりませんが、私の理由は、リターン側がサーバーがネットにいる方が打ちやすいのではないか、そのため、かなり強烈なリターンがきて、ボレーで処理するのが難しいことです。

逆の立場で、私がレシーバーのとき、サーバーがネットへ詰めてくると、そのサーバーがちょうどいい目標になり、サーバーがベースラインにいるときより、いいリターンを返せている気がします。

遠くの目標より、近くの目標の方が、ボールを打ちやすいですが、サーバーがネットにいる方が、ベースラインにいるより、近いので、打ちやすいのかもしれません。

サーバーのサーブ力と、レシーバーのリターン力の力関係によりますが、サーブ後ネットに出ず、雁行陣でいるのも、いい選択かなと思った全日本選手権ダブルスでした。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 18:03 | コメントは受け付けていません。

バクスラ?

スクールのイベントで、「バクスラ」(確かこんなような記載)があり、何かなと思ったところ、バックハンドスライスの練習会のことでした。

バックハンドスライスとなれば、私の一番得意なショットです。(ちなみに得意な順番は、バックハンドスライスストローク、バックボレー、フォアボレー、フォアストローク、サーブ、スマッシュです)

打ち方は、コーチに聞いていただき、ここでは、バックスライスの効果的な練習方法を。

バックのストロークの打ち合いをするのがいいのですが、これからバックスライスに挑戦する人には、荷が重いと思います。

で、いいのが、練習の最初によく行われる、ミニラリーです。ミニラリーで、バックスライスだけで、打ち合うのです。

もともとミニラリーですから、バックトップスピンはお互いに打ちにくいこと、そして、ミニラリーなら、スライスのタッチ、感覚を覚えることができます。

ミニラリーでバックスライスが思い通り打てない方が、通常ラリーやゲームでバックスライスを打つのは、残念ながら無理と思います。

相手もいますから、ミニラリー全てをというわけにはいかないと思いますが、フォアだけ、バックだけ(そしてここではスライスだけ)、フォアバック交互等を決めて、ミニラリーをすると、バックスライスの上達に役立つと思います。

よろしければ、私と一緒に、バックスライスのミニラリーをしましょう!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:06 | コメントは受け付けていません。

少数派?

11月6日日曜日は、振替消化で、通常テニススクールレッスンに加え、その前の時間帯も出席し、連続2レッスンを受けました。(コーチはどちらも同一)

その両方のレッスンで、コースを狙う、相手の弱点をつくことから、コーチが、皆さんで、バックがフォアより得意な人はいますかと聞かれ、手を挙げたところ、私1人だけでした。

2レッスン目も私1人だけでしたので、コーチからは、この人は、特別で、少数派ですからと言われてしまいました。(確かに、2レッスンで1人なので、少数)

思えば、今のコーチになった最初の頃、正面にきたボールを、普通は、フォアへ回り込んで打つのを、私は、バックへ回り込んで打って、なんで、バックへ回り込むのですかと言われた記憶があります。(まだ、最初で、私の特徴をつかんでいない時期かな)

自分でも、よくわかりませんが、ストロークもボレーもバックの方が、打ちやすく、安定して打てます。

ボールのスピード自体は、フォアの方が出ますが、フォアの方がミスするかもという意識で打ってしまいます。

ストロークですと、フォアの方が右手の前に左手や体があり(当たり前ですが)、スムーズに振り切れません。それに対し、バックは、右手の前に邪魔をするものはありませんので、自由に降れます。

また、ボレーですと、フォアは降りすぎたり、手首をこねたりが、たまに出ますが、バックは、ほとんどそういうことがありません。

う~ん、やはり、私は、バックの方が好き!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:41 | コメントは受け付けていません。

レオの綺麗なテニスで勝つ!持ちこたえろ!

