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ナガキヤスヒロ

ナガキヤスヒロ の紹介

フリーのテニスコーチをしています。テニスにこだわること数十年。。。こだわりが強くて周りに引かれることも多いくらいですが、コーチとしてはアリかと。 こだわりはあるけど発表できない世の中ではダメだ!と思いブログを再開します。 以前のブログ=「身辺テニス情報」 オタク万歳!!

注目選手・・・

全豪は、錦織圭のいなくなった寂しさを感じつつも、勝ち上がった選手たちがやはり魅力満載のテニスを見せてくれています。

 

ミーシャ・ズベレフのことを知ったのは、去年の夏頃でした。渡米帰りのお客さんから、アレクサンダー(弟)のお兄ちゃんだと聞いて、へー知らなかった、って言った記憶があります。

 

その夏のシーズンからはけっこう、弟くん以上の成績だった試合なんかもあり、左利きでガッチリしていて、アレクサンダーの方とは随分違うなあと思ったのと、かなり重厚なプレッシャーをネット前でかけてくる、いまどき珍しいタイプ(サーブ&ボレー)だなあと思っていました。

 

まさかマレーを倒して勝ち上がってくるとは!衝撃でした。

 

だけど、フェデラーならなんとでもなりそうだなとも思っていました。。。

フェデラー自身がもともとサーブ&ボレーのスタイルでやっていたこともありましたし、ヘンマンと有明や全米のコートでやっていた記憶もあるので、サーブ&ボレーヤーとの戦い方は熟知しているだろうと思ったからです。

第一セットは一気に5−0だったんですが、その時のスタッツ。

ミーシャの1stサーブでのポイント獲得率=11%とありました。

ぎえぇー。フェデラーっていったい。。。

第二セットはミーシャも頑張りました。先にブレイクして、ブレイクバックされましたがタフに戦って5−7。

あの試合、試合の出だしで優劣をはっきりさせちゃったから、ミーシャに与えたメンタル面への影響はどうだったんだろうか、って興味が出ます。

 

弟のアレクサンダー・ズベレフは、みんなが言うように、将来のナンバーワンになる素質があるんだろうと、本当に思えますね。

ナダル戦、後からダイジェストで見たんですが、ナダルがすごかった。だけど、世界のトップを張るにはこのくらいじゃなきゃダメだぞって教えてあげてるような気がしました。ナダル本人にそう言う気概があったかじゃなくて、神様がこの試合を組ませた、みたいな?

しかし、自分のスタイルで敢然と押してきていましたね。ハートの強い、素晴らしいテニスだったと思います。きっとフルセットになった長い試合の中、できることは全てやってやろうとしていたはずです。それでも敵わない時があるってことがすごい経験になったと思います。もし勝っていても、別の切り口かもしれませんがやりきったことは同じで、大きな試合だったと思います。

 

ティエムとゴファンの試合も、注目のカードでした。ゴファンも好調をキープしている今期であり、ティエムは去年飛躍したこの時期に、さらに成長をと望むにはお互いに格好の相手。

ゴファンがけっこう好きなんですが、ティエムにはもっと期待しています。

だから個人的にはこの試合はすごく見たかった。レッスン中でライブでは見れませんでしたが。。。

今回に限っては、ゴファンに勝って欲しかった。去年からの好調と、ランキングをもっとあげたい現状の中で、ツアーの中で最もこういう相手に勝っておかなきゃならないタイプがティエムだろうと、勝手に思ってしまったのもあります。ナダルとかティエムとか、情熱的に打ち込んでくる相手に引いてしまうようではゴファンのタイプのテニスは、錦織のレベルまでいかないと思ったからです。

ティエムに勝って、次はディミトロフ。

今度は同タイプ?近いタイプ?の対決になります。ディミトロフは自分がコートでどうするべきかがわかっちゃったような、コートを支配するかのような好調ぶり。やっぱりフェデラーを彷彿とさせます。

むー、みたい。

 

 

 

そんなこんなを思いつくまま書いちゃいましたが・・・

 

 

 

 

・・・やっぱフェデラーに優勝してほしいと思っています。

 

世界中にそういう人が一番多いだろうと思いますが(笑)。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:21 | コメントをどうぞ

全豪観戦が楽しくて楽しくて

たったいま、穂積/加藤組が、ミルザ/ストリコワ組をフルセットで下す金星を挙げました!

いやー・・・(感涙)

なにしろ、全豪オープンが公式サイトからLIVE映像を流してくれていて、リアルタイムでどこのコートでも見れるようになっています。

australian open2017のサイトで「VIDEO」のタブをクリックすると一番下に「AO TV live」というメニューがあります。

そこいくとみれます。

金曜日も錦織の3回戦をはじめ、雨で予定が全部流れたので、見まくってました!

