今日の茨木、春の嵐。
なので・・・
竹島コーチにインタビューしちゃいます
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むとう:土曜のAB女、すごい賑わってますねー
たけしま:ほんと、賑わってるよね!今まで平日だけだった主婦の方もたくさん来て下さってうれしいです。
むとう:どんなことやってるんですか?
たけしま:4月のテーマは「粘り・確率のテニス」なの。私の大好きなテーマで、みんなはちょっと引いてるけど…(笑)
むとう:粘りってつなぐことですか?
たけしま:つなぐこともあるけど、それよりは「ノーミス!凡ミスをしない」っていうことね。ダブルスで必要なフォアの順クロス、バックの順クロスのラリーがひたすらできること。基本フォームを直すっていうことも大事だけど、それよりは今生徒さんそれぞれが持っている技術をめいっぱい使ってノーミスをめざすってことね。
むとう:仕掛けをあせらないってことですか?
たけしま:仕掛けたり崩したりしてもいいんだけど、そこで自分からミスをしないというのが大前提かな。順クロスのラリーが続いてくると「このまま続けていていいのかな」って不安になって、ストレートに打ってしまう場面ってけっこうあるのよね。
むとう:そのための練習メニューってひたすら順クロスラリーですか?
たけしま:ラリーがやっぱり多くはなるよね。でも、どんな練習メニューでもそうなんだけど、出だしが肝心で、練習の最初にミスが出るとミスが伝染してリズムが作れないってことになるので最初が大事ね。
むとう:あるある!「ミスの伝染」!ありますよねっ!!…でも、どうしてもミスって出るものだと思うんですけど・・・
たけしま:そういう時は「気分転換」ね!!
むとう:気分転換?
たけしま:うん、うまくいかない時は誰でもあるけど、そういうときにいかに気分転換できるか、つまり「切り替え」できるかだよね。これは試合でも同じことが言えるよね。
むとう:気分を切り替えるコツってなんでしょう?
たけしま:「どのぐらい自分がアイテムを持っているか」っていうことね。たとえば、うまくいっていないのに同じ陣形を取り続けたり同じところに打って決められ続ける。これはよくないパターンだと思うのね。自分の持っている引き出し、アイテムが多ければ、そこでちょっとロブを入れてみるとか、苦手だけれど2人で前に出てみるとか、タッチショットで相手を動かしてみるとかできるじゃない?
むとう:実は皆さん、いろいろアイテムを持っているのに使っていないと。
たけしま:そうそう。料理と一緒だよね。フライパン1つですべての料理をすることもできるけど、「あっ、これを使ったらこんなにラクにできるわ」とか「あ、棚の奥の方にしまったままだったけど、ちょうどいいお鍋があったじゃない!」とかね。テニスも同じで自分の持っているものをどこで出すか、それがわかってくると女ダブもよくなっていくよね。
むとう:なるほどわかりやすい例えですねっ!お料理上手の皆さんですから、テニスでもその能力を活かしていただけるといいですよね。
たけしま:洗濯機を回しながら脱水までじーっと眺めている人はいないじゃない?その間にあれもできる、これもできるって、皆さんとても効率よく家事をされてると思うのね。それがテニスでも発揮できるといいよね!
むとう:次の手、さらにその次の手を考えつつボールが配球できる能力は皆さん日頃から鍛えられているはずですもんね!
たけしま:あとね、女ダブってどうしてもシングルスコートの安全スペースでプレイしてしまうのよねー……。ダブルスだからアレーも使っていいのよ、って言いたいな。
むとう:たぶん皆さん、厳しいところを狙ってアウトするのが怖いんですよね。
たけしま:そうねー。でも、ラインぎりぎりとか、そこまで厳しいところじゃなくていいの。シングルスだったらちょっとアウト、っていうぐらいのところを使えるようになればじゅうぶん。そこが使えるとぐんと幅が広がるわね!
むとう:最後に、土曜日のAB女クラスに限らず、竹島コーチがレッスンで一番大事にしてることを教えて下さい。ざっくりな質問ですみません。
たけしま:それはやっぱり「楽しく」ってことね。私が一番楽しいかも(笑)。皆さん、また遊びに来てくださいね!
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雨でレッスン中止になってしまったので、今日はオフコートでの竹島コーチのスペシャルブログレッスンをお届けしました
では皆さん、またコートでお待ちしております。
春の嵐にお気をつけてくださいねー!!
~これを読んだ方は次回チケット1枚お願いします(笑) byフロント後藤より~
●茨木テニスクラブ●