今週、フランスはパリで開催しているBNPパリバ・マスターズの準々決勝でロジャー・フェデラーにフルセットで敗れたファン・マルティン・デル=ポトロが、とんだ災難に合ってしまったの。
彼は来週イギリスはロンドンで行われる男子ツアー最終戦のバーグレイズATPワールド・ツアー・ファイナルズへ向かおうと、パリからロンドンへ移動中の駅で、ファンにサインを求められてサインをしている間にバッグを盗まれちゃったんだって!
「電車に乗るために駅にいた時にサインを求められたんだ。サインをするために振り返ってサインをしていたら、ほんの20秒くらいでまた振り返ると、既にバッグは盗まれていたんだ。」
って、デル=ポトロはほんのちょっと目を離したすきに自身のバッグが盗まれてしまった時の事を語ってました。
そのバッグの中にはパスポートや現金、その他の貴重品も入っていたみたいで、特にデル=ポトロが悲しんでいるのは、今年のローマ大会期間中にローマ法王からもらった数珠がそこに入っていたんだって。その数珠は、デル=ポトロは何処へ行くにも持ち歩いていたほど、大切にしていた物だったんだって。
「ロザリオ(数珠)を盗まれた事が一番ショックなんだ。」って、本人も語るほど大切にしていた物だったみたいね。
デル=ポトロは、そんな災難に合いながらも無事にロンドン入りが出来たらしく、月曜日から始まる最終戦にしっかり出場できる事になりました。
世界中を転戦している選手だから、その旅の途中では色んなハプニングも付き物よね!でも、こんな災難は二度と遭遇したくはないわね。