夕べもスクールのレッスンが終わって帰宅したのは夜10時ころでしたが、ディミトロフvsガスケが始まるころで、眠さと闘いながらでしたが(半分負けてましたが)最後まで見ていました。

ディミトロフ強かったわ。。。なんだろうこないだ錦織との決勝に勝った時は「うわー今日は調子いいんだな」って感じでしたが、昨日の試合は地震に満ち溢れているというか、コートを支配している感じがしました。ガスケも弱気になるわけでもなく、しっかり打って応戦していましたが、どうにもこうにもって感じでしたね。。。1セット目がどっちに転んでもおかしくなさそうなシーンが多かったのですが、ガスケのブレイクされたゲームはあっという間に持っていかれた感じでした。

2セット目も3セット目も、序盤にいきなりブレイクされて、そのまま戻せず、っていう展開だったのも、ワタシがそう思ったところかもしれません。高い集中を保ってヤバそうな局面でもしぶとく乗り切っていましたし、リスクを負っていても堂々と攻めていました。すごいカッコよかった!

コートの映像で見ていると、選手の入場前の動きや表情までも追っていて、そういうのもなんか見ているこっちがワクワクします。

錦織の3回戦の時は、前の試合が終わってそのまま見ていたんですが、観客席はいったん空になって、客席の整備?掃除?の時間が少しあった後、いきなり映像が外に。オフィシャルの車からダンテコーチと錦織と彼女が下りてきて、強風の中、コートに向かう映像から見ることが出来ました。

その後しばらくして、コート(マーガレットコートアリーナ)の中の通路でしょうか、トレーナーとコーディネーションやフットワークの確認トレーニングみたいなことをやっていて、コートだったら暇な時間だったんでしょうが興味深く見ることが出来ました。

試合中映像のアナウンスは英語ですが、特に聞いていないので解んなくっても試合は面白いです。

ちょうど現地と時差がそんなにないですから、眠くない時間でスクールにいても時間が余っていればliveで見ています。

いまもマレーが1セット取られていて、2セット目を7-5で取返し雄たけびを上げていました!

 

くぅー!

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 15:06 | コメントをどうぞ

テニスに「慣れ」てくると変わるもの

初心者はすぐにうまくならない、というのがテニスの特徴です。

ボールを打つのがうまい人は、初心者でもいます。でもやっぱり、いろんな相手と毎回違うショットが飛んできて、対応し切れたり、試合に出て勝ち続けるような人っていませんね。

テニスが持っている側面というか、特徴です。

それが、上達するってことは、「やり方がわかる」ことでもあり「慣れる」ことでもあります。

打ち方や、ポジション、ショットの使い方などが理解できるほど、テニスコートというラインに縛られたルールの有効活用を考える?うまいいい方が見つかりませんが、なにしろ「やり方」を理解することでどんなふうにテニスをするといいのかがわかってくると思います。

それと同時に、たとえば最初からボールを打つのがうまいといわれた人でも、いつでもどんなショットでも強打でコートに入れ続けられないことがわかってきます。

強く打つ事と、狙ったコースに打つことはできたとしても、逆にわざと弱く打ったり、あるいは深さの調節の仕方がわかるようになるまではそれなりにボールを打ち続けて感覚を磨いておかないといけないはずです。速い球を速い球で合わせられると今度は先に打った方が厳しくなったりしますしね。

 

 

 

そういった、「慣れ」が導いてくれるものとは、

ボールの見え方

じゃないかなと思っています。

知識が増えたり、やり方がわかったとしても、ボールの見え方にゆとりが出来ていることを自覚していないと、「テニス」のやり方にゆとりが出来ませんから、先に「慣れて」いる人よりも常に先んじられてしまうと思います。

ボールを「遅い」と思ってみていられるようになれば、常に自分はそのボールをコントロールできる自信があるはず。

 

では、 ボールのどこを見るようにすれば、それが違いとして分かるようになるのか、っていうのが課題になってくると思います。

 

相手が打って、ネットを越えて、自分のコートでバウンドして、それから打点です。

ネットプレーだったら、バウンドする時間もないですね。でも、相手が打って、ネットを越えてきてから打点です。

順番ははっきりしていますから、そのどこの時点で自分がどれくらいで来ているのか、その感覚は確実なものなのか、というのが育ち具合をみる目安になると思います。

 

具体的な技術論にはできませんが、ゆとりのある人はボールの軌道を全体的にとらえることが出来ていて、そのおかげで打つ前に自分の打点が明確になっているはずです。いつ、どこで、どんな面でボールを捕らえれば結果がどうなるのかがすでに分かっていてプレーすることになるので、当たり損ねさえしなければ自分は大丈夫、というのが「ゆとり」になっているんじゃないかな。

