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まぁまぁ、焦りなさんな。

ミスターTです。

わたくしは焦りという言葉にあまり良い印象を持っていません。

自分は物事は結果が第一というような考えなのですが、何故そういう結果になったのかというプロセスを軽視する傾向が強く出ていると周りの人から言われるようになってきました。

自分が結果第一主義になったきっかけは大学時代の就活で、その頃は例えベストを尽くしても結果が伴わなければ無駄だと考えていました。しかし、結果は芳しくなく、大学卒業時にどこの企業からも採用されないという屈辱を味わいました。当時、自分が就活していた頃はリーマンショックがらみの不景気で仕事が選べない時代だったとはいえ、この頃はかなり焦っていたと思います。

何故今就活の頃の話をしていたかというと、物事を進めるにあたって焦りは禁物であると最近ふと思うようになってきたからです。

これは毎週わたくしの家に来る看護師さんがおっしゃっていたのですが、結果ばかり見てプロセスを疎かにしていると問題の本質を見れなくなる。結果も大事だがそこに至るまでのプロセスを見れるようになるといいとの事でした。それを知ったことで、自分は就活の頃何を考えていたのかと思いました。

就活の頃は、正直者が馬鹿を見るような就活は嫌だから嘘でもハッタリでも良いから採用される為に本心を封印することを心がけていました。それが結果として採用に至らなかったわけですから、今から考えれば何をやっているのかと思いました。就活も最後の方はかなり焦っていて、俗に言うブラック企業にも手を出しそうになりました。それくらい採用に至らないことはわたくしにとって恥ずべきことだったのです。

まぁ、当時の自分は採用される事が就活の目的であり目標と考えていたので、どこからも採用されずに終わった就活は地獄そのものでした。でも今から考えれば採用されても1年持てば良いくらい自分の就活後の人生に対する考えが浅はかだったのかと考えていました。

今から思えば就活は今までの人生の中でも屈辱感にまみれた時期でした。今仕事に就いているとはいえど未だ自分で自分を褒める事ができないのは、きっといつどこで路頭に迷うのかわからないのだから常に危機感を持てと考えているからかもしれません。でも、こうも思うのです。自分で自分を追い詰める癖がなくなればこの世も生きづらくないのに…と。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの雑談中 | 投稿者ミスターT 20:10 | コメントは受け付けていません。