綺麗なテニスの方の得意な場面として、

コーチが出す球出しのボールなど、強打やクセがないボールを打つことが上手いことがあげられます。
汚いフォーム(失礼!)の方に比べ、自分の構えたところへ来たボールを打つのは、上手いのです。

しかし、強打やクセのあるボールに対し、素直なボールと同様に、綺麗なフォームで打とうとして、ミスをしてしまい、結果、敗戦へとつながります。

試合での生きたボールに、うまく対応できない。バウンドの高いボール、ぐりぐりスピンボール、スライス回転したボール、意図して打たれた短いボール等々、打ちにくいボールを綺麗なフォームで打ちます。

結果、ミスします。

しっかり構えて打てるボールは、もちろん、本来の自分のフォーム(綺麗なフォーム)で打てばいいのですが、全てを綺麗なフォームで打とうとするとミスにつながります。

例えば、私は、フォアストロークは、原則、右足を踏み込みながらテイクバックし、そこから左足を出し、フラットで、インパクト、フォロースルーします。

しかし、ベースライン深くに、高いバウンドのボールがきたときは、綺麗なフォームは封印します。

1つは、ベースラインエアKで、ベースライン前後で、ジャンプして、ボールの頂点で、フラットにボールを叩きます。エアKのようなエースにはなりませんが、そこそこのボールで返球できます。

2つ目は、足は着地して、ボールの頂点で、顔の位置位の高さで、スライスで打ちます。結構なスライス回転で、返球できます。

要は、相手の生きた(いやらしい)ボールは、なんとしても、「持ちこたえて」、まず返球することです。相手が優位にたっている状況が多いケースですので、フォームに拘らず、まず、持ちこたえて、返球し、そのあと、イーブンに持ち込めたら、綺麗なテニスで仕留めると!

と思っているのですが、相手がそれを上回るボールを打つと、難しいですよね。ただ、目指す方向としては、こう思っています。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:09 | コメントは受け付けていません。

誘惑に負けない!

誘惑に負けない、と言っても、テニスウエアのことではありません。

テニスのプレイでの誘惑です。

私のテニスは、確率、安定重視のテニスで、ミスが少なく、勝つを基本としています。ただ、時々、思いっきり、ボールを打ちたくなることがあります。

例えば、バックストローク。通常は、スライスで、だいたい80%位の確率でミスをしないで打っています。ただ、フラットが打てないことはなく、単なるボールの威力であれば、スライスより威力があるボールが打てますが、確率がどんと落ちます。おそらく、50%位で、試合で使うのは、一か八かになります。(だいたい、オーバーのミスに。)

通常は、じっと我慢の安定テニスで満足するのですが、ワウリンカのシングルバックでのフラット系のショットを見ると、打ちたくなります。

また、ボレーもスライス面で、振らないボレーで、コースで勝負(極端が、あっち向いてホイのボレー)していますが、時々、ドライブボレーでガツンと打ちたくなります。(こちらも、だいたい、オーバーのミスに。)

さらに、さらに、相手が鋭角クロスショットを打ち、コートの外に追い出されたとき、セオリーでは、ロブで逃げるか、クロスへ返球してしのぐかですが、敢えて、狭い、ストレートを抜きにいきたくなります。ストレートは、こちらに余裕があるときに、打つべきなのに、追い込まれた状態で、起死回生の一発勝負に出ます。(だいたい、サイドアウトのミスに。)

冷静に、安定したテニスを心がけているのですが、たまに、誘惑に襲われ、負けてしまうことがあります。

敬老の日に仲間とテニスをした際にも、誘惑に負けて、結構、大振りをしてしまい、特に、サーブアンドボレーのファーストボレーをガツンとドライブボレーし、全て、アウトをしてしまいました。(反省!反省!)

まあ、テニスで思い切り、打てなく、ストレスを感じては、本末転倒なので、たまには(この頻度が大事ですが)、誘惑に負けて、強打してもいいのかなとも思っています。(あくまで、たまにはで。)

さあ、次回のテニスでは、またしても、誘惑の心が出てくるか、出てきても、負けないか?(自分で自分を分析しながら、テニスをしていきます。)

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 13:35 | コメントは受け付けていません。