反面、ゆとりのない人はボールの軌道は見えていても、自分の打点が明確にならないままなので、バウンド自体をよく見てしまったりします。もちろんそこがちゃんと見えていないと失敗してしまうのですが、そこを見てから自分の動きを修正するようだと、最初に作ってあった打球フォームを崩す結果になり、適切な打点でとれなくなる、ということが起こります。

 

そこの部分の差は、コーチとしてみているとなんとなくわかるんですよね。。。

でもアドバイスして分かったからと言って変わる部分でもないんです。時間がかかる。

時間がかかっても、問題は「慣れ」なので、意識していれば確実に、意識しなくても出来る人なら、ちゃんとできるようになります。で、結構ほとんどの人が、アドバイスされていなくて出来るようになっているはず。そこに注目するコーチもなかなかいないんじゃないかなとも思います。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:36 | コメントをどうぞ

両手打ちバックハンドのグリップが見つからない

このところ、グリップとスイングの適正ってものがどんなものなのか、わかって来たと自負しています。

他人のテニスを見ても、どんな風に力がかかっていてどんな感覚なのか、見ているとなんとなくわかる。

 

ただ、自分が片手打ちバックハンドなので、両手うちバックハンドの「真髄」に近づくような気がしなくて、そこんとこが最近になってすごく気になっています。

 

結構人それぞれで、許容範囲の広いのが、利き手側の握り。

利き手側をバックハンドのグリップで持っている人の方が少ないかな。コンチからフォアハンドのグリップまでの範囲でいいんじゃないかと思っていますが、フォアハンド側に結構厚めに持っているケースもあったりします。

 

インパクトの腕の形が伸びていたり、両腕を張るような形で五角形っぽい腕になったり、あるいは両腕を同じ方向に曲げていたり、それって利き手側の握りの影響によるものだと思います。

 

じゃあ、自分が(常用はしないので、真似事でも)両手うちをするときには、どの形でいくのがいいのか?

 

左手のスイングも基準になるでしょうから、ボールの見方、それと、スイング方向の自由度、あとは面感覚が、色々な軌道のボールに対して多様に対応できるとしたら、どのスタイルがいいのか?

ワタシの左手のフォアハンドのスイングは、左手一本ではうまく打てませんが、最も力が入るように振るのは体から離してテイクバックして、そのまま内側に叩きつけるようにするときに、負担なくプロネーションしてスイングスピードが出ます。

そうすると、右手は厚いグリップでは無理。コンチかなぁ。

体の向きは、そういうスイングだから、片手バック(右手の時の)と同じくらい横向きっていうか背中向けるくらいのテイクバックにしないと、打点が取れなさそう。特に、高い打点までをカバーしつつ、低い球にはトップスピンがかけたいとなれば、腰が開くような動きをしてはいけない。

両肩を水平に、そのためには後ろ足の膝をしっかり曲げて、踏み込む右足側は膝を垂直に立てて体の開きをブロックする感じ?

例えばそれで一球うまく打てたとして、その後のリカバリのためのステップとか、遠い球でもフォアハンド並みに返せるとかっていうと、前向きに近い上半身でブロックが上手にできるようにもなりたい。

 

片手バックでやるときには、低めならお腹の前でさばくようなボールへの入り方ができるんですが、両手になるとそこに右手(利き手)が邪魔。

右ひじをたたんで、少しリストを効かせるような感じで捌けばいいでしょうか。

 

肩の筋肉がなく、腕が落ちて=体が開いて来た方がスイング自体はストレスが出にくくできますが、ボールにパワーを乗せるとなると話は別。

 

そうすると、なかなか自分の中ではしっくり来そうな、まるで上手い人のような両手打ちのバックハンドで打てるようになる日は、まだこなさそうです。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 08:17 | コメントをどうぞ

軸足は大事だが意識されづらい

軸、というわけですから、「回転の中心」たるべきものです。

ということは、スイングするときには、もしちゃんと振れているのならその中心が存在するはずで、軸はあったはずなんですね。

上半身で言えば、やっぱり背骨ですかね。フォアでもバックでも、背中をきちんと立てている時にはボールの見え方がよくなります。ゆとりがでる。

ボールをよく見ようとして、頭が下がる癖のある人が多いですね。バウンドする場所をみても、そこはボールが変化するところでもあり、相手のショットのリズムをはかる重要なポイントなわけです。だからそこに目線が行っちゃうのは当たり前というか、コーチとしてもよく理解できます。だけどそこは打点じゃないので注目しすぎてもよくない。

腰が折れると軸が折れて、スイングできる量が減ります。ということは、パワーが落ちます。腕に力を入れれば挽回できるんじゃなくて、ラケットのスイングがボールに当たるエネルギーを考えれば、スイング量は無視できませんから、効率よくラリーし続けられるようなレベルになれば、自然と姿勢のいい人の方が増えてきます。

