おかげさまで忙しめ

多忙、というほどではないですが、休みはおかげさまでしばらくありません。

スクールにお世話になっている4日間と、火曜金曜日曜はフリーで活動しておりますが、この間を空けて外でレッスンする、というのはまた気分が変わるもので、「ずっと休みなく会社に出ている」というような悲壮感のある毎日ではありません。

それに何より、フリーのレッスンの方はプライベートレッスンのオファーを頂き、お客様の方から私の指導が欲しい、というありがたい時間でもあります。

また、スポ人さんの企画で日曜日に月2回のイベントレッスンをさせて頂いていますが、満員であったりなかったりはあるものの、新しく来てくれるジュニア達も、リピートで何度も来てくれる子も、私にはいい刺激になるし、また次の機会までに勉強しておかなきゃ、という気持ちにさせてもらっています。

何よりもテニス業界には「おかげさまで」勉強するきっかけや刺激をいただいています。

もう30年前・・・18歳でアルバイトコーチからの生活ですが、私自身が何も持たずに業界に入ってしまったものですから、こんなに続けてこられてしかもいつまでも楽しめる仕事ってないな、と思います。

インドアのスクールでコーチをするのが長かったこともあり、週に200名様くらいの在籍者を担当させて頂いている事がコーチの仕事のスキルを上げるのに、いちばんの材料だったと思います。それだけ私も毎日一生懸命だったと今だから言うこともできると思いますし、逆に当時は不勉強な面もあったともいえます。

 

テニスの教え方?というかコーチとしての仕事の「正解」ってないんだろうな、と思います。

あるのは「最適解」かも知れませんし、「タイムリーさ」かも知れませんし、「楽しさ」かも知れません。

要するにそういうのは、お客様の方が求めているものをこちらで見て理解し、話を聴きながら一緒に出来そうなところから取り組み始める、という事なんだと思います。

一息にレベルアップするほどの上達ってできないですし、プレーヤーとしてのお客様の方だってある日突然一本もミスしないとか、試合でエースを量産できるようになったとかってことにはなりません。

取り組み始める、という事が「上達の光」がみえそう、という期待だと思うし、少しずつでも成果が出てくれる、という事こそ楽しみだと思います。それを仲間がいる中で披露したり、ゲームで目立つとか光れる時間を作れるようになるのも楽しみかと思います。

「押し付けるような教え方」が良いとは思いませんが、ある程度コーチの中に主幹となるビジョンがないと、お客様を行きたい方に導くような仕事ってできないと思います。

だからお客様の方でもコーチを選ぶと思うし、コーチは自信を持たないといけないだろうし、だから勉強はし続けないといけないんでしょう。

道に迷ったら、詳しい人に聞くのがいちばん早く到達できそうなものですものね。

 

もう年の瀬ですが、自分にもっと出来ることが増やせないか?出来そうなところから新しい扉を発見できないか?模索しています。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 08:52 | コメントをどうぞ

合宿の資料

先週末に、友人でも仲間でもある吉田コーチとジュニアキャンプを行いました。

今までは吉田コーチの見ている子供たちが合宿に参加し、私がゲストコーチのような感じが強かったのですが、今回は私が読んだ子供達も参加してくれて、そこで仲良くなったり、闘争心を掻き立てたりする効果があって、また新しい発見もあり、良い合宿でした。

 

毎回、手作りの資料を作成して子供たちに持たせるようにしているんですが、いずれ自分でテニスの本を作りたいと思っているので、良い経験をさせてもらっています。

このジュニアキャンプに限らず、色々とこういう資料を作っては来たのですが、今回は初めて、打ち方だけでなく、テニスの経験者がコートで悩むであろうことや、ゲーム中に相手に対してどんな目標を持つべきかを書く方が良いな、という取り組みが出来ました。

 

そういう意図があったにしては出来はさほど良くなかったかもしれないのですが、子供たちはこれまで以上にその資料を読んでくれていて、その狙いがちゃんと受けたのかな、という嬉しい反応がありました。

 

テニスって、もともとこんな感じなんじゃないの?とか、試合って、相手もいるんだから・・・とか、ラリーをミスりやすい状況って・・・?など、もっと今回のものよりも分かりやすいものを作ってみたいと思います。

 

次回は早くても3月。それまでのライフワークとして、もっと人に見せられるようなものを目指したいと思います。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:57 | コメントをどうぞ

バウンドへのアジャスト

錦織圭選手の、ATPツアーファイナルはラウンドロビンにて終了となりました。

これまで見たことがないほどボールをコントロールできないようなテニスで、本人もコメントで「ボールの感触がつかめないまま終わった。納得できない状態」と言っていましたね。

