今年は90回の記念大会です…ってドローがシングルスで48に増えているそうです。
ジャパンオープンのように、知っている選手がたくさん出ていて、見たい試合ばかり、というわけじゃないのが全日本の面白いところ。
見ていると面白い、というコートがたくさんあります。そこで初めて聞く名前の選手とか、来年も覚えていて観れるかなって楽しみが増えたような気がして満足して帰れるのが全日本。
白熱した試合が多くなるのもその理由の一つ。
去年はドローが少なくなった2年めで、ワタシは有明って火曜日に観に行くところなんですが、まだ2回戦が始まったばかりか一回戦の残りをやっている。
そこでは、過去の優勝者と、今年のトップシード、なんていう、数年前なら準決勝か決勝でなければ見れないようなカードをやっていたりして、慌ててそのコートに行く、なんてこともたくさんありました。
全日本は特に、シングルスもダブルスも見たいし、女子の試合も見たい、なんていう時に体が一つしかなくて、本当に迷います。
アウトコートに行けば、コートが二つ繋がっているところで近い方と遠い方、あるいは二つのコートの間らへんにいて同時に観戦できる贅沢も味わえるのですが、そういう時に限ってセンターコートで超アツい試合をやってたりするので、うかうかしていられない事もしばしば。
初めて見る選手がいるってことは、最初から見ていてどんなテニスをするのか、どんな性格でどのシーンでどんなメンタルを出してくるのか、試合中は流れの奪い合いですから、いい時も悪い時もコロコロ変わるので、緊迫感がものすごく味わえます。
ましてかなり近い位置で観戦できますから、ボールを打った音だけじゃなくて、コートを擦るシューズの音、選手の声、何なら独り言をブツブツ言っているのもリアルに聞こえちゃったりします。
スタジアムに行けば、空いているので本当ならすごい高いチケットを買わなきゃいけないような低い位置で見ることができ、運が良ければ勝利選手のサインボールがもらえるチャンスがあります。
毎年一つはワタシもゲットしています(笑)
一昨年の杉田祐一選手は、ワタシと目があって、こっちを指差してくれてから丁寧にラケットで送ってくれたんですよ!
いやー、オタクの心がミーハーな方にググッと揺すられる事件でしたねー(笑)
今年も火曜日に行きます!