 

しっかりパワーの乗るスイングにするためには、下半身の土台がしっかりする必要も出てきます。エアKのような、空中に飛び上がって強烈なショットを作る事もありますが、強靭な下半身からの力がなくてはやはりパワーは出ないものです。

 

足は2本あるので、どちらかが「軸」になっているはずなんですね。

 

で、軸足っていうのがあるんです。

軸足はどちらか片方、でしょうから、そちら側の一本足でも打てますが、踏み込んで打った方がパワフルになるケースの方が多いですね。これは、軸足の回転運動で打つ、という動作と、回転の受けになる踏み込み足の方へ体重移動する事で、並進運動からもパワーをもらえること、踏み込むことで回転を終わらせる場所を作る事で、スイングやヘッドの加速を促すことになるということが要因になります。

だけど軸足が大事、というのは動作のきっかけになるのはどうしても軸足側だからです。右利きなら、フォアは右足、バックは左足。じつはストロークだけじゃなくて、ボレーやオーバヘッドでもそういう理解でいいと思います。

 

いろいろかける要素はありますが、ちょっと今日はボレーの軸足について述べておこうと思います。

というのは、なかでは一番意識されにくいかな、と思うからです。

シーンによっては、反応だけが出来ていてフットワーク的な動きがない(本当は足の役割があるので、”フットワーク”はあります)場合もあるくらいですから、そうなるのも当然です。

軸足にきちんと乗ってから打つ事と、乗った時に崩れていないという条件を満たしていれば、当たり損ねしなければそこそこいいボレーになっちゃうと思います。

ということは、バランスよく軸足で「一歩前」の状態が作れれば、インパクトの瞬間に当たり損ねないように注意するというか集中することが出来て、それが出来るようになればなるほど「ゆとり」の時間を作っていられることになります。

キュッと立ってパン、と当てる

キュッパン!という一瞬がボールに合わせて足と手で意識できて、全身がどんな感じだったのか、それこそ一本の「軸」が通っている感じがわかりやすくなるはずです。

 

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:48 | コメントをどうぞ

勝ち方・・・

テニスって、競技だと思っています。

ラリーするのが好きとか、打つのが上手くなれば、とか、コートに出て汗をかければいい、などなど、試合に出ないでテニスを楽しんでいる人も相当多いと思います。ワタシだってそんなに試合に出ない方の人間です。

だけど、どっちがうまいかとか、ラリーだけにしても先にミスらないとか、ネットの向こうの人とは常に競っているような気がします。だからですかね、スクールでコーチとして打ち合っていても、自分のなんでもないミスでラリーが終わるのが許せない。

だから多分、「勝てる」のだったら試合に出てるんじゃないかなと思っています。

 

「勝ち方」もあるし「勝てる人」もいます。

だけどそれは、「いつでも誰にでも」ではありません。

テニスは勝敗のはっきりしたスポーツで、「引き分け」で終わらない。ウインブルドンで22時間近く試合をしてやっと決着がついた、なんていう試合が記録に残っているほどですから。

ワタシだって、勝てるようになりたいと強く願ったし、そうなる努力もしてきましたが、具体的に何をするといいのか、十分な練習をしたし、目的を持ってこないだ負けた試合の反省を生かしたテーマで次の試合に出たりしました。

だけど、本番の試合のコートではやはり不安になってしまったり、大事なところで余計なミスをしたのが原因で、同じような負け方をして帰ってきたことだって山ほどあります。

それでさんざん悩んだし、枕をナミダで濡らしたことも。。。

わかったことがあります。

 

 

連続で点を取ること

 

 

ができれば、勝てるものです。これ、最初に知っていれば、精神面とかちょっと違っただろうなぁと思います。

聞けば、あったりまえじゃん!と思うことですが、これが意図的にできる人は、本当に強い人だし、勝てます。

一点取ることは、そんなに難しく感じません。相手が強大な人でも、「僕から一点とってみてください」って挑戦権を与えられたら、なんかズルしてミスをさせるとか、ハッタリかまして相手のコートでツーバンさせます(笑)。

自分が強くなくても、相手がミスをするかもしれないってことは、一点も取れないで負けることも、一点も与えずに勝つことも、まあない。

強い人だって、最初の一点を取る前は強気でも根拠がなかったり、弱気でも恥ずかしい試合にならないように気を引き締めているはずで、何に集中して一生懸命なプレーをするかって言えば、相手がどんなプレーをしてきて、こちらにそれに応える準備ができるかどうか、ってことを見れれば、徐々に根拠や自信が出てきます。

