「ボールいきます」

こんにちは、楢木です。

5枚も重ね着をしていたのが、日ごとにその枚数も減ってもうすっかり春です(笑)

花粉症の方は手放しで喜べないでしょうが、自分とは無縁なのでちょっと申し訳ない気もします。

 

 

さて、今日はテニスのマナーについてお話しようと思います。

といってもそんなに難しいことではありません、知っておいたほうがよりゲームを楽しめることばかりですので気楽にお読みください。

 

その1《ボールを渡す》

*相手にボールを渡す時、2種類の方法があります。

「手で投げて渡す」

丁寧に上からワンバウンドで投げましょう。何となく下から投げたほうが優しいイメージがありますが、テニス界では上からが通例となっています。(ウィンブルドンなどのボールパーソンを思い出してください)

「ラケットで渡す」

相手が遠い場合、ラケットで打って渡すのはOKです。届くところまで必死に走ってきて投げて渡している方がいますが、丁寧に打てば問題ありません。

*渡すときには声をかけましょう。

「ボールいきます」と声をかけて相手が気づいていることを確認してから渡しましょう。

*遠い人から先に

「通常ボールを2個使用してゲームを行います。サーバーからみて距離の遠い方から先にボールを渡しましょう。近い人はサーバーが確実にボールを受け取るのを確認してからボールを渡しましょう。」

とまあこんな感じです。「ボールいきます」が世界共通かどうかは知りません(笑)

その2《移動》

*プレー中は「Be quiet! Don’t move!」です。

プロの試合を観ていても観客席で人が移動をしていたり、話し声が聞こえると試合が中断します。

移動などで他のコートの付近を通らなければならない時は、プレーが止まるまで静かに気にならない所で待ちましょう。

その3《コートへの進入》

*ボールが入ってしまった。

むやみにコートに入ってはいけません。

ボールの対処に関してはプレーヤーに任せましょう。

プレーが途切れたら「すみません、とか、ありがとう」と声を掛けてボールを拾います。

*他のコートからボールが入った。

気づいた瞬間に「レット(タイム)」をコールしましょう。(ラリーが続いてしまったら言えませんので注意してください)

この場合、当事者であれば誰がコールしても構いません。

そのポイントはやり直しです、もちろんファーストサービスから行ってください。

その4《握手》

*ゲーム終了後は必ず握手をしましょう。

味方、相手かかわらず全てのプレーヤーの健闘を称えて握手を交わしましょう。

握手には、「ありがとう、またお願いします」といった感謝の気持ちも込められています。

パートナーと交わす「ハイタッチ」とはやや違う気がします。

また握手の際に出来れば、帽子、手袋、フェイスマスクといったものはとりましょう。

錦織選手などトップ選手も必ず握手をする時には、帽子やハチマキはとっています。

 

 

 

どうですか?ほとんど方が知っているレベルのマナーです。

もし「ええ、知らなかった…」って方、これを機に覚えておきましょう。

お友達で知らない方がいたら是非教えてあげてくださいね。

ならき あきお

《名古屋テニススクール テニスクラブ》


カテゴリー: 未分類 | 投稿者茨木コーチングスタッフ 13:53 | コメントをどうぞ