「ニホゴホの法則」

フットワークの話のシリーズの最後にしようと思っていますが、私の基本的に考えていることは、大事なことは最初の「一歩目をいかに正しく素早く出せるか」という事と、打点の位置に入ってから「自分の型を崩さずに一定のリズムを保って動作できるか」という事。

だから、スタート地点から打点までの到達距離についてはその場で判断・調整することで、述べていません。

ですが、「いかに走るべきか」という部分については、「打ち方を優先する」ということで考えていければと思います。

ここでタイトルの「ニホゴホ」について、説明をしていきます。これを書くことでその場で判断・調整とちがった意味にとられかねない懸念もありますが、まあ今日はこれにしようと思いついちゃったので読んでみてください。

地面にマークを作ります。
「スタート地点」
「一歩目」
「二歩目」

3地点。できるだけ、大股で一歩目と二歩目を作って、その位置にマーカーを置いてみましょう。

コーチ(役)の人に、イチ、二、サンと手をたたくとかして三拍子を作ってもらってください。

三拍子に合わせてスタート・一歩目・二歩目、です。

少しくらいなら、ゆっくり目にやっても、早めにやってもプレーヤーは合わせられると思います。

さてここで、スタート地点から二歩目の地点まで、五歩使っていきます。

コーチは同じく三拍子を手でたたき、その間に五歩でゴールの「二歩目」地点まで到達してください。

たぶん、距離は同じなはず(マーカーがあるので当たり前ですが)なのに、五歩でという労働を与えると、間に合わなくなります。

大また二歩分の距離だから、そんなことなさそうですが、いきなりやるとほとんどの人が引っ掛かります(笑)。

問題は三拍子のほうにあるんですね。ですが、相手が打って、バウンドして打点までって三拍子で模すことが出来るので、ボールのリズムってことがいえるじゃないですか。

そこで、イチ、ニ、サンの間に

(足音を)タタ、タタ、タって細かく入れればちゃんと五歩入っていますね。

相手のショットに追いつくときに、細かく足を動かすのもいいのですが、最後の一歩のために調整するってことが言いたかったわけです。

なかなか、走るっていうときに大胆に走っても細かく走っても足が合わないことがある人には、最後の一歩の部分の練習をしておいて、それから遠い距離のランニングショットで活かせるように練習してみるっていうのはどうでしょうか


カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 17:36 | コメントをどうぞ