現在イギリスはロンドンの02アリーナで行われている男子ツアー最終戦のバークレイズATPワールドツアー・ファイナルズの会場で、現地水曜日にロジャー・フェデラーが3つのATPツアーの賞を受賞した事で、表彰を受けたの。
現役の選手達から選ばれる『ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ賞』と、ファンから選ばれる『ファンズ・フェイバリット賞』、そして彼のオフコートでのチャリティなどの功績から『アーサー・アッシュ・ヒューマニタリアン・オブ・ザ・イヤー賞』の3つがフェデラーに贈られたの。
『ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ賞』はこれが9回目の受賞で、『ファンズ・フェイバリット賞』は、実に9年連続での受賞となったフェデラー。
『アーサー・アッシュ・ヒューマニタリアン・オブ・ザ・イヤー賞』は、2006年に次いで2度目の受賞となりました。
「ステファン・エドバーグは子供の頃からのヒーローだったから、この賞をもらえる事は特別な思い。自分がしたいと思った事は、ただATPツアーで戦いたいと言う事。だからエドバーグも戦っていたこのATPツアーを同じように戦っている事は素晴らしい事だし、自分の彼のように、テニス選手を目指す子供達のお手本になれるようにしたい。」とエドバーグの名前の入った賞への思いを語ってました。
そしてファンから9年も連続でお気に入りの選手に選ばれた事には「正直ちょっともらい過ぎかな。現役生活が長いからそれも要因かも知れない。世界中のスタジアムに訪れてくれているファンには感謝の気持ちで一杯。ファンのお陰で頑張れるし、感謝の言葉以外にない。」と、ファンへの思いを語ってました。
そして自身のオフコートでの活動については「色々な意味で、とても個人的な事。アーサー・アッシュやアンドレ・アガシが行っていた事が、自分へ大きく影響したんだ。自分が基金を立ち上げてから10年が経つ。2回目となるこの賞の受賞は、とても光栄な事だと感じている。」と、基金立ち上げの思いも語っていたわ。
今季は最悪のシーズンと言われて、トップ3落ち、そしてトップ5落ちも経験したフェデラー。そんなシーズンながらも、選手やファンから投票されるのは、人望が厚い証拠ね。
毎週恒例の先週のツアー下部大会での日本人選手の動向で~~~っす。
女子では、オーストラリアの5万ドルのサーキットでは、小関みちか選手が2回戦敗退でした。ベスト8に第5シードの石津幸恵選手が入りました。カナダの5万ドルでは美濃越舞選手が1回戦敗退でした。台湾の5万ドルでは高雄恵利加選手、予選を勝ち上がった高畑琴美選手、山外涼月選手が1回戦で、第1シードの奈良くるみ選手、江口実沙選手が2佳回戦敗退でした。田中真梨選手がベスト8でした。
アメリカの5万ドルでは、オサカ・ナオミ選手、予選を勝ち上がったオサカ・マリ選手が2回戦敗退でした。韓国の2万5千ドルには、第1シードの穂積絵莉選手、第2シードの波形純理選手、大前綾子選手、加藤ミユ選手、藤原理華選手が1回戦で、第3シードの青山修子選手、秋田史帆選手、宮村美紀選手が2回戦で敗退でした。第7シードの日比野奈緒選手がベスト8でした。ダブルスでは、第1シードの宮村&大前ペアーがベスト4でした。
今週はタイの1万5千ドルのサーキットに予選を勝ち上がって木下ミサ、奥野彩加選手が、イギリスの1万ドルに宮崎百合子選手が、トルコの1万ドルには川崎好美、華谷和生選手が出場してます。
男子では、韓国の5万ドルのチャレンジャー大会では、関口周一選手、予選を勝ち上がった松井俊英選手、井藤祐一選手が1回戦で、近藤大生選手、ダニエル太郎選手が2回戦敗退でした。第4シードの添田豪選手、第8シードの守屋宏紀選手がベスト8、第6シードの杉田祐一選手がベスト4でした。
オーストラリアの5万ドルでは、竹内研人選手は1回戦敗退でした。第4シードの伊藤竜馬選手、予選を勝ち上がった佐藤文平選手がベスト8でした。
メキシコの1万ドルのフューチャーズ大会には内田海智選手が1回戦敗退でした。
今週は韓国の3万5千ドルのチャレンジャー大会にダニエル太郎選手が出場してます。
アメリカの1万ドルのフュチャーズ大会には中川直樹選手が出場してます。