日別アーカイブ: 2018年2月3日

時間と空間・・・の例

前回記事の図説?を簡単なものからパターン図として作成してみました。

・・・申し訳ないですが、手描きです。

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これは、図の下が自分、という目線で(上が相手)ベースライン上を守る立ち位置と、少し下がった立ち位置での見え方の違いが時間の感覚も入ってくるものなんだという説明?みたいなものです。

下がるとドロップショットを拾えない、なんていう心配もあると思いますが、後ろに下がったらそれ以上下がる事は先には考えないでそこから前に行く前提で相手が打つところを見よう、ってことです。

相手が打った瞬間くらいに、ショットの勢いとかを見てどのくらい走る事になるかをみれるようになれば良いんです。。。ボールが飛んでくるもの、という目線の人には難しいかも知れませんが、本来カバー範囲の広い人の目線は、自分がそのボール軌道のどこに向かって走ればいいのか判断するのが早いものです。

 

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相手のバックハンドに向かって強打しようとする時に、バウンドのキツい高い弾道のショット(スピードは重視しない)を使うか、速球(低い弾道のフラット系)を使うか、という選択はその後どんな影響を考えるべきかという部分。

速いショットを打つと、相手が取れない、と考えやすいものですが、相手ってのはそのショットを取るべく必死で走るものなので、大概拾われます。

そう考えると、速いショットを相手が取るってことは、その間の時間は短いって事になりますね。決まらないうえに自分の時間が短いわけで、速い球を打つならコートの中に入って、少しでも距離を短くして決りやすくするとかの条件が必要になります。

ここではフォアに回り込んで逆クロスに打つような形を想定して描いています。あらかじめ中に入れるような、アプローチショットのような状況でなく、回り込んで得意とするフォアを使って、という状況です。イーブンのラリーからそこに活路を見出すべく回り込んだ、ということかな。

人間の眼は横に二つ並んでいるせい?かもしれませんが、低めの真っすぐにはは突っ込んで来れるんです。

縦方向へのバウンドのキツいボールには、スイングの形と飛来する軌道とが合わないような気がして下がってる調整することが多いです。

高いバウンドのボール、というのは軌跡が長くなるわけですから、力いっぱい打ってスピンを多量にかけて、バウンドの効果で相手を下がらせたいという意図のあるショットを打ったという事。速度で決めに行くのではなく、相手の動き方をこちらが制御しようとしてる、という事になります。

後ろに下がって行きながらのバックハンドってなかなか強打しようにも難しいし、背中向きになるような感じもあるので、ストレートにもクロスにもライン側を狙えるような気はしないものです。

そこで、ネットを取ってあっさりオープンスペースにボレーで攻撃しちまう、というのもありですね。相手が両手だったら、浅くなるショットを期待するとか、ロブで逃げてくる(後ろ向きからスイングの長さが取りにくい)ことも考えておきます。

片手打ちのひとだったら、スライスでペースを作ろうとして来る可能性も考えておきましょう。

でもネットを取ってしまったら、できるだけ一発で仕留めたいですよね。ドロップショットでも十分な効果があると思いますが、踏み込んで行って相手に後ろを守らせるくらいの演技ができると良いかも。

 

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フォアのクロスラリーから何かきっかけがあれば、そのほかのコースへ展開したいと考えている場合。

クロスといっても狙い通りにいつも打てるわけでなく、たまたま行ったショットとか、コースの良さよりも強く打てることで優位に立てることも考えると思います。

空いているからといってクロスの次はストレート、というのがうまい人もいるとおもいますが、両方とられ続けると一体どこへ打てば良いのか、とくたびれて来る事になります。

だからこそ、クロスラリーを制しておいて優位にたって堂々と展開を先にできるようにしたい。ストレートへは決め球を打ちたいし、そういう武器をちらつかせられれば逆をつくことも効果が出るようになります。

 

どこへ打てば良いのかをパターンで考えるのではなくて、自分にできる事と、相手のこともイメージに置いてラリーに臨むようにすると、無理してリスクを負わなくても良い時に、しっかり打って絶対にはいるボールを自信持って打ち込み続けられるようにすることが大事な事になって来ます。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 00:23 | コメントをどうぞ