ボールはツアーの終盤には、このツアーファイナルに使われるボールである

HEAD ATP

を使っています。私も一時期だけこのボールを持っていてレッスン等で使っていたことがありましたが、HEADのボールってちょっと重たい。公認試合球(今でもそういう言い方するのかな)であるこのATP もそうですし、練習球の「PRO」もかるくノンプレ?って感じることがあるくらい重い。

メルトンや空気圧などの耐久性などはよくて、なんか「高級感」みたいなのがすごくする。とくにATP は4個入りの缶がゴールドで、そういうのも雰囲気出してます。

ハードコートで使うと、バウンドが高い感じがして、強いボールを打つ人の相手をする時は大変だったように思います。

プロの選手が打つボールって、バウンドがすごく強い。トッププロの打つボールはそんなに経験ないですが、元全日本4位の杉山プロ(記一プロ)のボールはなんか石ぶつけられてるみたいな打球感で打つとラケット持ってる手が痛かったし、インカレ経験者っていうだけでボールは凄く重たい。

勉強した結果ですけど、インパクトの腕の形が強い形ってあって、彼らはほとんどそれが理想的な形で出来るレベルの人たちってことなんでしょう。軽々とそういうボールを打つし、打ち返します。

 

私は現在インドアのオムニコートのスクールにお世話になっていますが、乾いた砂が寄っている所なんかはよく、イレギュラーバウンドがあります。上級クラスとかになれば、それなりにスピン量やスピードなどもあって、プロ選手並み、ってことはなかなかないかもしれませんが、バウンドが変化するのは厄介なものです。

ボールコントロールの感覚って、スイング中ラケットを握っている手の中に「ボールを捕まえた」ような感覚ってあるじゃないですか、スイングの軌道の中にボールが上手く入ってきてくれると、スイング自体が先に狙いのある形をしているので、「ボールがスイングの中に入ってくる」ように捕まえる感覚があると、それだけで狙い通りのボールが打てるものなんです。

バウンドの軌道が合わない時ってそうやって「うまくつかむ」はずのボールがちょっと違う入り口から入ってくる感じになる。そうすると「ちょっとズレた」から「まさかそんな方へ」までのミスヒットになる確率があがってくる。

で、ラケットにはたいがいの場合当たるんです。

当たるけど、スイング軌道と面の角度に、ボールの軌道があっていない、みたいな感じになるはずなんですね。

それを合わせるのに、グリップの位置と面の位置っていう角度の関係をいじることが私の場合は多いです。

テイクバックの時には、ボール軌道に合わせたインパクトの形を手と腕でなしているはずなんですが、それが威力があるとか、伸びてくるなと感じたら、ヘッドを立てるようにしてみたり、あるいはグリップの方が上がる形にして受け止めやすくするとかっていう工夫を事前にしておきます。

もともとが想像とちょっと違うな、というバウンドに合わせる事になるので、最初のうちは「試験的に」?こんなもんでどうかな、っていうことからやってみるんですね。

それが合ってるな、と感じられるようになったらもう安定し始めるだろうし、自分も安心できる。

昔はそういうのが出来なくて、スライスしか打てないからスイング軌道も変えられず、試合に行くとサーフェスとバウンドが気になって気になって仕方ありませんでした。

昔に比べれば、良くなった方かと思いますけど、そのころの記憶があるので、やっぱりバウンドが変わるコートって苦手です。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:55 | コメントをどうぞ

ジュニアテニスとの関わり

私の育った(コーチとして育ててもらった)スクールは、ジュニアクラスももちろんあるけど、大会に出て入賞するような子たちのクラスがあるとか、全国や関東で有名な選手がいるとか、っていうようなことはまずありませんでした。

コーチ歴としては色々なスクールにお世話になりましたが、当時私がそういう言い方で分類していた、「選手育成」系のアカデミーには縁がなかったんです。

私のいるスクールに、そういういわゆる「強い子」(ジュニア選手らしいダイナミックな打球フォームで小さな体からでもビュンビュンすごい球を打ってくるような子)が入ってくると、「いったいどうやって”教育”できれば、あんなふうにジュニアを育てられるのか」というようなことが全く想像できませんでした。

もちろん、その子の資質もあったのでしょうが、私自身が普通の子供時代を過ごしていて、テニスに出会っていませんでしたから、もし自分がいまの運動神経で、きちんとジュニアテニス選手として育ててくれるところでテニスを始めたら、あんなふうに出来るようになったんだろうか、とかすごく興味がありました。

 

だけど、テニスコーチとして仕事をしながらでは、自分がかかわってきたジュニアクラスの子供たちをそんな風に出来るような気がしなかったものです。

 

一生テニスコーチでもうやって行こう、と決めてから、会社員でもなくフリーのコーチになり、そして現在のスクールにお世話になることをメインにしながら、ジュニア達との関わりは深くなってきました。

