ここ数ヶ月。。。いや、1~2年?ブログの更新ペースは上がっていませんで、そしたらここの所YouTubeの投稿を始めまして、初心者なせいか?四苦八苦しながら作っている事もあり、よけいにブログはペースダウンしている傾向にあります。
YouTubeのほうは、おかげさまで想定外の好評をいただいているようで、これがまた嬉しいのなんの。ただ、撮りだめできるほど撮影の機会がないもので、この辺もこれから考えて行かないとですね。
さて、自分のことにかまけていたら、全豪は楽しみにしてよく見ていましたが、錦織選手はその間にロッテルダムでベスト4にあがり、ワウリンカと久々の好ゲーム。1セット目がぜんぜんだったので、どうしちゃったかと思いましたが、2セット目を取ってセットオールにし、応援にも身が入りました。
深い位置から重いボールを打ってくるワウリンカに対して、積極的にネットを取るという戦法はとても良いなと思いましたが、パスが抜けすぎましたね。。。ワウリンカがプレッシャーに感じていないんじゃないかくらいの抜きまくりショーみたいな感じ。とくにダイジェストで見ていた私には余計にそう見えた。
でも前に出る積極的な戦術はこれから錦織選手の戦法としてもっと磨かれてくると思います。全豪で初戦に当たった「錦織戦術のコピー」にずいぶんやられましたから、そこからさらにレベルを上げたいという事なんでしょう。
それにしたって、錦織だって去年の今頃はまだチャレンジャーに出て、そのあとニューヨークで優勝するまでランキングは100位くらいまで落ちていたところの、今週6位ですから、本当に世界トップレベルのテニスをいつでも戻せる準備をしていたんだなぁと改めて驚きます。
いままで日本人の男子選手で、そのレベルに達した人を見たことがないものですから、世界のトップレベルのせめぎ合いをポンと調子に乗ったらもうひとケタに乗せてくるあたり、役者が違うと言わざるを得ないですね。
そして、これから始まるドバイではフェデラーよりも上のランカーとして第一シードになるとか。
第一シードだからって優勝できるでしょうっていうくらい甘ければいいんですが、そうもいかないものだとも思います。しかし逆に言えばそこまでの成績が出場選手の中で最も高い選手が第一シードなわけですから、主催者も観客もそして選手たちの中からも「アイツが一番強い」と目されているという事でもありますよね。
大坂なおみちゃんも、もうナンバーワンプレーヤーですから、このランキングでいる以上はでる大会には第一にシードされるわけです。
残っていればですが、ウインブルドンの第一シードとかになるかもしれないんですよね。鳥肌っていうか、ぎゃくに脂汗が出る思いです。そんな日が来るんですね。。。
大坂選手もコーチと決別したことがマスコミで騒がれていますが、そう決定するのって昨日今日決めたこと、ってわけじゃないからそこは袂を分かつことにしたんでしょう。我々が詮索したって戻るわけでもないし、一緒にいるからってじつはバインコーチじゃなければならないってわけでもないのかもしれません。
コートの中ではやはり一人で戦うのがテニス。。。いやシングルスだからですけど、ショットを打つ前にアドバイスが間に合うわけもないですし、選手本人が全ての決定権を持つようでなければ成功もしないはず。
本人も言っているコメントですし、周りの選手たちも共感しているコメントを出していますが、急激に世界が変わって「ランキングが下の方が気楽に挑戦を楽しめた」と言っていますね。それもなんかわかる気がします。
神様じゃないんだから、生まれつきチャンピオンってこともないんですよね。そうなる運命をもって生まれてきたにしたって、驚くと思います。ひたむきに頑張っている時に結果が出ることを夢見るわけでしょうが、現実になった時に左右を見回して不思議な感覚になる事ってあると思うんです。私には経験ないですけど、なんか自分だったら「こええー」って逃げたくなっちゃうと思います。
とくに、彼女のような選手ってことしの全豪がそんな感じに見えましたが、グランドスラムに出ている、っていうだけでテンションが上がっている感じに見えました。
出る大会のすべてに勝って行く、なんていま男子のBIG4がそうでしたけど、それまでのチャンピオンは、アガシにしたってサンプラスにしたって、マスターズ大会の全部に優勝していたってわけじゃないんですよね。なんならフェデラーだって全大会に優勝歴があるわけじゃない。ジョコビッチが初めてらしいですから、勝ち続けるってそうとう難しいと思います。
とはいえ、男女両方ともそういう大きな大会(ドバイは500)で第一シードが付くわけですから、こちらとしては期待をもって応援したいと思います!