テニスの研究をしている、という「趣味」みたいなものが、私の仕事に役立っています。
テニスコーチの仕事をしているから、というよりもテニスの技術ってどこへ向かって何にこだわればいいのか?に興味を持ち始めた若い頃からずっと考えて楽しんでいます。
そうなんですよね。考えているの楽しいんです。
一生懸命やっているうちに、すごく感覚のいい球が打てることがある。
狙ったラインの方に、こんな感じでどうだ!って打ったら見事にその通りに打てた時って、快感ですよね。
だけど、もう一発!っていう時に必ずそれが打てない。一体何が違って、どうやったらもう一回あの気持ちいいショットが打てるようになるんだろう。。。
っていうのがきっかけ。そして周りを見ると、私よりもはるかに上手い人が、試合のような緊張した場面でもハッキリと狙い通りの意図的なショットを使って勝っている。羨ましいですよね。その人はあの気持ちいいショットを試合で使ってられるんだ。。。って、そりゃあ勝てるよ!って思ったものです。
まあ実際には、それを打ったからって決まらなくてどこかでミスをして先に負ける、なんて経験をしていくようになるんですが(笑)。
40歳を過ぎてからフリーのコーチになって、自由に考える時間が増えたことと、プライベートレッスンで一人のお客さんにきっちりみさせてもらえることが余計に研究心に拍車をかけることになりました。
「打ち方」
「構え方」
「見え方」
「捉え方」
「狙い方」
「動き方」
「・・・」
考えていくうちに、途方もないものに向かって行っているような気がしてきましたが。
ノートをつけ始めるようになって、結構貯まるものです。
広げてみたら、ずいぶんありました(笑)。
もうまとめていける量がたまりました。まとめ方がよくわかんないですけど(笑)。