いまは、「スポ人」というサイトでほぼ毎週どこかで試合を企画している「すくすくのっぽ君大会」に出ているような子供たちに月に2回、クリニック的なレッスンイベントを開催するようになりました。

ずっと「テニスが上手になる為の方法」とか「上手な人の打ち方の研究」みたいなことをやって自分なりにやってきたわけですが、大人のスクールでそれをやるにはマニアックで、ジュニアにそれを語るには理屈っぽすぎて話が長くなるような「勉強」だったと思います。

プレーヤーの憧れの存在たる「プロ選手」

彼らのような威力や精度は出なくとも、基本ショットは全て打てたり、対処ができる「上級者」

自分なりにボールは打てて、得意も苦手もはっきりある「中級者」

技術やゲームに不慣れな感じがする「初級者」

みたいな感じで区分があるかもしれませんが、一般テニス愛好家とは、どこからどこまでのことをいうんでしょうか?

プロ選手以外のすべてですよねぇ

こうやって上級とか中級とかって呼び名的な区分けをしたとしても、明確なラインがあるわけじゃない。

とくに、ジュニア選手たちはそこで頑張って「選手」になる憧れはあると思いますし、それが大人のスクールをメインに考えていた私にはどう接していいのか分からないんだろうなという不安があったと思います。

いまのスクールや、そういうイベントで知り合うジュニア達とは関わりあうようになってやっぱりみんなテニスが好きでやってるんだ、という共通項?みたいなものを理解できるように?なったような気がするんです。

知り合いのコーチ達でジュニアを専門にやっている人もいれば、県の強化委員を担当されていたりする人もいて、彼らの様にジュニアの世界を俯瞰で見るようなことはできませんが、目の前にテニスを楽しそうにやってきたり、試合に勝つために目を輝かせてくる子たちってそういう私が考えていただけでビビっていた壁のようなものは感じませんでした。

いつの間にか、自分なりの立ち位置というか、彼らとの接し方が出来てきたような気がします。

これって彼らに私を育ててもらったんですよね。負けないように日々勉強していきますが、今よりももっと上手く私との関わりが何らかの役に立てるようになればいいと思っています。

 

分かりやすくてすぐに使えそうな、長い話(笑)。

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:27 | コメントをどうぞ

錦織vsティエム

土曜日の朝は早くて、6:00には家を出てスクールに出勤なのですが、金曜の夜に外せない用事が。

21:30からの予定で、錦織圭 vs ドミニク・ティエムの試合が放映される。という用事が。

室内でハードコートで錦織の方に分がある、とは思っていましたが、ティエムは地元オーストリアで晴れの第一シードで、国民の期待も背負っているし、是が非でも優勝した痛い会なんだと思います。

錦織がジャパンオープンには特別な思い入れが、と言っていたのもそうですし、自分が生まれ育った国で頑張るのは自然な事でしょう。

結果としては、夜更かしして観て良かった。早く終わりましたから、影響が少なかった。

6-3・6-1の圧勝に近いスコア。ブレイクポイントすら握られない、という内容だったら、完璧だったと表現すべきでしょうが、ピンチっぽいピンチはありました。

しかし1stセットを5-0リードまで一気にいって、そのあとワンブレイクされながらも6-3で取り切り、2ndセットも4-0リードから今度は一気に6-1でブレイクを3つ勝ち取っての堂々たる勝ちっぷり。

戦略的にも最初っからティエムのペースに付き合わないようにする、というようなプレーが随所に見られました。なにしろネットによく出て、効率よくポイントを取っていたし、長いラリーでもつねにティエムよりも速いテンポでプレッシャーをかけているように見えました。

ティエムはペースがつかめずに自分らしいショットを満足に打たせてもらえずに試合が終わっちゃったような感じでした。

錦織がすばらしい超特急ぶりを見せて、ティエムを乗せようとする観客席すら静かにさせるほど強かった。

1セット目の5-3リードの場面で、錦織のサービスゲームは0-40の大ピンチ・・・という感じでしたが、サーブをワイドに入れてスライスを打たせ、サーブ&ボレーで一発で仕留めるところから反撃し、40-40に戻して咆哮をあげます。そのままキープしてセットを奪うことに成功したのですが、動じていないというか、やることがわかっているというか、すごい綱渡り的なところもあったと思いますが、まるで自分の方がぜんぜん格上だとでも言わんばかりのラッシュでした。

2セットはティエムが連続してポイントするのすら希に感じるほど錦織が力押しをしていて効果があり、やはり1セット目の終盤のシーンがカギになった感じのゲームでした。

ティエム側といえば、最初のゲームをブレイクされてリズムに乗れなかったことが一番の理由なんじゃないかな、と思います。すぐにブレイクバックでもできれば落ち着いたのかもしれませんが、6ゲーム目を奪うまで、ラリーが出来ることを確認して自分のショットが出せるかどうか、自分で確かめながらじっくり耐えているような時間がありました。

どこかで自分らしいゲームが取れて、キープだけでもリズムに乗れるようになれば・・・という所を錦織がぜったいに渡さない、という強固な攻めで勝ち切ったという試合でした。

私としてはティエムって評価の高いいい選手だと思っているので、今回の錦織の強さは本当にビビりました。まさに天才。勝つことに対して先天的なものがあるとしか思えません。

準決勝はククシュキンとです。リターンの調子さえよければ、昨夜以上の試合も期待できますが、戦略は同じではいかないと思います。

また、たのしみですね!

