いろいろな方のブログやツイートを拝見しています。
読んでいて、時々「あ、これは自分が指導していただいたことと同じことを言っているな」と感じる時があります。
教えていただいていた当時は、もう言われた通りにやることに精一杯で、そして、言われたとおりに全然できないので、頭の中はもうパニックでした。
その後、長ーい時間をかけて練習して練習して、やっと、言われたスイングに近くなったな~、と思えるようになりました。
勿論、まだまだ未完成ではあるんですが、それだけ時間をかけて咀嚼して、やっと当時言われたことがわかるようになった、と、最近感じてます。
自分が共感するブログやツイートを書かれている方は、大抵、ご自身でかなり勉強されていて、お若い方が多いようです。
文章で改めて読んでみると、「うん、そう言われたけど、その時はなぜ?、って全然わからなかった」なんて、その頃のことを思い出します。
今思うと、自分は、指導いただいた時「なぜ?」と思うことがとっても多かったんです。
そして、それが一つの障害になっていたんではないかと思うのです。
「自分は今までこのように教わっていた。でも、なぜこう直さなければならないのか?」と心のどこかで常に思っていたから、教えていただいたことが素直に体に入らなかったんではないでしょうか。
これが、初めてテニスを教えてもらうのであれば、もっと違っていたと思います。
もっともっと素直に吸収することができたのではないでしょうか。
勿論、動きはとてもぎこちないかも知れないけれど、それでも精神的にも肉体的にも、何も疑問を持たず、言われたとおりのスイングを心掛けられたら、その進歩は、自分とは比べ物にならないくらい目ざましいと思います。
そう思うと、自分が今までやってきたことはなんて無駄だったのか。
いえ、無駄どころか邪魔でしかないものだったと思うと、本当にやるせない思いで一杯なんです。
指導者って、本当に大切なんですね。
たった4年でしたが、きちんとしたテニスを教えて下さる指導者に出会えた自分は、本当に本当に幸運だったんだ、としみじみ感じます。
今は自分で勉強しなければなりません
でも、少しでも勉強して、ほんの少しでも進歩し続けられるようにガンバリマス。