今週発表の最新の世界ランクで、14位から11位へと自己最高位を更新したのがシモナ・ハレプ、22歳。
ハレプは今季、世界ランク47位からスタートしたんだけど、5月のローマでのプレミア大会では予選を勝ち上がりベスト4入り。その頃から徐々に成績を上げ始めて、
全仏オープン直後に今季から開催されたドイツはニュルンベルクの大会でツアー初優勝。
クレーで行われたその大会で優勝した翌週には、オランダのシュヘルトヘンボッシュでの芝の大会で何と2度目の優勝を果たしてランキングを一気に32位へと上昇!
ウィンブルドンが終わって、ハンガリーのブダペスト大会で3回目の優勝。それだけじゃなくて、8月にはアメリカのニューヘイブンでも、そして10月のロシアはモスクワでも優勝と、今季だけで初優勝を含む5回の優勝を飾って先週行われた第2の最終戦へ乗り込んでいたの。
そして先週も、予選ラウンドロビン全てで勝利。準決勝ではアナ・イバノビッチを、決勝ではサマンサ・ストザーを下して、今シーズン6度目の優勝を飾ってしまったの!
今季6回もの優勝を飾ったのは、キャリア・ベストとなる11回の優勝を果たしたセリーナ・ウィリアムズに次ぐ、今季女子ツアーで2番目に多い優勝回数なのよね。
先週の行われたWTAトーナメント・オブ・チャンピオンズは、ブルガリアはソフィアで行われたんだけど、ハレプの祖国はブルガリアに隣接しているルーマニア。だから会場にはハレプへの応援もかなり多かったみたいなの。
「この大会へ、私の応援に駆け付けてくれた全てのファンの方々にお礼を言いたい。お陰でこうして優勝する事が出来ました。」ってハレプは、詰め掛けたファンへ感謝の言葉を送っていました。
トップ10目前のハレプ。来年は守らなきゃならないポイントが多いけど、更にポイントを重ねてトップ10入りできるかしらね?
元世界ランク1位で今季を10位で終えたカロリーン・ウォズニアキだけど、今年の夏までマリア・シャラポワのコーチをしていたトーマス・ホグステッド氏を新しいコーチとして雇い入れたんだって。
右肩の怪我から長い間スランプに陥っていたシャラポワを、再び世界ランク1位にまで戻した実績のあるホグステッド氏とウォズニアキは、伝えられた所によると、ウォズニアキをまた世界の頂点に返り咲かせる事とグランドスラムでの優勝を目標にタッグを組むんだって。
「自分のテニスを更に向上させて、これまでにないくらい激しい練習を積もうと思っているの。そしてその全てが上手く行ったら、グランドスラムでの優勝だって夢じゃないって感じているわ。」ってウォズニアキは自身の思いを語っていたわ。
ホグステッド氏は、今年のウィンブルドン直後にシャラポワとのコーチとしての関係に終止符を打っていてたの。かつてはリー・ナにもコーチに付いたことがある有名なコーチ。
今季限りで実のお父さんはコーチではなく、単なるお父さんに戻るのね。ウォズニアキはまたブレーク出来るかしらね?