 

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:22 | コメントをどうぞ

年とって体力が

自慢じゃないけど・・・いや、けっこう自慢してきたことですけど、体力はある方だったんです。

中学に入ったくらいから毎日走り込みを自発的にやっていて、長距離ランナーでしたし、高校に入ってテニスには出会ったものの山登りがメインの趣味で、30キロとかのザックをしょって山に入っている事が、当時は自分をカッコいいとか思っていたと思います。

周りに部活で一緒に走ったり山に登ったりする仲間がいましたが、自分でも不思議なほどペースを維持する力があって、回りがばてたり疲れたと言ったりしている時でも自分はそんなに変わらずにいるので、体力があるんだなぁと思っていました。

冬山にも高校卒業くらいからチャレンジしていましたが、最初の10分くらいで体があったまってくると、マイナス20度とかでも汗ばんできます。そのくらいからペースが定まってきて、目標の時間をクリアしながらその日の目的地までいくし、その後の食事や設営などの作業もこなせるくらいの体力は常にありました。

 

テニスも大学に入ってコーチのアルバイトを始めたくらいから本格的に練習しているんですが、いちばん汗をかくのって、ラリーなんですよね。

 

ラリーも冬場で寒い寒いと言いながらでも、上手な先輩なんかと打ち合ってもらっている時には10分もやっていると背中の毛穴が開いてきてちょっとした痒みと共にそれを感じたりしていましたし、汗をかいて一枚、また一枚と脱いでいくっていうのも充実感と共に楽しみの中にあったと思います。

それが、ここ近年はラリーで汗をかきにくくなっていて、テニスの動作を毎日繰り返しているから体が慣れちゃったのか、加齢によって代謝が悪くなったのか?またはその両方とか?

インドアオムニのコートで、アルドールおゆみ野校にお世話になるようになった当初はイレギュラーバウンドなんかに全然対応できなかったのですが、すっかり慣れてしまっているのも、姿勢とかボールの待ち方を含めて「楽をするように」なった、という事なんでしょうか。

お客さんに汗をかいてもらいながら、自分は涼しい顔していられる、っていうのもまあ悪くはないんでしょうが、たぶんフットワークとかは半面だとかなりサボっているのかもしれませんね。スタンスや体をひねることを覚えて、近くのボールに細かく動かなくても併せ方が出来てきちゃった、みたいな便利な一面もあるけどシリアスにゲームする時にはあんまりよくないような要素を持っちゃっているのかもしれません。

 

更にあんまりよくない事なんですが、健康診断ってフリーになってから強制されないものでそんなに数年前に診てもらったときに「心臓がおおきくなってる」って言われたのが気になっています。

心肺機能は若いころに鍛えた影響でか、いわゆる「スポーツ心臓」だね、といわれて、心拍数も40過ぎくらいまでは37回とか、かなり少ない拍動だったらしいんです。

そういう人に見られる、という説明も受けたのでそんなに心配しないでいたんですが、ここのところ激しく動くようなシーンでは息切れが。。。

以前・・・若いころにはすぐに回復もしたし、むしろ追い込んだ身体はそういうヨロコビみたいなのを知っていて心地よかったりしたんですが、最近(ここ数年)は心拍数が上がり過ぎると苦しさを覚えます。

老眼といい、腰痛といい、こうやって年齢を感じるようになるんですね。。。

そんなんで最近は奥さんともよく言っているんですが、ちゃんと健康診断受けなきゃね。。。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:27 | コメントをどうぞ

タイミングの取り方

レッスン中だと、ちょっと言い方が乱暴かもしれないけど「タイミングは計るな」と言ってしまいます。

大概、ボール打ってる最中に「ちょっと躊躇する」ようなしぐさが見えると、そういう声をかける…かな

ちゃんと考えると、打点のタイミングを逸したらもうショットは上手くいかないので、タイミングを合わせられないと困っちゃうんですが。

私がそこでそうやって言うのは、タイミングを取るのが「打点」じゃなくて「動き」にしようとしている人に対してなのかなと思います。

「力を入れればラケットが速く動いて打点を合わせられる」みたいな感じのスイングの人か、

腕の動きがボールの動きとシンクロするようなタイミングの人…かな

バウンドって回転とかバウンドの入射角度とかによって変化しますし、それがプレーヤーの待っているタイミングと同じかどうか、というのは経験値の高さによっては曖昧なものでしかないと思います。

