藝術は集中力最短鍛練法かも

現在、書道を習っていますが、実は美術も好きなんです。

中学生までは授業に美術がありましたが、高校になると藝術科目は1科目しか選択できず、美術は諦めたのでした。
書道は、「自分が左手で字を書く」ため、好きになれず選択外でしたが、音楽か美術かでかなり迷いました。

高校も藝術科目を全部やればいいのに、と思います。

今、書道をやっていて思うのですが、書道って物凄く集中力がいるんですよね。

特に書道の基本である臨書ときたら、頭がガンガンするくらい集中します。

お手本をじっくり観察して、見ながら書いて、またお手本と比べて、ダメ出しをして。
もうひたすらこの繰り返しです。

この文字は上手く書けたな~、と思っても、他の文字がダメで、書き直し。

練習が終わる頃には、頭がクラクラします。

楽器を弾くことも、かなり集中が要求されます。

自分はピアノを習っていましたが、楽譜を見ながら、右手、左手それぞれ練習し、両手で弾けるようになり、暗譜して弾くようになります。

例え片手だって、楽譜を見ながら弾くのはこれまた大変。

指は現在の音を出すけれど、目は次の音を楽譜から読み取らなければなりません。
片手ずつをしっかり体に覚えさせて、両手に移行します。
左手と右手は奏でる音が違うのですから、しっかり聞きとらなければいけません。

楽譜を見ながら両手で弾けるようになったら、楽譜を見ないで弾くようにします。

楽器を弾くことで、かなり集中力を鍛えられます。

そうやって考えると、芸術分野は集中力を鍛えるのに最適だと思うのです。

高校になって、その分野を削ってしまうのは、物凄い損失だと思うのですが、どうなんでしょうね。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:28 | コメントをどうぞ