お宝発見
バドミントンのラケットではありませんよ、ウッドのテニスラケットです。
懐かしいと言う方はかなりのテニス歴の方ですね。
フタバヤのウィニングショット。
今では見なくなったウェイトの表示
ミディアム 41/2(グリップ4)です。
量ってみたら385gありました。
「重っ!」って思ったかもしれませんが、これでもまだミディアムです、この上はヘビーで400gくらいはあったと思います。
昔は同じラケットでも重さが色々あって、ヘビー、ミディアム、ライトと分かれていました。(男子がライトを使うとからかわれました)
全体の重量だけでなくバランスも1本1本違います。
トップヘビーだったりトップライトだったり。
人差し指にラケットを乗せてバランスをはかったりしました。
ラケット全体には塗料をせず、必ず木目が見えるデザインになっていました。
木目を確認するためです。
途中に節があったりすると打感に影響があったり、折れやすくなる為できるだけ良い状態のラケットを選ぶために欠かせないポイントでした。
テニスショップには沢山の在庫がつるしてあり、その中から重さやバランス、木目を慎重に慎重に選んで1本決めます。
それでも反ったり折れたりはしょっちゅうでしたね(笑)
貴重で高価なラケットはそうそう買えません、ラケットが反らないようにプレス機にはめて大切に保管したりしていました(笑)
プレス機をはめたまま素振りをさせられるアホな練習もあったりしました。
自分が始めて買ったラケットはフタバヤのゴールデンショット
これは名品です。(たしか4800円ぐらい)
その後、カワサキのオールマンが出てきて、みんな使っていました。
ガットの下のほうに横一列に巻いてあるのが飾りガット、懐かしくないですか?
指で触ってツルツルしてる方がスムース、カタカタする方がラフ。
今ではその言葉だけが残って飾りガットは無くなりました。
なんだか話し出したら止まらなくなりました(笑)
貴方が初めて買ったラケットは何でした?
ならき あきお
《名古屋テニススクール テニスクラブ》