全日本三日目

11月3日は祝日で、レッスンも入りませんでしたし、有明に行って全日本選手権を観に行きました。

毎年、火曜日は行くことにしているのですが。。。(笑)

今年はテニスブームに火がつき、昨日月曜日は平日にもかかわらず結構な人だかりだったとか。

今日は祝日、さらに。。。と思ったら、電車から人混みが。

東京モーターショーも隣で開催されていて、なんか「さすが東京!」って感じでした!

 

ワタシとしては、今年は長尾克己選手に注目していて、パワフルな片手バックハンド、そしてそれ以上にパワフルなゲーム運びを是非ナマで見たいなと思っていたら、初戦を勝ち、次は仁木拓人選手との2回戦。

これ丁度、火曜日だなぁと思って月曜の夜にOOPを見たら、第一試合から。10:00スタートの1番コートです。

その他にも、鈴木貴男vs綿貫祐介、大西賢vs小ノ澤新、江原弘泰もみたいし片山翔も見たいし、野口・笹井vs綿貫兄弟というカードも。

女子も面白い試合がシングルスにもダブルスにも組まれていて、こりゃあなんかもったいない日に来たねとすら思っちゃいました。

長尾選手は仁木選手に惜しくもフルセットの末敗退しましたが、爽やかな握手と、観客席への腰の低い礼で、うわ、いい人そう…って態度。ラインジャッジに不服が出る相手に向かって、「いまのは入ってたと思いましたけど」って声をかけるとか。必死であげたロブがネットを越さなくて「あれっ?」って自然に声が出ちゃったりとか、イケイケオラオラみたいなテニスからは考えられない謙虚な人。

セイバーも何度も挑戦していて、ダブルスの強い、ボレーに自信のある長尾選手なりにプレーを進化させるもんなんだなと思いました。セイバーじゃなくて、セイブン(SABN/スニークアタック・バイ・ナガオ)か?

大西賢選手も、1セット先取して、セカンドをリードしながらブレイクバックされ、ファイナルセットも5−5までもつれながらも押し切られてしまいました。予選からフルセットのギリギリのラインを突破しての進出だったので、残念です。(小ノ澤選手は8シード)

鈴木貴男選手は、最初のアップからなぜか「勝ちにいっている」とは感じないプレーでした。相手のショットに軽く合わせてタッチしているような。フットワークはかなり、というかさすがのレベルであの鮮やかなサーブ&ボレーのステップなんですが、タッチは綿貫選手のショットに弾かれるような感じ。

1セット終了時点でメディカルタイムを取り、肘を痛めたようでした。

39歳。また来年も見たいです。

コロシアムに行って、近藤大生vs福田創楽は、最初のセット途中から福田選手が当たり始め、4−0リードから逃げ切った近藤選手が1セットとったものの、続く二つを押し切られて敗退。コロシアムに入ったところが4−0近藤だったのですが、そこから快進撃、というような試合でした。

途中途中抜けながら、いろいろなコートを見て回っていたのですが、最初の長尾戦と、第3試合に組まれていたダブルスは見逃しちゃいけない、と思っていた試合でした。

野口・笹井vs綿貫祐介・陽介

昨年、この野口・笹井は第2シードだった内山靖崇・松井俊英を破った試合を見ていて、素晴らしく息のあった、ダブラーが唸るダブルスを見せてくれましたので今年もやってくれるんじゃないかとすごく期待していました。

綿貫兄弟は手堅くそして強いお兄ちゃんと才能も度胸も素晴らしく、伸びやかなプレーをする弟くんのショットに押され、ブレイクがなかなか出来ていませんでした。

野口・笹井ペアはところどころで素晴らしいプレーで我々を沸かせてくれたのですが、最後は笹井さんの方が崩れ、そこに付け込まれる形でマッチポイントを奪われて敗退しました。

野口選手のすばやく強いネットプレー、前に信用をおいて、的確にストロークを配球する笹井選手。もっと見ていたかったです。

最後のコロシアムでの添田・内山vs竹内・岡村の試合まで見ていましたが、今年は本当に楽しませてもらいました。

もう10年連続で観戦に行っていることになりますが、選手のことも少しずつ覚え、去年から楽しみにしていた試合でしたので、見ている方も自然と力が入り、全日本ならではの選手に近い位置で見れるところもあってやっぱり面白いなと感じました。

 

それにしても、火曜日の全日本とは思えない人だかりでしたね!

日曜日(決勝)はコロシアムだけに人が来ますが、アウトコートの人たちをみんなコロシアムに入れたら満員だったんじゃないでしょうか?


カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 07:44 | コメントをどうぞ