一点勝った時は、それが鮮やかなエースを奪ったのでも、相手のミスショットでも、とりあえず「ラッキー」です。

エースを狙いに行ってミスらずにコートにきちんと打てたのも、たまたま相手のショットがネットにかかったりしたのも、もしかしたら逆の結果になることだってあるわけです。

だから、1点目は取れます。それがいつなのかは置いといて。

そのラッキーから、もう一点連続で取るのが難しいと感じるはずです。今度はラッキーじゃなくて、意図的に点を落とさないようにして取らなきゃいけないからです。

それを試合の最後まで、相手に先に行かれないようにしてやり続けられる時は、勝てる試合です。

連続で点を取ることが思うようにできなかったとしても、がっかりすることはありません。

 

連続で点を取られていない間は、負けていない

 

からです。

だから、オールになる。

もしノーアドの試合だったとして、実力が拮抗していて何度も40−40になったとしても、「意図的に」点を取ることに成功している人の方が、そのゲームを取れるものです。

ただ一生懸命「いい球」を打ち続けていても、答えを見つけていない状態ではいつまでも根拠のない「いい球」でしかない。

相手がそのショットに対応しているからラリーになっているわけだから、自分が「よし、いい球行った!」と思える当たりをしたとしても、相手にとってはそうでもないかもしれない。

 

相手が、「たいしたことない」って思っているかも

 

っていう不安が押し寄せてきます。大事なポイントになればなるほど。

それで、「もっといい球」を狙う時にはもうコートの広さ以上の範囲に向かって打つことになったり、強く打ちすぎてしまったりします。

よく、コーチが教えることとか、雑誌などに乗っている「ポイントするラリーのパターン」の解説がありますが、それだって絶対ってわけじゃない。

毎回同じパターンでひと試合全部が持つわけないじゃないですか。だけど得意のパターンに持ち込む方法もある。ちゃんと布石を打ったり、相手を騙したりして結局持ち込むような作戦が必要になるってことがわかってくればです。

ポイントできるパターン

じゃなくて、

ポイント出来た時の通り道

を教えてもらっただけだってことに気づきましょう。そのやり方は、すでに過去のもので、全く同じものをなんどもってわけにはいきません。その中から、こうすれば、ていう要素をもらっておくのは必要ですが、完コピは意味がありません。

 

毎度、相手の対応力にも対応しながら、連続で点を取り、連続で点を渡さないってことを一生懸命やっていれば、勝てます。

それをやり続けられる間って、「プレーに」集中していて挑戦的で、良いメンタルでいられる間です。

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 06:27 | コメントをどうぞ

「ターン」することの重要性

ショルダーターン、とか、ユニットターン、とかって指示される動きは、肩及び腰のひねり込み動作です。

 

腕のスイングに興味がある人が大半な中、わりと気づかないというか、一般プレーヤーに注目されないテクニックが、この「ターン」だと思います。

ラケットを引く動作、どうやってやっていますか?

後ろへ引く動作の時に、前に行く動作が遅れるような要素がありませんか?

テイクバック=バックスイングも、体重移動を使うんですね。だから、最初にうしろに体重移動して準備動作になる、という設定で作ると、「相手のショットに反応して走り出す」ことが後回しになってしまうケースをよく見かけることになります。

スイングは腹の前を通るときに安定するもので、相手の打球が入ってくるところをスペースとして開けてやるくらいのつもりでやれば、まずは体のターンが「スイングの為の空きスペースをつくる」ことに成功します。

てことは、腕はどこまで引けばいいか、ということですが、「両肩のラインに平行になるまで」で十分だと思います。ただし、低く引かないこと、ですね。

後ろに体重移動する事で、バックスイング=後ろにスイングすることがテイクバックになるような形でも普通のショットは大丈夫ですが、ほんの2歩くらいでも低くてバウンドが短い時に急に前に行けないことがありますよね。

最初に気付いて前に動けていればどのように引いても問題ないでしょうが、対応しやすい形があるとすれば、

腕は真横まで引く

引いた方の足を軸にして肩の方向を変える(ターンする)

というシンプルな動作が出来ると、真横まで引くなら後ろに体重を持っていかれないので、一歩目がスムースに出るようになります。

フォアだったら、右足から出ることになります。バックだったら、左足からですね。(右利きの場合ですが)

というのは、普通に走るときに、右手が後ろに回ろうとするときが右足が前に出るものだからです。そうでないとキンチョーしちゃって「卒業式で手足が揃ってあるく」人とおなじになっちゃいます。

バックスイング、っていうくらいですから、後ろ向きに振るのなら、後ろにむかって体重移動でいいんでしょうけど、素早くやるのなら、胸の前にあるレディポジションの型から、にゅっと腕を真横に伸ばすくらいの感じでテイクバックでも出来ます。