私の場合はスライスしか打てなかった時代にライジングでとらえるイメージが強くなりすぎちゃった感があって、たとえば試合の会場でサーフェスが合わないともう打点に合わせられない、なんていう暗黒の時代が長く続きました。

やっと、主戦場となるレッスンのコートがオムニコートという環境になって、はじめて「突っ込まないで懐を広げて待った方が」安定する、というかバウンドに対応出来る、という感じになってきたと思います。

で、それに慣れて来てからは、なるべく早く引き終わって、懐が広く空いているような状態=いつでもスイングを開始できるような状態を作るように心がけて来ていますし、同時に前に突っ込むような姿勢も注意して矯正してきました。猫背そのものはなおりませんが。

 

ネットの向こうからボールが飛んでくる、というのがまずプレッシャーになりますよね。

ボールを打ち返すなんて、自分にとっては呼吸するのも一緒…なんてプロ選手にでもなって吐いてみたいセリフかも知れませんが、何年やってもそんな風にはなりませんでした。

ミスしないように、とか、いい球をしっかり狙って、というのが動きを固くしますし、そのためにボールをよく見る。

ですが、そうすると足が止まります。

足が止まるのは、止まった方が注意深く見れるから。

で、足が動きをやめると、腕がボールに同調しようとします。もちろん、ボールが動いて(飛んで)やってくるのを、よく目で見るわけです。

でも、よく見るのは勿論いいんですが、バウンドってたいがい自分の目の前の1m~5mくらいの距離じゃないでしょうか。その後の反応で対応できる、と言っても相当動きを早くしないといけない。ようするに難しくなっちゃう、という事なんですね。

だけど経験上、バウンド前の軌道が、バウンド後のボールの動きを支配しているので、見ていれば傾向はつかめますね。だから、その時にある程度の許容範囲を持ったような形にテイクバックを終わらせておくといいわけです。

それって上腕が上がって腕を振り下ろせる状態、が最低条件だと思います。肘が体側についていると、結局軸ごと動かして不安定なスイングになりかねない。

 

 

その辺まで書いておくと、リズムをどこでとるといいのか、という矯正の事に考えが及ぶようになります。

タイミング、というか、「打球リズム」って足が担当だと思います。

試してみるとしたら、腕を大きく広げた感じがするくらいのテイクバックを、ボールを見た瞬間くらいにスパッと終えて、時間を余らせてスイングを始められるようにしてみる

それが上手く出来ないというか、よくわからなかったら、

逆に、足だけバタバタ動かしたままで、止まらないつもりでボールに合わせてスイングする。

これをやると、結局スイングする時に踏ん張りたくなって足を止めるべきタイミングがわかったりします。

腕の方は、当たったら飛んでいくであろうボールをイメージ通りにとらえる為だけに使うので、その他の体の部位(脚を動かして移動する、重心の移動をしてスイングを合わせる)が打点の位置を調整する役目をしてくれることになるので、むしろフォームは良くなるはず。

ボールをよく見て、タイミングを計って、が上手い人とそうでない人の間ですこし差があるってことなんでしょうね。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:48 | コメントをどうぞ

もしも私がフェデラーで

子供のような発想かも知れませんが、夕べ行われた、錦織圭vs Roger Federerの一戦をまえに、どんな戦いになるか、ワクワクしながら、そんなことを考えずにいられなくなりました。

「もしも私がフェデラーだったら、錦織圭に対してどんな戦い方をするだろうか?」

試合の予想をしながら風呂に浸かっていたわけなんですが、フェデラーの武器となる戦術と、最近の戦い方、それを錦織圭のテニスに当てはめてどう使っていくことになるか?基本となる戦略を私なりに考えたとしたら、という妄想あそびなんですが、逆に考えることもできる。

その戦略をある程度錦織側が想定していたとしたら、どんな風に受け止めて、勝てる試合に持って行くか、という事も考えられるなぁ、と思って湯船につかって目をつぶって考えていました。

 

フェデラーは、長いラリーをせずにどんどんポイントを取りたいはず。

例えばリターンや、相手のショットが予測できたときにゆとりをもって打てるシーンではズバッと一発放り込んで、体勢を崩すか、スペースを空けさえすればもうネットとっちまおう…かな、と考えました。

サーブはまず1stの確率が高くないとこちらがヤバくなるから、そこは注意深く、しかもプレッシャーをかけ続けられるように配球は散らしながら的を絞らせないように。それができればサービスゲームはキープし続けられるだろう。

