かなり辛口の内容になっています。
よく生徒さんから
「コーチ、出来たら上のクラスに行きたいんだけど…だって自分よりも上手い人と練習した方が絶対に上達するでしょ(笑)?」
と志願されます。
ここだけ聞くととても向上心があって良いように聞こえますが、意地の悪い自分は
「でも、あなたが入ると周りの人からすれば『へたな人』と練習する事になりますよ、歓迎されないかもね(笑)」って答えます。(嫌な奴でしょ?)
確かに自分より格上と練習をするといろんな刺激を受けます。
少し整理をすると
1技術を盗める
2どうしたら倒せるかを模索出来る。
3意識の高さを肌で感じることが出来る。
4やたら集中出来る。
こんな感じでしょうか。
では格下との練習からは得る物はないのでしょうか?
いやむしろ格下からしか得れないものも沢山あります。
これも整理してみると
1失点を完璧に無くす。
2相手の戦力を封じる。
3自分の戦略を完成させる。
こんな感じでしょうか。
自分のテニスを確立するには格下は絶好の練習相手で、上記の項目に集中して訓練することが出来ます。
自力を蓄えるには絶好の練習環境と言えると思います。
自分は今までの経験から 練習内容や練習相手を選んでいるうちは本当の意味で上達はしない。と思っています。
実際に試合でも「こんな相手に負けちゃったの?」ってことがよくあります。
いろんなスポーツで「本当の闘いは自分との闘いであり最大の敵は自分自身である」と言われますがテニスももちろん例外ではないですね。
たぶん誰でも
「練習は出来るだけ上手な人とやりたい!でも試合は出来るだけヘタクソとやりたい…」
これが本音でしょうね。
でも強い相手と練習して上手くなった気分に浸っているだけではステップアップは出来ませんよ(笑)
かなり厳しい事を言ってると思いますが「痛いとこをつかれたなあ」と思っているあなた、テニスを真剣に競技としてとらえ、選手としての自覚があるのならば頑張って取り組んでみましょう。
きっと大きな変化があると思いますよ、応援しています。
【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】