現在イギリスはロンドンで行われている男子ツアー最終戦のバークレイズATPワールドツアー・ファイナルズに第1シードで出場中のラファエル・ナダルだけど、現地木曜日の朝、朝食用にパンをカットしていたら、誤って指を切ってしまったんだって。
本来右利きであるナダルは、パンをスライスしようとナイフを持つと、もちろん右手で持つの。それでパンを押さえていた左手の指を少し切ってしまったんだとか。
そう、左手と言えばナダルが普段テニスをプレーする時にラケットを握る方の手なのよね。
その日の練習に1時間遅れで登場したナダルは、指を切ったすぐ後にドクターに治療をしてもらって、それから練習の準備をして(もちろん、朝食を済ませて) から練習コートへ向かったんだと思われます。
そして練習をスタートさせて無事に終えたようで、それほど試合への支障はないと伝えられました。
その最終戦ではすでに準決勝進出を決めているナダルだけど、予選ラウンドロビンではもう1つつ試合が残されているわ。
現地金曜日のナイトマッチで、トマス・ベルディフと対戦するナダル。もちろんキャンセルなどせず、しっかり試合に登場してくれてベルディフを6-4,1-6,6-3のフルセットで撃破。試合にはそれほど影響はなかったようね。
でも、その後に行われる決勝トーナメントがちょっと心配ね。
この最終戦ではまだ優勝経験がないナダル。念願のタイトル獲得にこの怪我が影響しなければ良いけど・・・。