ジョコ警告への反論について

今回のATPファイナルで、ジョコビッチがいらいらして観客席にボールを打ち込んで注意を受けました。
そして、一昨日のゴファン戦でタイムバイオレーションのウォーニング(警告)を受けて、アンパイヤとディレクターらしき人に抗議をしました。それも、チェンジコートの間に。

まず、今回ジョコビッチが受けたタイムバイオレーションとは、トゥエンティセカンドと言って、ポイントが終わって20秒以内にサーブを打つ体勢に入らなければ、1回目はウォーニング、2回目は失点となるペナルティのことです。
セカンドサーブをなかなか打たなかった場合は、時間に関わらず警告となります。他にも、ゲームやセット終了後の90秒や120秒のタイムバイオレーションがあります。

そして、アンパイヤはまさにルールに則って、1回目は警告をしたのです。

それに対して、ジョコビッチは「1回目だった」「感覚的なものがある」から配慮が足りないといった趣旨のクレームをつけたのです。

これは、どう考えてもスポーツマンシップに反するし、言っていることも無知としか言いようがありません。とても身勝手で相手がいることを考えていない発言てす。

プロとして、罰則は当然だと思います。

子ども達には見せたくないシーンですが、敢えて「こんなことをしていたら、どんなに強くても台無し」と言うことを伝えていかなければなりません。

ルールの中で、ベストを尽くして、関わる全ての人に敬意を持つ事がスポーツの素晴らしさです。
ジョコビッチのこの行為は、ただのわがままでしかありません。もちろん、ルールがおかしいと言うのであれば、それはそれで別のところで議論をするべきことです。


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