軸足をぎゅっと踏んで腰が曲がれば、(股関節を凹ませるような形になれば)自然とターンになります。走りながらでも膝が曲がれば腰も曲がるので、腕の動きと共にやることで自然にテイクバックになります。

 

これがあると、ボールがやってくるまでの時間が長く感じることになります。

 

けっこうみんな、ワンバウンドのタイミングで身体のアクションのきっかけにすることが多くて、それ以上早いタイミングで動かすとボールと同調しないような恐怖感でもあるのでしょう。

例えば、わざとツーバウンドで打つような形で何球か練習してみましょう。

そのときに、いつも通りワンバウンドで打てるようにリズムを合わせてテイクバックしておいて、わざとツーバウンド目まで待つ。(球出しのボールでやってくださいね)

そうすると、

「もう打てるんだけどボールがまだ」

というゆとりの状態になります。

さて、ワンバウンドに合わせて引いちゃったけどツーバウンドまで待っている間、何が出来ましたか?

ボールが思ったよりも低く跳ねたり、ワンバウンド目でトップスピンの回転が掛かったりすることでちょっと変化することがあるんですが、対応が利くんじゃないでしょうか。

変化しても対応が利く=ボールがよく見えている

ということなんですね。

よく見ようとしても、目の使い方への意識になりがちですが、本当に見えている状態っていうのは、対応をどうするか見ていられる状態なんです。

身体の動作は、すでに準備は終わっているので、そのゆとりが出ますね。

ではワンバウンドに合わせてその、ゆとりの準備をいつするか、ということを考えることになるんですが、そこは自分でボールと相談して、あの「ツーバウンド目を待っている状態」で打点を待てるように意識してみましょう。

ツーバウンドでその「間」を体験している訳ですから、よく似たような風景になるように早くテイクバックを終わらせられるようにしてみてください。

ターンはスイングの通り道でもあり、ボールの通り道でもあるわけですし、スイングの通り道ってことは自分の狙いもその先にあるはずですから、その辺の都合に合わせてターンの角度を考えるというのが練習になるわけですね。

 

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:42 | コメントをどうぞ

ハイパー・ショートラリー

シングルスクラスや、試合に出るようなこのジュニアクラスでは、ウォーミングアップのショートラリーのあとに、半分だけ下がって

「ハイパー・ショートラリー」ってのをやります。

短いコートで強めに打ち合う、というのは感覚の練習としてとても面白く、それにはコートの長さを短くして幅をそのまま、というゲームをやったりするとショットの威力でなく、戦術的なセンスとテクニックが必要とされるので、ゲーム性が上がります。

まだあまりコントロールの自信のないようなクラスでは、半面のショートコートとかでもラリーが続いちゃう程度の強さでしか打てないのと、守備範囲が広くないので取れるボールが増えるので、ラリーになります。

サービスライン同士のシングルスコートの試合も、出来るレベルではものすごい角度に打って主導権を取ろうと思ったら距離の短いストレートに抜かれたりして、ものすごく高度な技のように感じますし、カウンターの精度が高い人にはかないません。

 

ウォーミングアップでおこなう「ハイパー・ショートラリー」では、サービスラインあたりにバウンドを狙うようにしながら、極力強打で打ち返す、という内容のラリーを目標にしています。

ミスしないように気を付けて打つと、だんだんゆっくりのラリーになっていき、普通のショートラリーに戻ってしまいます。

自分のショットさえ入ってればいい、というくらいの気持ちでしっかりしたショットを打つ事と、その球はサービスライン位に落ちるようにスピンをかける。

強く打つ方が優先だから、オーバーする事も普通にありますが、サービスラインをオーバーしたって、まだ6mくらいコートの中なんですね。てことは誤差の範囲が広くても入ってるってことです。

そのショットがどんなに強くても、まずは合わせられないといけないわけで、シングルスクラスの人たちはやっぱりショットを持っていますから、実際のゲームパターンでやっていても強烈なショットが飛んできます。ベースラインにいれば、より時間はかかるかもしれませんがその分威力を増したショットが来るわけです。

そのくらいの強さやバウンドにきっちり合わせられるのなら、怖くない。

そして多少強めに打ってもネットしなければ誤差の範囲は広くていいので、大体入っているだろうっていう空間に向けてちょっと大丈夫かなっていうくらい強打する。

狙い通りでなくても許されるのだから、そこは思い切って合わせる方に集中しましょうと。

 

ナダルのショットも、クレーでは特にそう見えることが多いですが、サービスライン位でバウンドするのが多いですよね。スピンが強烈だから、凄い強い球を打っていても安全に入る。

