練習をしていていつも「十人十色ならぬ、十球十色だなぁ」と感じます。
特にサービスは本当にこの一言に尽きます。(いや、それではだめなんですが)
十球打って、同じようなボールが一球たりとも返ってきません。
これはこれで凄いことかも。
ストロークはサービスに比べれば、まだもう少しまし、という所でしょうか。(いや、本当にほんの少しですよ)
ストロークは大好きなフェデラーに少しでも近づきたい、と顔を残してボールをしっかり見ているフェデラーの画像を思い出しつつ、練習しています。
が、ぜーんぜんできません。
まぁ当たり前なんですが。
でも、自分の憧れている人に少しでも近づきたいと思うのは、自然な思いなのではないでしょうか。
以前、練習会の時にこのことを言ったら、「フェデラーは天才なんだよ!普通人には真似しようったて真似できないんだよ!大体身体だって鍛えていないんだし、不可能なんだよ!!」と叱咤されました。
確かに、自分はフェデラーの肉体も、しなやかで強靭なリストも、恐ろしいほどの反射神経も、そして何より見惚れてしまうあの美しいスイングも、何もかも持ってはいませんが、それでも強烈な印象は自分の脳裏から消すことはできません。
なーんて書きましたが、ストロークにしても、あれくらいの打点で打とうと思っても、全然ダメで、一球目はまだ良しとしても、2球目からどんどん打点が後ろになり、だんだんグリップを支えられなくなってしまうんです。
まあ、握力だって、どんどん落ちていっているのだからこれまた仕方ないんですが。
仕方ないと言っていたら、気持ちも後退していくだけなので、言いません!!
自分にはセンスのかけらもありませんが、「こんなボールが打ちたい」という情熱だけは、まだ失いたくありません。
だから、明日も練習します。