錦織のセカンドサーブにはより多大なプレッシャーをかけていこう。もしミスヒットしてポイントを落とすことになっても、自分のサービスキープを続けている間は、攻める姿勢を見せつけて、錦織に「良い1stをいれなければならない」というプレッシャーを与えることと、セカンドサーブに挑戦していくうちに自分のフィーリングがつかめればそのまま攻め込んでネットに繋げよう。

ラリーはなるべく早いタイミングで錦織をワイドに走らせる。常に挑戦し続けて、たるむことのないようにしよう。

 

と考えて試合に臨む・・・かな、と思いました。

 

それに対して錦織側の考えは(・・・勝手な妄想ですよ)、フェデラーが強く遠いボールで攻めてくるだろうから、そこから強めのカウンターを合わせられないと、一気に持って行かれる。

もしできるなら、フェデラーの速い展開の前に自分から攻めていきたい。

でもたぶん、サーブはライン際だったり、リターンも相当攻めてくるところを考えたら、カウンター狙いをする方が現実的。

そこで、ポジションを下げるべきか、それとも手が届くならテンポアップして攻めたはずのフェデラーを下がらせるつもりで前にいるべきか。

弱気策で行っても、相手は生ける伝説のあの人なので、まずそれはないな。じゃあ前で。リターンもいつもよりも前で。

 

 

かくして、試合が始まりました。

私にはもうそういうイメージで試合を見るつもりになっている(自分の妄想が現実になればいいなと思ってる)ので、そういう目で見て楽しみました。

試合は6-3・7-6(5)でフェデラーが勝ちました。

フェデラーの調子は尋常じゃないレベルで高く、自身調子も良さそうでした。

そんななか、想定通りには上手くいかなかったと思っているんじゃないかと思います。(妄想通りのテニスだとしたらですけど)

錦織は予想以上にはるかにタフで、フェデラーのメンタルを脅かすところまで来ていました。もちろん、安全な試合なんてないでしょうから、想定外って程でもないのかもしれませんが、ショットの精度も高く、自分の思い描いたテニスができている割には錦織からポイントやゲームを奪えてはいないという印象を残したのではないでしょうか。

錦織の方は、惜しかったと言わざるを得ません。

特にセカンドセット、ブレイクのチャンスがありながら、ダウンザラインに放った一球でフェデラーを出し抜くことが出来た、と思ったらジャストアウトしていた、というのが3度ほどありました。それがフェデラーのサービスゲームで、アドバンテージ錦織の場面で一本あったりしたんですが、本当に惜しかった。

あのセカンドセット、7-5で、あるいはタイブレークの末にでも錦織が取っていたとしたら、もう私が思い描いたシナリオとは全く別の試合展開を考えなければならなかったかもしれません。基本戦略はフェデラーは攻めるって言ったらネットをとるまで、錦織はもう重要なポイントで勇気をもってネットに詰める、というより早いラリーをお互いが仕掛けながら進んだかもしれません。

というよりも、見ているこちらがハラハラドキドキワクワクウズウズしながら1ポイント1ポイントを追うのが必死でした。

今年のベストバウトに入ります。ウインブルドンのナダルvsティエムも激しかったけど、それくらい凄い試合でした。

 

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:10 | コメントをどうぞ

「打ち方」とは戦術のひとつ

テニスの技術にはボールを打つ行為に対して「打ち方」と「打ち返し方」とがあって、微妙にニュアンスがちがいます。

それと、ゲームを考えるうえで、「戦術」と「戦略」という考え方がありますが、これもわけて考えた方が良いと思います。ただし、考え方はもとになるものが一貫していないと役に立たないものですが。

で、テニスはとどのつまりゲームをすることを目的としたスポーツでして、私もそうだし皆さんもそうだと思いますが、「以下にボールをうまく打つか」という命題を抱えていると思います。

で、なぜうまく打てるようになりたいのか、と問われればやはり「そうしないとうまくゲームができないから」となると思います。ね、ここまでで一周議論が回った感じしますよね。

「打ち方」とは「自分なりの打ち方」でいいと思います。そこに多様性があってもなくても、自分の武器はそれでしかない。たとえばナダルもフェデラーもジョコビッチも、ストロークの球種は基本みんなトップスピンなんでしょうが、球質は違いますよね。それってそれぞれの「打ち方」の特徴が影響していると思います。

タイミングの速さや球速に重きを置いているようなフェデラーの打ち方もあるし、スピン量ではだれにも負けないナダルの打ち方も、いくら強く打ってもミスにならないジョコビッチの打ち方も、それぞれのテニスの仕方を象徴するようですらあります。

ちなみに「打ち返し方」は、いかに「相手のショットに合わせられるか」のほうに主題があると思います。重く跳ねるトップスピンを打ち返すときにやっておかなければならない準備と、相手がネットを取りに来たスライスに対応する打ち返し方とは、すこし形やタイミングを変えていかなければならないと思いますが、そういうことでいいと思います。