現実にナダルがネットの向こうにいて、サービスラインのセンターTに思いっきり打つよ!って言われたら、わかっていてもワタシだったら打ち返せないと思います。

バウンドがキックしてヨコ行っちゃうんでしょ?ムリだろう。。。とくに最初の一球目は見てるだけみたいな感じになっちゃうと思います。そのくらいの威力はあるでしょうね。

インカレクラスの人が、クロスへ深く強打してきたショットを、予測しながら触れなかったこともありますから、ああいうきついのの世界トップレベルってどんななんでしょうね。

自分は自分のショットを自信もってしっかり打てる!という確信を持つ事が、どれほどコートの中で役立つか。

あとは、打点さえ合っていれば強く打ってもいい、っていうことが簡単になれば、打ち方に細かくこだわる必要って、そうそうなくなります。

おもしろいとおもいますよ!最初はつながらなくても、スクールにはボールがいっぱいありますから、慣れるまでやる!それでいいんです。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 15:42 | コメントをどうぞ

上級者は力まない?

先日、脱力することでわかること・力を入れることでわかることっていう記事を書いたのですが、もう一つの方のブログを通して質問がありました。

(もう一つのブログ=「身辺テニス情報(改)」)←FC2ブログサイトで書いてます

以前にもコメント欄で質問をいただいている件での再度の質問でした。

スイングの練習をするのに、どこに力を入れたらいいものか?

上級者(テニスコーチや、全日本レベル)の人に「身体のどこに力を入れることを意識していますか」と質問をしたところ、「特に意識していない」「脱力するように心がけている」という返事が多かった(足に力を入れる、という返事もあった)

上級者は、すでにできるコーディネーションをうまく利用しているのであって、日常的で特別さを感じない、とか、筋力的に余裕のある状態でその動作をしているためにそういった意見になるのだろうと思う

というような概要でした。

この中で面白かったのは、走っている時に特に全身の中のどこに力を入れている、という意識がない場合が多いですよね、という例え。

それでも走っている時には、歩幅の間では宙に浮くようなことがある=体重以上の負荷よりも強い力が筋力的には入っているということですよね、という考察をされていた部分です。

 

これには全く同意で、練習をするなら、考えなくてもできるくらいまでやり込もう、という意見をワタシ自身も持っています。それは自信になるし、まして試合中に気をつけていないとミスしそうなショットで、思い切って攻めていけないですよね。

私の中でのテニスのレベルの分類は、テニススクールのクラス分けとは別に、

初級=打ち方がよくわからない、またはそういうショットがある

中級=狙ったらそこに打つことができる

上級=ショット自体は相手のテニスの効果を計って自由に打ち分けられ、試合に勝つための展開力が人よりも優れているか、そういう部分がある

この中でテニス人口の多くは中級者までに存在することになりますね。トーナメントで勝ちあがれるか、そういう期待が持てる人からが上級、という区別になれば、という見方を基準にすれば、です。

まあ別にそうでなければ認めない、という分類じゃなくて、テニス会全体を見て、憧れになるくらいの人を上級者として少数派にしようとすればっていう基準に合わせてみれば、っていう話ですが。そうすっと私も上級者じゃなくなるっていう。

 

こうしてみると、確かに上級者に近づくほど、どこに力を入れるかは問題視している場合じゃないレベルですよね。

打ったボールの軌道をどうするか、っていうのが試合中に考えられるようになれば、相手への影響を考えて次のショットへの対応や読みがわかるようになる。

最初はあてずっぽうやノリで次の予測をしてもいいと思うんです。大事なのは、「こう打ったから、次はこう!」っていう風に自分のプレーを組み立てようとすること。

相手だって一様な返事をくれるってわけじゃないし、自分だってそんなに思った通りの返球じゃなきゃ対応できないってほどでもないはずです。

シャラポワのグランディング(唸り声)みたいなのも、一般の人から見ればさぞかし思いっきり打ったんだろうって思われているかもしれませんが、声を出しているプレーヤーから見れば、むしろ余計な力を入れないためにやっていたりするんですからね。

ショットは力強く、身体の力を解放するように打ちたい。

だけど気持ちごと思いっきり打ったら、力が入りすぎて不安定なショットになる。

だから、「余計な」力が入らないように声を出して逃してる、みたいな感じなんでしょう。

体験的なところを言えば、ワタシ自身が、フォアハンドストロークの改善をするのにしばらくの間、声を出していないとダメな時期がありました。

腹筋にグッと力を入れるんですが、体幹をしっかりさせるために両足から胴体までを、スイングのせいで流されないようにしっかり止めておくと、自分の腕がかなり振れる感じがわかって、ショットが正確に、しかもパワフルに飛んでいくんです。

