昨日、子供の弓道の大会の事を書きました。
親としてはテニス部に入ってもらいたかったのですが、本人は入学説明会の時の弓道部のデモンストレーションにすっかり感動して、速攻で入部を決意してしまいました。
ここの弓道部は決して厳しくはないのですが、殆ど毎日部活動があり、同級生の大半が帰宅部でアルバイトに励んでいる中、よくやるな~と本人を見直しました。
顧問の先生の指導のおかげで、親に感謝の言葉も言えるようになりました。
(中学の時は反抗期でしたから、「ありがとう」なんて聞いたことありません)
自分の子供だけでなく、部員みんなよく働きます。
先日の神宮での大会の時も、暴風雨の中、びしょびしょになりながら、自分達の仕事をこなしてました。
弓道の試合は、運営は勿論大人ですが、かなり仕事があるようで、学生がいろいろ分担して動いています。
テニスの試合は、本部にもそれほど人数が必要でもありませんから、生徒は適当な所に散らばってそれぞれ何かしてますし、自分も学生の時、補助で仕事をしたという思い出はありませんね。
だから生徒たちが分担して補助の仕事をしている姿はとっても新鮮でした。
いやー、きびきびしていて、本当にいい動きをしています。
全英オープンのボールボーイみたい、と言ったら褒めすぎと怒られるでしょうが、生徒たちは姿勢もいいし、動きもいい。
勿論、生徒同士では、愚痴もこぼしているでしょう。
特に日曜日は嵐でしたから。
でも彼らは、そんな気持ちは全然出さずに、黙々と自分の仕事をこなしていました。
自分の子供は、あまり強くはないのですが、こういう経験を学生の時にすることは、とってもいいことだと思います。
学生時代にしかできない、貴重な経験だと思います。
テニスと違って、弓道は社会人になっても、いつでもどこでもできるというわけではありません。
(まあ、テニスだっていつでもどこでもできるもの、とは言い難いですが)
学生のうちに、一生懸命取り組んで欲しいと思っています。