ステップのタイミングや、肩の入れ方、あるいはテイクバックの位置やめんの向きなどに対応する分の変化をまぜて、なおかつ自分なりの「打ち方」(というリズム)を崩されずに相手のコートに打ち返せれば、コントロールを失わずにラリーができようというもの。

 

その時に、自分の”武器”たる「ショット」はどう使えるか、というのが「戦術」になると思います。いつでもスピードをMAX、スピンもMAX、ライン際をギリギリ狙って会心のショットを決める!なんていう人はおそらく頭が悪いか、ネットの向こうの「相手」とは戦っていないんでしょう。

スピンを増やせばスピードは減ります。スイングのベクトルがスピードのほうに向かないからということと、体格や腕の長さ、重さも関連しますが、急にそういうサイズが上がることがない以上、力いっぱいスピンをかければスピードの成分はその分だけ失われ、スピードを求めればレベルスイングにならざるを得ず、飛距離や高さを使った攻撃はコントロールを損なわれていきます。

ちなみに「他人」にかぎっていえば、あなたよりもスピードもスピンの量もすごいレベルの球を打てる人がいる可能性は十分にあります。体格に勝らなくても技術的な面や関節の可動域や使い方などをうまくすればショットの質を上げることはある程度(期待以上の場合もある)可能だと思います。

限られたコートの広さをうまく使って相手を揺さぶったり、オープンスペースを作り出したりするのに戦い方があって、ラリーを続けながら追い込んでいく必要があります。

一本の会心のショットで1ポイントを奪ったとしても、それを続けていって1セット取れることはまずありません。相手がその戦い方に慣れて、対応するからです。だから今日、あなたのフォアハンドのクロスが絶好調だからと言ってそれだけを狙って打ったとしても必ずエースを奪って決まる、という意味ではないと思います。

ミスをしない程度にしっかり攻める、という「程度」とはどこを指すのか?そういう疑問が常に自分のテニスについて回ります。

こういう文章でいえることは、「できることまでしかできない」ということなんですが、それが問題なんですよね。思い切った決断をするよりも弱気な選択をしてしまうこともあるでしょうし、強気すぎてミスをしてしまうこともあったかと思います。

試合では何をやっても1ポイントずつしか動きませんから、失敗も込みで考え、このセット、あるいはこの試合を勝ち切るために必要な「使える武器」だけを集めておく、というような感じなんでしょうか。

 

 

 

そうすると、自分なりの「打ち方」がどれくらいの精度でどれほど信用があるか、ということを常に練習で計っておく必要があるかと思います。

上手でない、と思っている人は、練習する意味を「上達するため」に感じていると思いますが、十分にボールコントロールができて、自分なりのショットとは何かをイメージできる人は練習を「感覚の確認」に使っているものです。

常に使っているものなら、いつでも取り出せて整備も済んでいるような武器だと思います。常に選択しているショットなら、緊張しているときでも体が先に動くようにいつもの精度でショットを底に運んでくれますから、ラリーのペースを作るまでは相手の出方に注意しながら深く考えずに自分のショットでペースや感覚をつかんでいくべき。

相手のショットが打ち返しにくい、と思っているなら長いラリーをしても自分のペースになる前に相手にやられてしまうかもしれませんし、相手が思い切り打ってくるようでもなんとなく打ち返せる気がするときは相手のことは怖いと感じないはず。

コートの内側に踏み込んでいけるときは攻撃のチャンスになるだろうし、それを相手が打ったショットから判断できるときは、よく相手が見えています。

攻撃しなきゃ、と思って打って中に入ったらスピードのない中ロブに下がらされたりすると、そこで一気にリズムを失うこともあります。

そのショットを使うことで相手の返球リズムが生まれるわけですから、スピードがある人は速いテンポで、高いバウンドのスピンを使う人は相手がぐっと下がってペースが遅いラリーをするかもしれません。そのショットはどちらも相手が攻撃をうまくできないようにしていて、浅くでもなれば自分からコートの内側に入っていける、ということを想定したショットのはず。

打ち方をきれいにするために相手のリズムに巻き込まれる人もいれば、打ち方はバラバラに見えるような対応でも実はリズムが整っていたりすることもあります。

 

自分の放ったショットは、単に「次のショットへの布石」にすぎない場合のほうが多いかもしれません。

自分のリズムを守るために、相手のショットから見て自分のショットをどう使うか?自分なりの打ち方しか参考にならないはずだし、その次のショットへのイメージができるなら最低でも負けにくい感じになると思います。その次が攻撃を自信もってできるようなら決めて勝つこともできるんでしょう。