だけど、その精度と威力の両立ができるのは連続では何球も持ちこたえられない。

苦しくなって力を抜いたり、続けて打つために声を出さなくしてみると、急に精度や威力が落ちていくような感じがしてしまうのです。

なるほど、上級者の人たちってこういう時のためにトレーニングしてるんだなぁーって痛感しました。ショットにセンスがあっても、それから打ち方がわかるようになってからでも、狂いやすい自分の姿勢を制御するのに必要なトレーニングがあるってことを知ると思います。

良い指導者に恵まれて、先にトレーニングを施されている選手だとしても、自分で気づいてからが本当に意義のあるトレーニングをするようになると思いますね。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 11:32 | コメントをどうぞ

スイング=モノを飛ばす動作

テニスの技術は、概ねどうやってスイングするのか、っていうことに尽きると思います。

速い球を打つことだけがテニスの技術ではないです。だけど、しっかりした強いボールを打てる人が持っているアドバンテージは計り知れないものだと思います。

まず、相手の自由を奪う、「時間を与えない」ということや、軽く合わせてなんとかしようにも威力があればコントロール仕切れない、なんていうことがある。

一方では、全力での強打なんて、ラリーが続けば続くほどミスになるリスクが上がります。

要するに、練習などで熟練していくことでアベレージショットのレベルを上げる=テニスの技術の上達の要素の一つは、「再現性」を上げることな訳です。

ベストショットだったものがレギュラーショットになることになれば、そりゃあ武器だと思いますよね。

テニスの技術は、ラケットとボールの関係を基にしたもの(スピンのかけ方、とか)や、体の力を引き出す方法などが個別に紹介されていて、難しい学問のようになっていたり、あまりにもできる人が簡単に紹介していて、体の動きとラケットの動きの関連がわからないと理解できない、なんてことがしょっちゅうあります。

 

 

 

で、テニスの動作の、特に「しっかり打つ動作」はサーブでもスマッシュでも、ストロークでも、

 

「モノを飛ばす」動作が基準になっている

 

ということは知っておいた方がいいでしょう。

テニスは歴史上、芝生の上であまり弾まないボールを打ち合っていたところから「コンチネンタルグリップ」を基準にフォア・バックの面を使い分け、フラットやスライスがメインのショットになっていた部分があると思います。

薄いグリップでは面の維持のために特殊な腕の使い方をしなければならないようになっていきますが、グリップチェンジをすれば、モノを持って遠くへ飛ばす時に使う、体の捻転や、腕の関節を使った回旋運動などが使え、体の動きの中では自然な動作になるようになってきます。

 

自然な動作ですから、当然パワーが出しやすく、ラケットの素材や面の大きさ、重さなどの条件から、ストレスも少なくハイレベルなラリーを続けやすくなってきていると思います。

といっても力づくでスイングをしようとすると、ラケットの重さや長さが影響して関節などを傷める恐れがありますから、いきなり上級者と同じレベルでプレーできると思うのは良くないでしょう。

スローイングの動作で、投げたものがどのくらい飛んでいくのか、軌道を変えても狙っていけるのか、という感覚や、

鞭を振るう動き、または縄跳びのロープを早く動かすような動きで、腕を動かした「影響」を振るような感覚の理解があれば、ラケットのスイングの仕方はわかりやすくなると思います。

そういう基礎を持ちながら、例えば野球の内野手が、捕球してすかさず別の塁に向かって送球するような動きや、

またサッカーのドリブルから角度を変えた方向へ出すキックするときの体の入れ方、なんていう要素がフットワークや、スイングを支える体の動きを理解させやすくしてくれる要素かもしれません。

テニスの基礎技術は、例えば球出しのボールを相手コートにむけてストレートやクロスに打てるようになったとしても、追いつき方や加減の仕方などはゲームをしていく中で必要になってくることで「できるようになりたい」という欲求ができるでしょう。

スイングすること、といっても腕とラケットの話ばかりではなくなってくるわけです。

体をどう使うか、ということを解析して論じていけるようになったとしても、その動作はほぼ一瞬で全てのことが調和のとれた良いインパクトを迎えるためには、時系列でこの段階でこう動くべき、なんていうことが表現できたとしても実際に動くのは難しいと思います。

 

どうやれば一瞬でそんなにうまく調和が取れるようになるか、という練習をしなければ、「やり方」を詳しく知れば知るほどに難しいとしか感じられないと思います。

できる人にとってみれば

「最も自然な動作」だからこそ調和も取れ、流れも美しく、狂いもせずに高いレベルのショットを打ち続けられるようになるのでしょう。

できない人にとっては

「それが自然にできない」からこそ悩み、どうやったらいいのかがどんどん難しくなっていくんだと思います。

休みの間に、私なりの意見として、時間をかけてきちんと育てていくやり方を考えてみたいと思います。

 

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 18:16 | コメントをどうぞ