日別アーカイブ: 2019年1月26日

最近の全豪って!

グランドスラムの中でもサイコーに楽しみな大会じゃないですか?

たぶん、ワウリンカが初優勝した2014年あたりから、全豪って見るのがすごく楽しみな大会になってきています。もちろん私基準でですが(笑)。

あのころ、ワウリンカとジョコビッチがスーパー名勝負を繰り広げていて、前年はフルセットの末ジョコビッチが勝ち(たしかファイナルセット10-8とか)、翌年にワウリンカが勝つ(これもファイナルセット7-5)っていう記憶に残る名勝負がありました。

その他にも錦織とナダルの惜しい試合(負けた錦織はロッカールームで号泣したと言っていました)とか、寒い北半球の向こうの夏を迎えたオーストラリアでは気候だけでなく文字通り熱戦をくりひろげていて、時差もそれほどないこちらでは毎日が楽しみで仕方ない状態でした。

フェデラーが復活優勝を遂げた17年の決勝は泣きながら喜んだし、その準決勝のナダル対ディミトロフもものすごい勝負でした。

何年だったか忘れましたが、モンフィス対ラオニッチの準決勝もあったっけ。

 

なにしろ名勝負の列挙にいとまがないくらい、最近の全豪はアツイです!

 

 

そして今年も!

 

錦織圭や大坂なおみの活躍で国内もフィーバー(死語)しましたが、それだけじゃない名勝負は今年も。アンダーソンとティエムの早期敗退にも驚きましたし、オーストラリア人の若い選手の台頭が本当に楽しみな将来を見せてくれました。女子のバーティを筆頭に、ポプリンとかボルトっていう男子選手も出てきましたね!全く知らなかったけど面白い選手です!

 

オーストラリアの選手って、タッチが異常にうまい人が多いですね。デミノーはまたストロークとフットワークの鬼で、ヒューイットへのリスペクトが強い印象を受けますけど、キリオスとかのように才能というか、身体能力をみて息をのむような選手が多くいるような気がします。こないだプイユに勝ちかけた、ポプリンという若い男子のテニスは素晴らしかった。度胸も良さそうでしたし、これからがすごく楽しみ。名前もかわいい。

 

男子も女子も、フルセットにもつれる、勝負の行方が気になる試合も多かったのですが、それを見ている時に勝負の「あや」っていうんですか?ベルダスコのマッチポイントを迎えてからのダブルフォルトから一気に形勢逆転劇とか、そのコートの選手の心理を考えるとたまらないものがあったり。

やっぱり生で見るといいですねー。現地で生で見るのが一番でしょうが、ライブで見られるだけでもかなり面白い。

最近はどうしても短時間でyoutubeのダイジェスト動画に見入ってしまいますが、ポイントのやり取りとかポイント間の選手の状態なんかを見られると、また試合への感情移入の仕方ってちがいますよね。

さあ、今日は女子決勝です!

大坂なおみちゃんの「グランドスラムって大好き」パワーが今日も炸裂するんでしょうか?

彼女が「我慢のテニスをおぼえた」っていうのは確かにそうなんでしょうけど、原動力は「グランドスラムこそ自分が最も輝ける場所」と信じられるようになった、「楽しもう」「出来るだけ長くこのコートにいてプレーを続けよう」がそうさせているんだと思います。

そしてそれがそうなんだとしたら、やっぱり勝機は十分にあるんではないかな、と思っています!

ただし勝負はあいてがいることですからね!クビトワのほうだってもちろんそういう気分はあると思いますから、ほんとにいい勝負になると思います!楽しみですね!

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:19 | コメントをどうぞ