打ち返し方を考えるときに自分の打ち方で考えるし、打ち返した後のことは相手のイメージをしっかり持てるようにすること。

初めて会う人との試合だと、まず自分のポイントをしっかりとりながら相手に対応していく主題が決まって、それが固まってくるところで「戦略」がきまります。

カテゴリー: 打ち方オタク, 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:58 | コメントをどうぞ

錦織が強すぎて

昨日の金曜日は終日雨で自宅におりまして、そのおかげ?で楽天ジャパンオープンのテレビ観戦を最初っから最後まで。

準々決勝を4試合、こんなに一日中かぶりつきでみる事はなかったなぁ・・・WOWOWのおかげです、っていうか今年加入させてくれた奥さんには頭が上がりません(笑)。

シャポバロフの見事な逆転劇、さらにメドベージェフのゲームのうまさを堪能してこの日はデイセッションを終了し、お客さんを入れ替えてナイトセッションへ。

シャポバロフは粗かったところをラッキーもあって流れを引き寄せ、セカンドセットのタイブレークを制して勢いに乗りました。互いに集中力を切らさないグレートゲームでした。

メドベージェフが勝った試合は、ラオニッチって確かにこんな試合運び…だったような気がするけど以前に輪をかけて動きがのっそりしてます。タイミングの合うワンパンチ冴えは入ればスイッチが入って攻めに出る、というスタイルですが、メドベージェフのサーブに合わないんだかあんまり速いやつには手を出さないんだかで、互いにサービスゲームをテンポよくキープしていく形。だけどまあしっかりリターンから勝負を仕掛けていった形をずっとやり続けたメドベージェフの勝利、という感じでした。

空いた時間(デイ→ナイトの間)は錦織の2回戦、ペールとの試合を振り返り、第2セットだけ見て午後6時に。いよいよ始まります。

これを長く書いてもしょうがないんですけど、長記とかいてナガキとよむ、みたいな私の性格上、なんか書きたくなっちゃうんですよね。でも凄い試合だったから短くまとめちゃお。

錦織が終始圧倒した、そんな試合でした。最初のゲームはチチパスのサービスで始まったのですが、リターンをミスして取られたポイントはさておき、リターンの入ったポイントはいきなり全開で打っている印象でした。テンポが速く、しっかりコーナーへ追い込んでいくのは、火曜日にチチパスを生で見ていた私の想像よりもレベルが高い感じがしました。緊張もあるし、相手のショットに慣れていく、というのも最初のゲームはあるかと思いますが、錦織はサーブがそんなに早くないので、相手のリターンが良ければ先に手を出してくるのを許すようだときつくなるかな、と思っていたんです。

 

それが、最初のポイントからワイドにサービスエースで、1ポイントだけ許しましたがさくっとキープ。その辺からもう錦織劇場というか、錦織エクスプレスがスタートしていたんでしょう。

2012年だったか?錦織はまだそれほどランキングが高くなっていない時期に、10月のバーゼルの大会で準決勝に勝ち上がり、そこでジョコビッチとの初対戦に勝ちます。

「うおーう!錦織どうした!?そんなに強いの?」とフェレールを倒したりするのは見ていましたがジョコビッチに勝つとは、なんて思っていた私の衝撃は今でも忘れません。

そして決勝戦がフェデラーとの初対戦だったわけなんですが、これが圧倒されて負けるわけです。

フェデラーの展開の速さに、錦織が何かをしようとする前にディフェンスに回らされてアップアップする、そんな内容に終始した試合でした。スコアは2-6・1-6とかそんな感じだったような。

いま目の前で見ている錦織対チチパスも、そんな内容に見えました。チチパスが必死に食い下がろうにも追いつけない、そんなテニスでした。スコアは6-3・6-3でワンブレイク差での両セットでしたが、チチパスのサービスゲームには重厚なプレッシャーがかかっていました。

私がそのレベルに上がってきたヤングジェネレーションの選手だったとして、このブログを書いてるみたいな脳みそで試合してたとしたら、もう錦織が怖くて仕方ないんじゃないかと思います。

自分のコートがすごく広く感じるような、そして錦織選手が打ってくる球が追い付かせないぞ、っていう怒気をはらんだショットに見えるというか。。。なにしろものすごかった。

さあ、次はガスケです。ガスケは後ろに下がってプレーを創る、錦織が攻撃を無効化されるかのようなテニスをする、苦手なタイプ。しぶとく広く守りつつ、打ってくるショットが多彩で、隙を見せるとバックハンドで一閃されます。

昨今はネットにつくのに全く躊躇がないようですから、勝機は十分にあります。自分のリズムに持ち込んだ方がぐっと有利になる試合だと思いますが、常に前に踏み込んで早く攻めてくる錦織、後ろからリズムを作ってくるガスケの、どちらが相手に強いプレッシャーをかけ続けられるか、今日がすごく楽しみです。

カテゴリー: プロ選手オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:14 | コメントをどうぞ